長野 VOL.36

日帰り

蓼科山（八ヶ岳）

2024.11.09（土）

パーティ： 1人 (たかじゅんさん )

たかじゅんさん

行程・コース

天候

快晴、軟風

登山口へのアクセス

マイカー
その他：中央道の「諏訪南ＩＣ」を出て、県道９０号線を左の「白樺湖」方面に向かい「御射山」交差点を左折して県道１７号線を北上します。「山寺上」交差点を右折して国道１５２号線から県道１９２号線を東に向かいます。「蓼科湖」を過ぎて山に入り「北八ヶ岳ロープウェイ入口」を過ぎて再び登って行くと右手に約５０台駐車可能な未舗装の無料の「すすらん峠園地」駐車場があります。チップ制のバイオトイレがあります。「諏訪南ＩＣ」から約２７ｋｍ・５０分です。

この登山記録の行程

すずらん峠園地駐車場(06:20)・・・標高約2,110m(07:25)・・・幸徳平(07:40）・・・森林限界(08:25)・・・「蓼科山」山頂(08:40)[山頂周遊 40分]・・・蓼科荘(09:45)・・・赤谷分岐(09:55)・・・「前掛山」山頂(10:00)・・・赤谷分岐(10:05)・・・佐久市最高地点(10:15)・・・大河原峠(11:00)・・・「双子山」山頂(11:35)・・・双子池ヒュッテ(12:05)・・・双子池（雌池）(12:15)[昼食 10分]・・・亀甲池(12:55)・・・天祥寺原(13:15)・・・竜源橋登山口(14:30)・・・すずらん峠園地駐車場(14:50)

コース

総距離: 約16.5km

累積標高差: 上り約1,296m; 下り約1,296m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

「蓼科山」は人生３度目のアタックです。前回は５年半前の雪山でした。その時は雪が深く
股下ラッセルだったので途中で戻り「蓼科山荘」から南に下りました。でも雪が深くて岩を
隠していたので、危険ではなく、登山自体は楽でした。
今年は全国で紅葉が遅れていますが、八ヶ岳は針葉樹の「シラビソ」の極相の山なので
紅葉は期待していませんでしたが、行く道中や麓での紅葉が見れたらと思って登りました。
すずらん峠園地駐車場から数分の「蓼科山登山口」バス停から入山して笹原の登山道で
緩く高度を上げて行きますが、登山道は霜柱で白い状態です。徐々に高度を上げながら
スタートから約３０分で岩場の急登が始まります。「蓼科山」は山頂まで累々とした岩の山
なので、最後まで岩の急勾配を登り続けます。足元を絶えず確認しながら岩を乗り越えて
登りますが、見上げても岩だらけです。中間地点の「幸徳平」で平地となり、息を整えます。
「幸徳平」の先で左に入ると崩壊した斜面に出て景色を眺めることができます。再び岩の
急登を登り続けると、樹林帯を抜けて、山頂直下の岩だけの山体になります。岩に矢印が
マーキングされていて右に誘導されますが、そのまま進むと「蓼科山頂ヒュッテ」に行って
しまうので途中から適当に山頂を目指します。山体が岩なのでどの場所からも広く景色を
見渡すことができます。山頂標と「蓼科神社奥社」と「方位盤」だけが人工物で目立ちます。
足元に注意しながら広い岩だらけの山頂を周り、「蓼科山頂ヒュッテ」前から「蓼科荘」まで
大きく下って行きますが、この北側斜面は新雪が積り、凍っていて大変危険な状態でした。
「蓼科山」の北側にある七合目からの登山ルートは初心者向けなので、多くの方が登って
来ますが、初心者は雪の岩場で足が止まっていました。渋滞気味を追い抜いて「蓼科荘」
まで下るとその先は雪のお散歩道になります。ほぼ水平に進み、途中で全然ピークでない
「前掛山」に立ち寄り、「佐久市最高地点」を過ぎると、「大河原峠」まで標高差約２８０ｍの
下りが始まります。雪の薄い岩場を慎重に下ると「大河原峠」に出てそのまま「双子山」に
登り返します。広くて眺めの良い「双子山」山頂を越えて下ると「双子池」です。「双子池」の
雌池でポカポカ陽気の中で昼食後、帰路につきますが「亀甲池」までの谷を抜けるルートは
暗くて、大岩や倒木などを乗り越える、かなりハードな道でした。着いた「亀甲池」が凍って
いたのには驚きました。「北八ヶ岳」はもう冬でした。「天祥寺原」からは「滝ノ湯川」沿いを
１時間以上かけて、緩やかに高度を下げながら県道１９２号線に向かい南下して行きます。