行程・コース
天候
晴れ、山頂は強風
登山口へのアクセス
バス
その他:
前日に東京から新青森まで新幹線、新青森から青森まで一駅移動し、酸ヶ湯温泉の14時発の送迎バスを利用し酸ヶ湯温泉に宿泊。
帰りは酸ヶ湯温泉からJRバスで新青森まで。
この登山記録の行程
Start(08:12)・・・大岳(11:07)・・・仙人岱ヒュッテ(11:56)・・・酸ヶ湯(13:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
日本一のスノーモンスターをみるため、青森まで足を延ばした。
冬の八甲田山の晴れ日は極めて少なく、1週間前の予報で三連休が晴れであったため、急いで酸ヶ湯温泉と送迎バスを予約した。
今年の積雪は記録的で、登頂できるのか不安があったが、スノーモンスターも記録的であるはずで不安半分期待半分であった。
酸ヶ湯温泉はとても古い温泉で、江戸時代からの湯治場で、ヒバ千人風呂があり、ここは混浴となっている。
浴場は160畳の広さに柱はなく、豪雪を支える屋根の構造がどうなっているのか気になるところである。
先週登った谷川岳で左足膝関節を痛めていたが、酸性硫黄泉の湯に3回浸かったことで痛みが癒えた。
登山は8時にスタートし始めは樹林帯をゆっくり進み、朝の陽ざしと木々の雪が輝き、幻想的な世界であった。
仙人岱(せんにんたい)直前がちょっとした登りでそこを過ぎるとスノーモンスターが現れる。
ロボットみたいな姿や、ゴジラや恐竜に見えるまさにモンスターで、大感激であった。
仙人岱から大岳までは1時間くらいの登りで、ここからワカンを外し、アイゼンに変えたが、地元の方から雪が柔らかいからワカンの方がよいとアドバイスをいただき、ワカンも付けた。
確かにワカンを付けた方が登りやすく、踏み抜きもなくなったが、足への負担は最高潮となり、下りでは足が上がらなくなり早々にアイゼンは外した。
山頂直前は爆風に近い風が吹き、どうなることかと思ったが山頂の風はそれより弱く、青森市内まで見え大満足であった。
昼食は仙人岱ヒュッテに入り、地元の方々と一緒にストーブを囲みながら楽しい時間を過ごした。
灯油は地元の方々が麓から担いできて、備蓄しており、避難小屋と言わずにヒュッテという呼び名がまさにぴったりである。
昼食を終えて、再度ヒバ千人風呂に入るため、バス発車の1時間前に下山でき、本当に楽しい八甲田山となった。
八甲田山は恐ろしい山というイメージであるが、雪山はどこでもそうだが天候次第であり、情報と現地では無理をしないことが大切であろう。
























