行程・コース
天候
曇り、低温
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
無料の鋸山観光自動車道を上った先の駐車場に車を駐車
この登山記録の行程
8:56 東口管理所(鋸山観光自動車道無料駐車場)→8:58 薬師本殿→9:03 通天窟→9:11 大黒堂→9:13 大仏広場(5分滞在)→9:28 座禅石→9:32 百躰観音→9:33 あせかき不動→9:37 甚五郎の墓・日牌堂(3分滞在)→9:43 奥の院無漏窟→9:48 維摩窟→9:53 不動滝→10:03 十州一覧台(6分滞在)→10:18 山頂展望台・地獄のぞき(13分滞在)→10:37 百尺観音(5分滞在)→10:42 北口管理所→10:53 ラピュタの壁(2分滞在)→11:16 岩舞台(9分滞在)→11:30 石切場跡→11:34 切通し跡→11:49 東京湾を望む展望台(8分滞在)→12:16 鋸山山頂(5分滞在)→12:44 分岐E→12:55 分岐C→13:06 北口管理所→13:17 山頂展望台→13:21 西国観音→13:22 二天門→13:24 座禅石→(トイレ休憩)→13:39 東口管理所
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
鋸山日本寺は初めての参拝であった。今回は日本寺境内とその先の鋸山山頂までを巡ることにした。全行程:6km、標高差:300m程のハイキングである。鋸山観光自動車道を上った駐車場に車を停め、境内は中腹→大仏→羅漢→日本寺山頂の各エリヤを巡った。9:00の開門を待って東口管理棟から入山した。東口の西側は寺の本殿等が建つヤードであるが、現在改修中で立ち入りできなかった。南西端まで行って石造りの“通天窟”を観て引き返した。東口を北東方向に100m程上ると日本寺大仏がある。高さ30m余の石仏が鋸山山頂を背にして鎮座する姿は非常に立派で、奇麗なお顔をしていた。大仏広場脇の階段を標高差80m程上り、“座禅石”で左折して山腹沿いの小径を進むと「東海千五百羅漢」エリヤである。“百躰観音”“甚五郎の墓”“維摩窟”等、数か所の壁面の大きな岩窟に無数の石像が祀られている。石像は現地製作の摩崖仏ではなく、他所で彫られた石像を祀ったようである。羅漢の中に自分に似た顔を見付けることはできなかった。“座禅石”から標高差40m弱下るとエリヤ終点の“不動滝”で、滝から標高差30m強上ると“西口管理所”に出る。直進して階段を標高差30m強上ると“十州一覧台”である。曇天であったが、湾奧にはスカイツリー、真正面には三浦半島や湘南・伊豆が観える素晴らしい眺望であった。西口前まで下り左折して標高差40m程急階段を上ると“山頂展望台”に到着した。東口から1時間20分程であった。展望台は広く平らなヤードである。ヤードの一画で“地獄のぞき”の岩が突き出ている。岩をワザと切り残したような、直壁上に張り出した展望所である。50m程下に“百尺観音”のヤードが見える。想像したよりも怖くない場所であった。展望台ヤードの東側に5m程高く突き出た岩があって、そこが日本寺の山頂であった。“十州一覧”と同じく、非常に眺望が良い。展望台から西側150m程に“十州一覧”、東側200m程に“東京湾を望む展望台”が見える。どちらも手が届きそうな近くに見えるが、切通しや谷で隔てられて、行き着くには大変な労力・体力を必要とする。展望台の周囲は南方向以外は石の採掘によってできた垂直の壁面である。眺望を堪能した後、40m程下って“百尺観音”に向かった。展望台直下の垂直な壁面の岩窟内に彫られた大きな観音様である。深く彫られてはいないが、美しい摩崖仏であった。そのヤードの先端にある“北口管理所”を出て、鋸山の山頂に向かった。“北口管理所”を出ると一気に標高差80m程を下る急登である。横に“ラピュタの壁”を観ながら下って行く。途中の展望所では、QRコードを読み込むと採掘作業員と一緒に写真を撮ることができる。急登の最下部には金谷に向かう登山道の分岐があり、分岐から標高差40m程上ると“石切場跡(岩舞台)”に出る。南側は高さ60m程の直壁である。東側に4段程の小段が残っていて20m程上って先端まで行くことができる。数台の採掘用の機材が残されて朽ち果てていた。岩舞台から少し下ると“切通し跡”で、奇麗な場所であった。その先は標高差80m程を一気に上る、途中に鎖場のような箇所もある、凄まじい急登であった。登り切ると小さな平場があり、その脇を20m程上ると“東京湾を望む展望台”に出た。湾奥部、三浦・伊豆半島、伊豆大島が一望できて素晴らしい。関東随一と言っても良い展望台である。平場から上り下りのある急な登山道を500m、標高差40m程上ると鋸山の頂上に達した。標高330m程の山頂からは、東京湾の湾口越しに三浦・伊豆半島、南西には伊豆大島を眺望できた。北口から1時間20分程であった。帰路は日本寺展望台まで戻り、ヤードの南東側の大仏に向かう下り口から下山した。途中で“西国観音”“二天門”が観られる。日本寺・鋸山の登山道は上り下りが非常に多く、殆どが急登である。累積の標高差は1,200m程にもなり、想像以上にきついハイキングであった。全行程は4時間40分程であった。
フォトギャラリー:42枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | 靴下 | レインウェア | 水筒・テルモス | 帽子 |
| グローブ | サングラス | 地図 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 |
| 医療品 | 行動食 | GPS機器 | シュラフ |














































