行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
その他:
[公共交通機関]宿浦漁協前バス停(三重交通)、田曽浦浅間山登山口や田曽岬近くは田曽口バス停(同)。
町営バスもあるが、近鉄鵜方駅からは三重交通が直通。
[マイカー]宿浦区民センターに駐車可(イベント開催時は不可)
この登山記録の行程
9:44宿浦区民センター~9:45薬師堂9:50~10:02宿浦浅間山登山口~10:18宿浦分岐~10:26宿浦浅間山(祠)10:29~10:30宿浦浅間山ピーク(三角点名:宿浅間山)~10:32NHK電波中継所~10:42宿浦分岐~10:48田曽浦浅間山ピーク(祠)10:54~11:15田曽浦浅間山登山口~11:32ボラ番小屋跡登山口~12:01ボラ番小屋跡~12:08分岐~12:16田曽浦分岐~12:23灯台分岐~12:23ひらかたの浜分岐~12:28ひらかたの浜12:32~12:40ひらかたの浜分岐~12:49三崎さん前峰~12:52三崎の宮~12:55三崎さん・田曽岬13:03~13:11三崎さん前峰~13:18ひらかたの浜分岐~13:19灯台分岐~13:22田曽崎灯台13:23~13:24灯台分岐~13:31金比羅さん(祠)~13:36田曽浦分岐~14:02宿浦区民センター
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
三重県南部の海岸部には浅間信仰が残っている。
五ケ所湾口の東部にある宿田曽地区はかつて遠洋鰹鮪漁がとても盛んでした。元来、宿浦・田曽浦と2つの集落からなり、それぞれの浅間山(せんげんさん)のピークや、田曽岬には三崎さん・金比羅さん(海の神様)にも祠が祀られ、村の安全だけでなく漁業の安全のよりどころが地区を囲んでいる。
ウバメガシ林の道からは熊野灘や五ケ所湾・英虞湾が開け、海を眺める静かな山歩きが楽しめる。
登山コースは地元登山グループや浅間信仰関係者が整備している。国道260号より田曽岬側は段々畑跡のため、迷いやすい場所もあるがテープ印を頼りに進みたい。
〇アドバイス
低山でシダの区間もあるため、梅雨時期から初秋は避けたい。
熊野灘沿岸のシダ区間では活動が低下するものの厳冬期でもダニが付着することも、スポーツタイツなどで対応したい。
田曽岬にある三崎さんは断崖にあるため滑落に注意。また金比羅さんは荒れ気味で藪っている。
〇問い合わせ先
南伊勢町商工観光課TEL 0596-77-0003
宿浦区民センターTEL 0599-69-3388
〇ふるさと情報
最寄りの日帰り湯は東隣の志摩市浜島町内の旅館に約3軒。近鉄鵜方駅徒歩圏ではホテルの1軒。
〇2万5000分ノ1地形図 相賀浦
フォトギャラリー:26枚
釜の池(宿浦)から宿浦浅間山(中上、左には電波中継所)、田曽浦浅間山(右)
宿浦浅間山登山口、ここまでの漁村歩きも楽しい
登山口からすぐでこの展望、釜の池と宿浦地区越しに五ケ所湾口の葛島
まず宿浦浅間山へ、途中の展望地から真珠養殖の古里・英虞湾(中左)の左側には浜島市街(左)。右には御座岬と黒森
宿浦浅間山(祠)、山としての最高点(三角点)は階段を上がり尾根を左へ
NHK電波中継所、現在はココまで車道がある。かつての参道を歩いてきたが、現在はこれが使われるのかな
田曽浦浅間山へ、ウバメガシ林から熊野灘(太平洋)が透ける
田曽浦浅間山(祠)、山のピークはここ
田曽浦浅間山の参道を下る、漁業関係者が寄贈した銅製の鳥居から田曽岬方面
リアス海岸が伸びる南伊勢町の海岸線、水平線上は県南部の山々で台高山脈の南端
田曽浦浅間山登山口は国道260号に面する、近くには田曽口バス停(三重交通)
ニワの浜、堤防の南端にボラ番小屋跡登山口
ボラ番小屋跡、ここを通らないバイパス路もあり少々ウロウロ。左の小山はこれから向かう田曽岬
ボラ番小屋跡からの展望、左は英虞湾口の御座岬。かつてボラは貴重な収入源、魚群を監視してた漁業遺産
岬への道から分岐のちピストンになるが、ひらかたの浜。中央に浜島市街、右に御座岬(白く見えるのは御座白浜)
波で削られた断崖が続く(中左)、五ケ所湾対岸の相賀浦(おうかうら)集落も(中左)
三崎さん前峰(勝手名目っぽい山頂標)にも、漁業関係者寄贈の銅製鳥居
岬に下る途中には、三崎の宮。鳥居が崩壊
三崎さん(祠内には不動明王像)は断崖の途中に、渡船アクセスで磯釣りも(中左下)
太平洋に向く祠、宿浦・田曽浦に入出港する際に漁師さんはきっと意識したでしょう
潮騒が心地よく岬から帰る、ウバメガシが続く
田曽埼灯台は残念だが展望無し、でも野生化したツバキやスイセンが満開でした
岬への道にある「←こんぴら公園」に入り、金比羅さん(海の神様)。荒れているため、無理に行くことはない
田曽浦集落を通り恵比須神社。平成に移築されたもので、すぐ近くに公衆トイレあり
宿田曽漁港の圓満橋から田曽浦浅間山(中上)と宿浦浅間山(中左)