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真名井北陵のアカヤシオ

大丹波川、新蔵指ノ丸、雁掛ノ峰、真名井北陵、鋸尾根( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往)JR奥多摩線 川井駅から徒歩
復)JR奥多摩駅 鳩ノ巣駅

この登山記録の行程

川井駅(8:02出発)-南平橋-真名井橋-清東橋バス停(9:01)-大丹波林道ゲート(9:22)-#44鉄塔巡視路下降点(9:40/9:50)-わさび田(10:17)-尾根取付き-(10:21)-#45鉄塔(11:15)-新蔵指ノ丸(11:51)-馬乗岩(12:11/12:17)-雁掛ノ峰(12:28/12:44)-真名井沢ノ峰(13:05)-狼住所(13:14)-舟井戸(13:21)-鋸尾根-大ダワ(14:00)-大根ノ山の神(14:37)-棚沢熊野神社-鳩ノ巣駅(15:04)

コース

総距離
約15.4km
累積標高差
上り約1,449m
下り約1,397m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

新秩父線の「45号鉄塔尾根」から新蔵指ノ丸に上がって真名井北陵を歩いて来ました。お目当てのアカヤシオは新蔵指ノ丸で終盤、雁掛ノ峰周辺で見頃を迎えていました。

≫2023年の4月14日に蔵掛ノ峰周辺で遭遇した見事なアカヤシオをもう一度見たくてポケットに入れていたコースです。春先に立てていた計画では4月12日に歩く積りだったのですが、今年の花の遅さを考慮して、敢えて一週間遅らせて大丹波に向かいました。

歩いた尾根は、途中の高圧鉄塔の番号から勝手に45号鉄塔尾根と名付けましたが、参考にさせて頂いたokutama-one.com「奥多摩尾根歩き」さんの記録では「新蔵指ノ丸北東尾根」となっています。

肝心のアカヤシオの花付きは決して悪くはありませんが、文句なしの大当たりだった2023年に比べると、今年は少し控え目の「並当たり」位の印象でしょうか。

新蔵指ノ丸(1,002m)で僅かに咲き残り、雁掛ノ峰(1,168m)周辺で丁度見頃を迎えていましたので2023年の時よりもほぼ一週間遅い状況ですが、ここ数日の異常高温で一挙に咲き終えてしまうかもしれません。

氷川の飲み屋の女将が山菜の天ぷらを揚げながら「今年は山菜がみんな一緒になっちゃったよ。」と言っておりましたが、要するに「春が短くなっている」という事で、どうやら山の花にも同じことが起きていると言えそうです。

本日の総歩数29,492歩、歩行距離19.8km、消費カロリー1,380kcal、脂肪燃焼量98g也。

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フォトギャラリー:58枚

川井駅からバスを使わずに大丹波に向かいます。

今回も、大丹波川左岸の熊沢林道を歩きました。

南平橋で右岸に渡ります。

真名井橋を通過。

小一時間で、清東橋バス停です。

ラショウモンカズラ

百軒茶屋のおばさんに見送られ、、、

大丹波林道に入ります。

山がすっかり萌黄色になっていました。

「↙新秩父線44号に至る」の案内標が大丹波川への下降点です。
敷設されていた砂防堤工事用のモノレールはきれいに撤去されていました。

長らく続いていた砂防ダムの工事は完了したようです。

上流に向かいます。

最初の砂防堤(地形図には記載なし)は右から巻いて上がりました。

砂防堤を越えると、右岸に流れ込む新蔵指沢(カリカケ沢)の滝が見えます。

その先に架かった一本丸太で右岸に渡ってみました。

右岸に渡った先の尾根に、44号鉄塔に向かう東電の作業径が続いているのを確認できました。

再び丸太から左岸に戻って、上流に向かいます。

次の砂防堤は飛び石で右岸に渡って堤の左際から乗越しました。

砂防堤を越えたところで踏み跡が上下に分かれますので、河原には下りずに直進します。
(河原に下りると次の砂防ダムの手前で急斜面を登り返すことになります)

右下に地形図に記載のある大きな砂防ダムを見下ろし、小さな支沢(登山詳細図のマチクボ)のわさび田を突っ切ります。

わさびの花の季節です。

ワサビ田を過ぎたところが「45号鉄塔尾根」の末端です。
明瞭な踏み跡はありませんので、少々うるさい灌木を分けながら適当に尾根腹に取り付きます。

灌木が少ない、左手のマチクボ寄りから頭上の大岩を目指しました。

今年の初ヒトリシズカ

最初の100mは急傾斜が続きます。

尾根筋に乗りました。

冬枯れの景色が萌黄色に変わりました。

気持ちの良い傾斜が続きます。

45号鉄塔(880m圏)からの有間山稜。

鉄塔から先には、東電の作業径が付いています。

最初にミツバツツジが現れ、、、

足元にはこの花が咲いています。

新蔵指ノ丸直下で痩せ尾根となり、、、

アカヤシオが現れました。

2023年4月14日に歩いた時は殆ど散り終わっていた場所なのですが、、、

未だきれいな花が咲き残っているのに驚きました。

新蔵指ノ丸(1,002m)

ここからは真名井北陵となります。

馬乗岩のアカヤシオも良い感じで咲いていました。

雁掛ノ峰(1,168m)の周辺は丁度見頃となっていました。

見事な花付きではありますが、2023年の写真と比べるとやや見劣りします。

色の濃淡も様々です。

源平咲き♪

その先の痩せ尾根にそってアカヤシオが咲き続けています。

目の高さで花を見ることが出来るのが嬉しいところです♪

花付きは、2023年と比べると「並の当り年」という印象でした。

真名井沢ノ峰

狼住所

川苔山には上らずに、舟井戸から鋸尾根を下りました。

鋸尾根のアカヤシオは急斜面で近寄り難く、遠目で楽しむしかありません。

大ダワ

大根ノ山の神にご挨拶。

エイザンスミレ

熊野神社経由で鳩ノ巣に下りました。

駅前のさんらくでビールを頂いてから、、、

氷川へ河岸を替えました。

柳小路のしんちゃんで頂いた山菜。
わらび、こごみ、タラの芽、ウド、、、
「今年はみんな一緒になっちゃった」という女将の言葉が印象的でした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

みんなのコメント

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  • ガバオさん、こんにちは。

    真名井北陵、おつかれさまでした。
    私もそろそろと思っておりましたので、安心して二番手で行って参りますね。

  • てんてんさん、こんばんは。
    今週中の早いうちなら十分間に合うと思います。
    今年はアカヤシオよりも足元の花の方の花影が多く感じられました。
    たっぷり楽しんできてください。

  • ガバオさん、お疲れ様でした
    一昨年が大当たりで、今年はそれよりは少し寂しいというのは足利市の仙人ヶ岳でも感じたことでした。それに開花は1週間以上遅れた感じですね。これからその遅れを一気に取り戻しそうで、植物も我々も気候の変化に付いていくのが大変です

  • take3さん、こんばんは
    大当たりの時と比べると少し見劣りましたが、今年も無事にアカヤシオを見納めることが出来ました。
    次はいよいよシロヤシオです♪

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