行程・コース
天候
雨のち曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
諏訪湖サービスエリアから、車で八島湿原駐車場まで約50分ぐらいですが、県道40号線を上っていくと、霧ヶ峰スキー場を過ぎて、車山肩駐車場方向へ行かず、左折してしばらく走っていくとその駐車場へ着きます。有料のトイレがあります。
この登山記録の行程
Start(08:32)・・・八島湿原(08:32)・・・諏訪神社・奥社(09:17)・・・奥霧小屋跡(09:49)・・・男女倉山(ゼブラ山)(10:31)・・・奥霧小屋跡(11:47)・・・鷲ヶ峰(13:24)・・・Goal(14:47)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
不安定な天気が続いていて、霧ヶ峰周辺も曇りの予報。そんな中ではあったが、少しでも歩ければと思い立ち、妻と一緒に八島湿原からゼブラ山、鷲ヶ峰を目指すことにした。
ビーナスラインを車で走っているうちに、空模様はますます怪しくなり、やがて雨がフロントガラスを叩きはじめる。八島湿原の駐車場に着いたときも雨はやまず。NHKの雨雲レーダーを見ると、あと30分ほどで止むとのこと。車内でしばし静かに待つ。午前8時時点で、駐車場の7、8割はすでに埋まっていた。
やがて雨は上がり、空からの日差しはまだなかったが、そのぶん気温は21℃ほどと心地よい。木道に足を踏み入れると、カッコウの鳴き声がどこからか聞こえ、湿原にはたくさんの高原の花々が咲き誇っていた。しっとりとした空気の中で、色とりどりの花を眺めながら歩くのは格別のひととき。
八島湿原を抜け、まずはゼブラ山を目指す。進むにつれて雲が切れ、青空が顔をのぞかせた。ところが、今度は蒸し暑さがじわじわと体を包みこむようになる。汗をかきつつ登っていくと、山頂には涼しい風が吹き抜けていて、ようやく体を休められた。ノビタキの鳴き声を聞きながら、おにぎりを頬張り、眼下の新緑の山々をゆっくりと眺める。
次は鷲ヶ峰へ。登山口までは草や葉が繁り、道が隠れてしまいそうな箇所もあったが、鹿よけの柵をくぐれば、迷うことなく山頂にたどり着く。ここでさらに気温が上がり、25℃を超えてきたあたりからは、樹林帯にこもる熱気が登山道を覆い、さすがに「高原の爽やかさ」とは言いがたくなる。
それでも稜線に出ると、ふたたび風が吹き、ようやく呼吸が整ってくる。今日は氷嚢が入る水筒を持ってきていて、10時間近く経ってもまだ氷がしっかり残っていた。首筋に当てるとひんやりとして、まるで風と氷が手を取り合って癒してくれるようだった。
湿原の花々と爽やかな風、そして蒸し暑さとのせめぎ合いのような一日。だが、こうして自然の移り変わりを体ごと感じられるのも、山歩きの醍醐味だと思える。
フォトギャラリー:34枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 |
| サングラス | 腕時計 | カメラ | ツエルト | 行動食 | トレッキングポール |
| GPS機器 |

































