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梅雨明けの鳥海山で花を楽しむ

鳥海山(笙ヶ岳)( 東北)

パーティ: 1人 (murozo さん )

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行程・コース

天候

晴れ、ですが7:30頃には山頂に雲がかかり始め、9:00頃には笙ヶ岳も雲に覆われました。その後は多少途切れはするものの、山頂はずっと雲の中の様子でした。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 三連休最終日、鉾立の一番海側の登山者用駐車場に5:50ぐらいに到着しました。この時点で40%ぐらいの埋まり具合でした。一方、ところどころに路駐があったので、前日は相当に混んでいたものと思われます。11:30頃戻ってきた時には他の駐車場も含めて、ほぼ満車でした。

この登山記録の行程

Start(05:57)・・・鉾立(06:02)・・・六合目賽ノ河原(06:43)・・・河原宿(06:57)・・・御浜(07:35、休憩15分)・・・御田ヶ原分岐(08:11)・・・御田ヶ原方面分岐(08:29)・・・笙ヶ岳(09:19、休憩15分)・・・六合目賽ノ河原(10:42)・・・鉾立(11:25)・・・Goal(11:29)

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約934m
下り約934m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

3連休の一日目も二日目も、鳥海山は朝夕は美しい姿を見せてくれていました。それぞれ予定があって登る余裕はなかったのですが、三日目はついに時間を作ることができました!昼間は雲がかかることを予想していたので、朝早く出て、鳥海湖・笙ヶ岳あたりで花を楽しむことにしました。

6時前に鉾建ての駐車場に到着。駐車場自体はまだまだ空いていましたが、そこかしこに路駐の車が。おそらく前日までに山に入って宿泊の人なのだと思うのですが、これからも昨日までの相当な混雑が想像できました。夏のこの時期は花も綺麗ですし、混みますね。

まずは賽の河原まではノンストップ、と決めて歩き始めました。歩いている人、やはり多い。山に雲がかかるリスクと、少しでも涼しい標高の高いところに移動したい気持ちとで、ペースもやや早め。30分ぐらい歩いて賽の河原が近づいてくると、チングルマ、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)、ミツガシワ、ヨツバシオガマといった花々がお出迎えしてくれました。特にチングルマとゼンテイカはこの後もずっと山の斜面を彩ってくれていました。昨シーズンはタイミングの都合であまりチングルマはたくさん見られなかったので、ちょっと嬉しい。

賽の河原からは他の皆さんが辿るメインルートから外れて長坂道を目指しました。途中雪渓がドーンと立ち塞がり、しばらく雪渓上の歩きを楽しませてもらいました。距離もそんなになかったので、登山靴のまま、ポールの先端のゴムを外したぐらいで歩けました。長坂道に出たらしばらく進んで右のルートへ。御浜と笙ヶ岳を繋ぐルートに出ました。
ここに来ると鳥海山が目の前にドーン。手前にはこれまでの花に加えてハクサンシャジンやハクサンフウロも加わってますます賑やかに。ここから御浜を目指しました。しばらく歩くと足元に鳥海湖が登場。まだ湖畔に残雪が結構残っていました。道の脇にはゼンテイカがアピール。まだ蕾もたくさんついているし、まだもうしばらくは楽しめそうな様子でした。
しばらく歩いて、鳥海湖と鳥海山を一望。御浜からだと鳥海湖と月山、は良く見えるのですが、鳥海山は左手になるのでスマホの広角レンズなどでないと同じ視界には入ってきません。今回のルート上だと両方よく見えます。
向こうの御浜を見るとたくさんの人で賑わっていました。そちらへと進んで暫し休憩です。

休憩後は先へと進みました。扇子森へと登り、その後御田の鞍部へと下っていきました。御浜を出てからこの辺りまではルート上の視界も良く、鳥海湖も山頂も望めて、とても爽快な区間だと思っています。今回は山頂を目指さないので鞍部から右へと進みました。
ここからのルートは木道が概ね設置されていて、(ところどころ大きく傾いていますが)歩きやすいです。背後の山頂はもう雲の中だったので、あまり振り返らず、目線の先の庄内平野まで続く景色を楽しみながら進むと鳥海湖の下側。ここからも山頂が(雲かかってましたが)、よく見えました。そのまま歩いて最初の笙ヶ岳と御浜を繋ぐルートに戻りました。

ここからは笙ヶ岳へのルート。歩き始めると下から雲がどんどんと上がってきました。徐々に視界が霞む中、花咲く尾根道を歩いて行きました。霞み気味でもゼンテイカの黄色は目立ちますね。そしてところどころにハクサンイチゲやチングルマの群落が白いお花畑を形成していました。
笙ヶ岳に着く頃にはすっかり雲の中の様子でしたが、相変わらず花は綺麗。休憩も兼ねてしばらく待ちましたが、すっきり雲が切れる感じもなかったので、来た道を戻りました。
笙ヶ岳へのルート内でも沢山の人とすれ違いました。最近はこちらに向かう人も結構いるようですね。

あとは朝のルートを逆に辿って、午前中のうちに駐車場まで戻りました。

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装備・携行品

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