上越遠征(その２)

日帰り

雨飾山（上信越）

2015.07.11（土）

パーティ： 2人 (つりおねさん、ほか1名）

つりおねさん

行程・コース

天候

快晴

利用した登山口

雨飾高原キャンプ場　

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

雨飾高原キャンプ場(05:50)・・・荒菅沢(07:50)・・・笹平分岐(10:05)・・・雨飾山(10:30)・・・笹平分岐(11:10)・・・荒菅沢(13:15)・・・雨飾高原キャンプ場(15:10)

コース

総距離: 約7.6km

累積標高差: 上り約1,064m; 下り約1,064m

コースタイム: 標準7時間5分; 自己8時間; 倍率1.13

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

一昨年の夏から狙いつつも､幾度となく都合が合わずに見合わせてきた雨飾山に今回ようやく挑戦することができた｡
下山後に白馬山麓で一泊する予定のため､嫌がる家内を無理に同行させ､のんびりと登るつもりでスタートした｡
最初は小川沿いの緩やかな散策道で､登山道の標識が出てから急登が始まった｡展望のない樹林帯を黙々と進み､ときどき見られる｢ギンリョウソウ｣や｢マイヅルソウ｣などに励まされながら､ブナ平に到着｡小休止の後､少し緩やかになった斜面を登り続ける｡しばらく歩くと小さな雪渓が現われ､それを越え､登り続けると樹々の間から荒菅沢らしい雪渓が見えてきた｡ひと登りし､荒菅沢へと下り始めた所から､正面が開け､｢布団菱｣の岩峰が視界に飛び込んできた｡快晴の青空にそびえ立つ｢布団菱｣は､大迫力の光景だった｡
荒菅沢の雪渓を渡ると､再び樹林帯の急登になるが､高度を上げるごとに､時々展望の開ける場所があり､直射日光に晒されながらも展望を楽しんだ｡森林限界を越えたあたりで前方が開けたこともあり､それまで以上の急登に感じられ､短いながらも｢ザイテングラート｣っぽい岩場や､連続した梯子などが現われ､初心者の家内は怒りビビりながら登っていた｡
最後の梯子を越え､笹平に到着｡ここで家内はリタイアとなり､山頂へは一人で向かった｡ザックをデポし､身軽になったつもりだが､それまでの疲れであまり飛ばすことができず､山頂直下の最後の急登も休み休み登った｡
まず石仏の建つ北峰に到着､その後山頂標識のある南峰に登頂｡梅雨の晴れ間の快晴で､３６０度の大展望を楽しむことができた｡２０分ほど休憩し､写真を撮りまくり､家内の待つ笹平へ下山を開始｡早々に笹平に到着し記念写真を何枚か撮り､下山を開始した｡
家内は､下り始めの梯子や岩場でかなり手間取ったが､それ以降はスムーズに歩くことができ､荒菅沢まで一気に下った｡そこで大休止｡写真を撮ったり､沢水を飲んだりとリフレッシュし､後半の下りに備えた｡
荒菅沢を越え､樹林帯の下りは展望もなくひたすら下りだが､登りの時に見た｢ギンリョウソウ｣を探しつつの下りで､意外と退屈はなかった｡ここで｢ギンリョウソウ｣は全て､朝方の元気が無くしょぼくれていることを発見した｡暑さに弱いのか､時間経過に弱いのかは不明｡
沢音が大きくなりだしたら登山口は間近で､最後の階段を下って登山道から水平道に入り､駐車場まで戻った｡
駐車場の建物はトイレ以外に休憩スペースや水場があり､登山靴の泥も落とすことができ､とても重宝した｡
天候に恵まれ､展望を十分楽しめた登山だった｡

フォトギャラリー：72枚

雨飾高原キャンプ場からスタート｡

穏やかな遊歩道｡1/11｡

急登スタート｡

所々にギンリョウソウ｡

急登が続く｡

4/11｡

ゆるやかになった｡

ブナ平到着｡

小さな雪渓があった｡

何だっけ？

大きい雪渓が見えてきた｡

荒菅沢と布団菱。

雪渓を登山者が渡ってる。

荒菅沢雪渓に到着。

雪渓横断中。

大迫力の布団菱｡天気最高！！

下流の景色｡

記念に･･･｡

岩峰アップ｡

再び樹林帯の急登開始｡

かなり急｡

7/11｡あまり励みにならない｡

8/11｡まだまだ急登が続く｡

森林限界を越え､展望が開けた｡

先は長い｡

荒菅沢からかなり登ってきた｡

少し岩場がある｡

上から見下ろす｡

梯子｡アサヒビールの協賛｡

つらい登りが続く｡

もう少しで笹平｡

北アルプスが見えてきた｡

後ろは焼山と火打山｡

笹平到着｡

そこから見た山頂｡

笹平分岐の鞍部｡

南側の景色｡高妻山､戸隠山が見える｡

10/11｡あと一つ｡

山頂へも結構急登｡

荒菅沢ははるか下｡

雪渓を登山者が歩いてる｡

最後の急登｡

北峰に到着｡

南峰に頂上標識がある｡

登頂｡

北アルプスがよく見える｡

白馬岳アップ｡

槍が見えた｡

鹿島槍｡

五竜｡

笹平｡

焼山と火打｡

北峰の向こうに日本海｡

日本海パノラマ｡

笹平からの登山道｡

白馬三山と白馬乗鞍｡

山頂はこんな感じ｡

北アルプス全景｡

下山開始｡

笹平を目指す｡

妻待機中。

記念写真。

急下降｡

ビビりながら下山｡

樹林帯の下降｡

布団菱｡逆光で景色が違う｡

布団菱の見納め｡

ブナ平通過｡

急下降終了｡

キャンプ場到着｡

駐車場はこんな感じ｡奥の建物はトイレと休憩所｡

宿でフレンチ｡

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴
バックパック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	タオル	帽子	グローブ
サングラス	地図	コンパス	ノート・筆記用具	カメラ	ナイフ
健康保険証	ホイッスル	医療品	虫除け	ロールペーパー	行動食
テーピングテープ	トレッキングポール
【その他】携帯電話