• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

八ヶ岳天狗岳 西尾根を登って温泉三昧

天狗岳( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (ジュンパク さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

1日目 晴れ
2日目 ガス 風強し
3日目 晴れ

利用した登山口

稲子湯  

登山口へのアクセス

その他
その他: 往き
茅野駅から送迎車で唐沢鉱泉へ
帰り
稲子湯から小海町営バスで小海駅へ 800円

この登山記録の行程

【1日目】
唐沢鉱泉(14:15)・・・唐沢鉱泉(15:35)

【2日目】
唐沢鉱泉(06:18)・・・枯尾ノ峰分岐(07:35)[休憩 3分]・・・第一展望台(08:44)[休憩 18分]・・・第二展望台(09:51)[休憩 14分]・・・西天狗(11:05)[休憩 18分]・・・東天狗(11:50)[休憩 2分]・・・根石岳(12:30)・・・箕冠山(13:33)・・・夏沢峠(14:05)[休憩 8分]・・・本沢温泉(15:14)

【3日目】
本沢温泉(07:05)・・・みどり池分岐(07:18)・・・中山峠分岐(08:17)・・・みどり池(08:23)[休憩 35分]・・・こまどり沢(09:26)[休憩 3分]・・・みどり池入口(10:25)・・・稲子湯(10:45)

「メモ」
【1日目】
茅野駅 13:00--(送迎車)--13:40 唐沢鉱泉 14:15--(45分)--15:00 唐沢ナメ滝 15:07--(28分)--15:35 唐沢鉱泉

【2日目】
唐沢鉱泉 6:18--(1時間17分)--7:35 西尾根(枯尾の峰分岐)7:38--(1時間)--8:38 前展望台 8:40--(4分)--8:44 第1展望台 9:02--(49分)--9:51 第2展望台 10:05--(7分)-- 鞍部 10:12--(53分)--11:05 西天狗岳 11:23--(27分)--11:50 東天狗岳 11:52--(23分)--12:15 白砂新道分岐 12:17--(13分)-- 根石岳 12:30--(13分)--12:43 根石岳山荘 13:25--(8分)-- 箕冠山 13:33--(32分)--14:05 夏沢峠 14:13--(1時間01分)--15:14 本沢温泉

【3日目】
本沢温泉 7:05--(13分)-- みどり池分岐 7:18--(59分)-- 中山峠分岐 8:17--(6分)--8:23 しらびそ小屋(みどり池)8:58--(28分)--9:26 こまどり沢 9:29--(林道 35分)--10:04 林道入口 10:07--(広い砂利道 18分)-- みどり池入口 10:25--(車道 20分)--10:45 稲子湯 12:18--(小海町営バス 800円)--12:54 小海駅

コース

総距離
約14.8km
累積標高差
上り約1,322m
下り約1,695m
コースタイム
標準8時間55
自己12時間15
倍率1.37

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

八ヶ岳には多くの山小屋や温泉宿泊施設がある。西天狗岳に登ったことがなかったので、初めて泊まる唐沢鉱泉から西天狗・東天狗岳に登り、本沢温泉に下る。本沢温泉に宿泊後、バス停留所のある稲子湯でも入浴。温泉三昧の山旅を楽しむ。

【1日目】
中央本線茅野駅から宿の送迎車で唐沢鉱泉へ。
チェックイン後、鉱泉源、唐沢ナメ滝を探勝する。鉱泉源は宿のすぐ上流部にある。唐沢ナメ滝へは、薄い踏み跡と僅かなテープを頼りに沢沿いを遡行していくのだが、辿り着くまでが思ったより大変だった。しかも、広く滑らかな一枚岩の流れを想像していくと、意外とゴツゴツとしたナメで、本当にこれがそうなの?といった感じ。
唐沢鉱泉は、炭酸泉(二酸化炭素冷鉱泉)で、加温している。

【2日目】
唐沢鉱泉を出発して天狗岳に登る。唐沢鉱泉をベースにして天狗岳~黒百合平~渋の湯分岐を日帰りで周回するルートが一般的なのだが、夏沢峠経由で本沢温泉に下ることにしている。
朝食は7時からなので、お弁当にしてもらう。食堂にはお弁当に加えてインスタント味噌汁とお茶セットも用意されていた。心遣いに感謝。
裏の崖地にあるヒカリゴケを見てから、6時20分頃に出発。橋を渡り、苔とシラビソの樹林の中を尾根へと九十九折に登っていく。途中にもヒカリゴケを発見する。やがて日も差し込んでくる。その後、シラタマノキやゴゼンタチバナの白赤の実を見付ける。
尾根に出てからも、引き続き同じような樹林帯を登っていく。岩や木の根の階段が続く。時には急登も。
のんびり歩きなので、出発から2時間20分でようやく展望が開ける。第1展望台の手前。甲斐駒等南アルプス北部の山々や中央アルプスが見えるものの、霞んでいたり雲が掛かっていたりする。ここから数分登ったところが第1展望台だ。ここからは北アルプスも見えるのだが、こちらも雲が多い。
更に50分ほど歩き、第2展望台へ。ウメバチソウやコゴメグサが残っている。休憩していると、20人くらいの団体が反対側からやってきた。少しは広いとはいえ、人で溢れ返る。
第2展望台から少し下り、いよいよ西天狗岳へと登っていく。間もなく森林限界を超えてハイマツ帯となる。大きな岩をよじ登っていくのだが、岩に付けられた丸や矢印のペンキが頼り。脇にはコケモモの赤い実が沢山見られる。時折、ガスが巻く。
少し傾斜が緩やかになると、間もなく西天狗岳山頂に至る。出発から既に4時間弱。なかなかきつい登りでした。山頂は広く、休憩するにはちょうどいい。ハイマツが風を遮ってくれている。

休憩後は、東天狗岳との鞍部へと下っていく。大き目の石がごろごろしていて、どこがルートか判然としない。登り返して東天狗岳へ。風が強い。ガスで視界も利かない。早々に白砂新道分岐へと下っていく。
2か月前、宿泊した根石岳山荘を出た後、白砂新道を本沢温泉に下っている。加えて、コースタイムの倍も掛かってしまったので、今回は、夏沢峠経由にしようと根石岳へと登っていく。
それにしても、風が強く、帽子も飛ばされそうになる。そこで、根石岳を越えると、ガスガス強風の中、根石岳山荘に避難して休憩を取ることとする。暖かい飲み物が嬉しい。
休憩を終えて外に出てみると、先ほどよりは僅かばかり風も弱まった様子。しかも、直ぐに樹林帯に入るので、強風に悩まされることが無くなったのは良かった。箕冠山から緩やかに夏沢峠へと下っていく。

夏沢峠にある山びこ荘には、その昔に何回か泊まったことがあるが、今は期間限定素泊まり営業という。モモンガが可愛かったなあ。
後は、特に急なところもなく本沢温泉へと下っていく。途中、誰もいない露天風呂を見下ろす。
本沢温泉に到着したのは、3時15分頃。足が遅いと活動時間が長くなるから、余計に疲れる。温泉が嬉しい。
本沢温泉内湯は、硫酸塩・炭酸水素塩泉の源泉かけ流し。石鹸は使えない。朝夕食が各5時半から、チェックアウトが8時と半ば山小屋風。

【3日目】
バスの関係で8時ごろに出発すればいいのだが、何しろ朝食が5時半からと早い。途中のしらびそ小屋で休憩すればいいかと、7時過ぎには出発とする。温度計を見ると、16℃で寒くはない。クリンソウに実が付いている。いい天気だ。
尾根越えをしてみどり池の畔に建つしらびそ小屋へ。喫茶は10時からということで、小屋前のベンチで休憩。ベンチがどんどん増えている。
リスがエサを食べに来ている。最初はカメラを向けると直ぐに逃げて行ったが、次第に慣れたのか、エサを食べている姿をカメラに収めることができた。天狗岳に少しガスが掛かっている。体が冷えてきたので、先に進む。
トロッコ道の途中から山道を下って、こまどり沢へ。ここからは林道歩き。やがて広い砂利道に出ると、ショートカット道もあるが、前回同様にそのまま砂利道を歩いてみどり池入口へ。数台の車が停まっている。
ここからも車道を歩いて稲子湯に向かう。オタカラコウがあちこちに沢山咲いている。その先では、アケボノソウも咲いていた。
稲子湯は、単純二酸化炭素・硫黄冷鉱泉で、加温しているが、入浴料が650円とお手頃。シャワーはないが、石鹸を使えるので山帰りには嬉しい。談話室での時間調整もOK。館内には、自販機とアイスケースが置かれている。
小海町営バスは、あちこちと寄り道するので、小海駅までの乗車時間はちょっと長め。とはいえ、平日も走っているだけでありがたい。

続きを読む

フォトギャラリー:68枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

天狗岳

天狗岳

2,646m

よく似たコース

天狗岳 長野県

西尾根から天狗岳へ登り、中山峠から下山 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間45分
難易度
★★★
コース定数
23
天狗岳 長野県

西尾根から天狗岳へ登り、天狗ノ奥庭から下山 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間50分
難易度
★★★
コース定数
23
天狗岳 長野県

【雪山中級】アルペン的な雪山の世界を堪能する 1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
往復
歩行時間
6時間55分
難易度
★★★
コース定数
26
登山計画を立てる