行程・コース
天候
28日(日)曇り11時11分ビジターセンター温度計気温14℃だが、湿度が高く歩くと汗が出て来る。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
上信越道長野ICで下りて長野オリンピック道路を走り栂池高原スキー場を目指す。白馬長野道路は全線無料化。チケット売り場前で荷物を下ろし、白馬乗鞍方面へ約300m先の栂池山荘契約駐車場(無料・平田駐車場)に車を入れる。栂池ゴンドラ山麓駅まで徒歩8分。スキー場駐車場は一日500円。
この登山記録の行程
自宅5:30⇒7:35長野IC⇒7:49トイレ7:55⇒8:44栂池高原スキー場チケット売り場で荷物下ろし8:54⇒車は300m先の栂池山荘専用駐車場へ回送⇒8:55平田駐車場9:08・・・9:12チケット売り場・・・9:15ゴンドラ栂池高原駅9:18→20分→9:38栂の森駅・・・300m歩く・・・9:46ロープウェイ栂大門駅10:00→5分→10:05自然園駅・・・500m歩く・・・10:19栂池山荘(受付・部屋に入り昼食・コーヒータイム・休憩)11:10・・・11:11ビジターセンター・・・ミズバショウ湿原・・・ワタスゲ湿原(南側木道は工事のため北側木道に迂回)・・・11:55楠川(おやつタイム・仮設トイレ)12:16・・・12:34浮島湿原12:37・・・13:00ヤセ尾根13:13・・・13:08展望台・・・13:20木道展望地13:30・・・13:31展望湿原13:45・・・モウセン池・・・延命水・・・浮島湿原14:07・・・14:24楠川・・・ワタスゲ湿原(南側木道は工事のため北側木道に迂回)・・・ミズバショウ湿原・・・15:01ビジターセンター・・・15:11栂池山荘(2連泊)。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
秋に見られる花と実と眺望を楽しむために、栂池山荘に2連泊しました。本記録は、9月28日(日)第一日目です。
曇り空でしたが、雨がいつ降り出すか、分からないのです。雨具をリュックに入れて、栂池自然園を大きく時計回りに周回しました。おやつ休憩(15分)を入れて、約4時間余りを要しました。スマホで雨雲レーダーをチェックして行動しました。
どこの湿原も草紅葉になっていました。カエデの葉は黄色く、ナナカマドの葉は赤く色付いていました。ナナカマドやユキザサ、ゴゼンタチバナも実をたくさん付けていました。イワショウブは、赤い実を付けていました。
ワタスゲ湿原は、南側木道改修工事のため、北側木道を歩きました。
浮島湿原は、樹木も草の葉も紅葉の色が濃く感じました。
ヤセ尾根は、木道階段が大量の積雪と雪崩のため、一部が崩壊していましたが、慎重に足を運んで、通ることができます。下りの利用は、避けて上りで通る方が安全でしょう。
展望台からは、白馬三山の稜線は雲に覆われていましたが、白馬大雪渓が見えて感動しました。
途中の木道からは大雪渓だけでなく、白馬鑓ヶ岳と杓子岳の一部が見えました。
急ぎ足になって、展望湿原へ到着しました。草紅葉の奥には、大雪渓が見えて、とても嬉しかったです。また、白馬乗鞍岳の斜面が紅葉していました。15人ぐらいの人達が、景色を楽しんでいました。
復路は、坂道が多いので、足元を確認して一歩一歩慎重に足を運びました。さらに、浮島湿原と楠川間は、木道が少なく、土と石の多い下り坂の登山道になりました。歩幅を小さくして、下りました。
クロツリバナの実が見たくなり、ミズバショウ湿原へ入らず、分岐から風穴方面へ約30m進み、やっと探し出しました。3株ですが、たくさんの実をぶら下げていました。
太陽高度が低くなり、ミズバショウ湿原の紅葉と草モミジが色鮮やかになりました。ツルニンジンも気になり、栂池自然園出口手前で見つけられて、嬉しかったです。
妻とビジターセンターへ入り、大画面の映像を見て、花や実を見て、また、春・夏・秋・冬の移ろいを楽しみました。
黒い雲が何度も上空を通りましたが、雨が降らず、ほっとしました。栂池山荘に入り、私は、部屋に直行し、すぐに風呂場へ向かい、汗を流して、さっぱりしました。とても美味しい夕食を済ませると、また風呂場へ行き、部屋に帰って寛ぎました。妻は、部屋の暖房を付けていました。
個室なので、熟睡できました。
フォトギャラリー:78枚
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ゴンドラに乗ると進行方向左手にうっすらと山が見え出す。雲がかかっていて見えにくいが、白馬三山だ。
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:5.6
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おう、あれは白馬鑓ヶ岳と杓子岳だ。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:6.3
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その右には白馬岳だ。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:6.3
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進行方向の山の奥には、栂池自然園があるが雲の中だ。
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ISO: 80 Speed:1/400 f値:4.5
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私の大好きな新潟県最高峰(標高2,766m)である小蓮華岳。思い出のある山だ。11年前栂池ヒュッテに前泊、朝食と昼食を持ち5時に出て、小蓮華山までが長い長い稜線歩き。梅雨明け直後でかんかん照り。ライチョウが飛来して、嬉しかった。15時白馬山に到着。絶景と共に方位盤を見て、深田久弥著『強力伝』を思い出した。以上ゴンドラ内から撮影した。
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ISO: 80 Speed:1/400 f値:5.6
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ゴンドラ栂の森駅を出るとノコンギク(野紺菊)の花が、私と妻を迎えてくれた。薄紫色が大変鮮やかだ。花期は8月~9月。
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ISO: 80 Speed:1/640 f値:4
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ゴマナ(胡麻菜)の花も咲き残っている。「葉が胡麻に似ていて、若い葉を山菜として利用することから名づけられました。花期は8月~10月」。『栂池自然園 自然図鑑』製作・監修・写真・発行 栂池ビジターセンター 猪俣 崇志様より引用させていただきました。
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ISO: 80 Speed:1/640 f値:4
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ズームして見る。
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ISO: 80 Speed:1/1000 f値:3.5
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ミヤマトリカブト(深山鳥兜)。花期は8月~9月。
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ISO: 100 Speed:1/60 f値:3.5
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ロープウェイ自然園駅を出ると、何とヤナギラン(柳蘭)の花だ。花期は8月なのに・・・。まだ、花の一部が咲き残っている。
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ISO: 80 Speed:1/400 f値:4
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ヤマハハコ(山母子)。花期は7月~9月。
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:3.5
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ハクサンセンキュウ(白山仙芎)。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:3.5
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葉が色付いている。
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ISO: 125 Speed:1/125 f値:4.5
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カンチコウゾリナ(寒地髭剃菜)。花期は7月~8月。
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ISO: 80 Speed:1/80 f値:3.5
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栂池山荘前から黄葉の先には小蓮華山。
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ISO: 80 Speed:1/640 f値:5
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山荘の周りは、すっかりと秋景色になっている。
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ISO: 80 Speed:1/400 f値:4
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昼食後は、栂池自然園を時計回りに大きく周回する。ミズバショウ湿原→ワタスゲ湿原→浮島湿原→展望湿原。歩行時間は3時間30分から4時間かかる。入口にはナナカマドの実。
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:4
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ミヤマトリカブト(深山鳥兜)。
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「和名は深山鳥兜で、花の形が、伶人(雅楽を演奏する人)のかぶる鳥兜という冠に似ているからです」。前記引用。
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たくさん実が付いている。
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ウラジロナナカマド(裏白七竈)の紅葉。
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ISO: 80 Speed:1/160 f値:4.5
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クマの仕業ではなく、イノシシが入り込んで、ミミズ等の餌を探すためにほじくり出した跡だそうだ。
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:3.5
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イワショウブ(岩菖蒲)の実。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:4
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クロマメの木の紅葉。
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黄色はミネカエデ(峰楓)。手前赤色はウラジロナナカマド(裏白七竈)。
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楠川・浮島湿原・展望湿原へ向かうには、ワタスゲ湿原の南側の木道を改修工事しているので、通り抜けができない。北側木道へ迂回する。工期は12月末まで。
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工事個所の図。
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ISO: 80 Speed:1/640 f値:3.5
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ズームして見ると、風穴の先の休憩ベンチまでは行けるので、Uターンして戻ることはできる。
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:3.5
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オオヒョウタンボク(大瓢箪木)の実。
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オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)の実が、あっちこっちにたくさんなっている。
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ここにも。
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これはユキザサ(雪笹)の実もたくさんある。
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ISO: 80 Speed:1/400 f値:5
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あそこにも。
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ワタスゲ湿原の北側木道から撮影。すっかりと草紅葉だ。
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ダケカンバ(岳樺)の葉も色づき始めている。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:4
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これはウラジロナナカマド(裏白七竈)の実。
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ISO: 80 Speed:1/125 f値:3.5
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ここにもユキザサ。
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紅葉が、青空に映える。
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工事現場の様子。今日は日曜日で休みのようだ。
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:6.3
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楠川の奥には白馬乗鞍岳。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:4
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仮設トイレが設置されていて助かる(期間限定)。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:5
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ここから先は、本格的な登山道になる。「無理をせず、引き返しましょう」。
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ISO: 80 Speed:1/100 f値:3.5
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急登の連続箇所を過ぎると、開けて来て浮島湿原に到着。
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ISO: 80 Speed:1/250 f値:5.6
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木々の葉はまだ緑色だが、草紅葉が広がっている。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:3.5
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笹原の中にも紅葉した葉が見える。
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ISO: 80 Speed:1/200 f値:5
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ウラジロナナカマドの葉が目立つ。
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ISO: 80 Speed:1/400 f値:3.5
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ゴゼンタチバナ(御前橘)も実をたくさん付けている。
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ISO: 200 Speed:1/30 f値:3.5
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ヤセ尾に到着。積雪が多かったうえ、雪崩が発生して、木道階段の一部が破損したそうだ。左端の土の部分は通行可能だ。
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足元に注意し、ロープに沿って歩こう。
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展望台に到着。おや、白馬大雪渓が見えるぞ。ここから見えるのは珍しい、嬉しいな。
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:5.6
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雲が湧き始めている。
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ISO: 80 Speed:1/640 f値:6.3
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ウラジロナナカマドの葉。
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ISO: 80 Speed:1/160 f値:5.6
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木道脇のスぺースから大雪渓を再び撮影して見る。
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ISO: 80 Speed:1/800 f値:5.6
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杓子岳の山頂が見えるよ。
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左は白馬鑓ヶ岳だ。
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目的地の展望湿原に到着。先客が15人もいて、ベンチに座って、眺望をお楽しみ中だ。
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ISO: 80 Speed:1/400 f値:5.6
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大雪渓をズームして見る。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:6.3
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周囲の紅葉を撮影して見る。時計回りに歩いてモウセン池へ向かう。
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ISO: 125 Speed:1/200 f値:5.6
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モウセン池に到着。浮島湿原を通り楠川へ向かう。
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ISO: 80 Speed:1/250 f値:3.5
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リンドウ(竜胆)が花びらを少し広げている。
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ISO: 80 Speed:1/50 f値:3.5
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ワタスゲ湿原北側を通り、風穴方面へ出掛けて花や実を探す。
クロツリバナ(黒吊花)。Exif情報
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
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もう一枚。
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ISO: 100 Speed:1/30 f値:3.5
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いや、まだたくさんあるよ。
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ISO: 200 Speed:1/60 f値:3.5
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割れていて種が見えるよ。
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ISO: 80 Speed:1/40 f値:4
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ワタスゲ南側木道は、風穴から湿原デッキまで行ける。その先は通行止めだ。通り抜けはできないが、Uターンして戻ることはできる。
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ISO: 80 Speed:1/100 f値:4
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ミズバショウ湿原南側木道脇には、池塘が二つある。
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ISO: 80 Speed:1/500 f値:4
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手前にはイワショウブ(岩菖蒲)の実。
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ISO: 80 Speed:1/250 f値:4
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ウラジロナナカマドの葉。
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ISO: 80 Speed:1/100 f値:3.5
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ウラジロナナカマドの実。
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ISO: 100 Speed:1/160 f値:3.5
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ユキザサの実。
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ISO: 80 Speed:1/40 f値:4
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二つ目の池塘には紅葉が映っている。
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ISO: 80 Speed:1/125 f値:4
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ユキザサの実。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
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栂池自然園出口の手前左手にはツルリンドウ
(蔓竜胆)の実。Exif情報
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ISO: 400 Speed:1/50 f値:4
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ズームして見る。
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SONY DSC-WX500
ISO: 800 Speed:1/100 f値:5
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もう一枚。
Exif情報
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ISO: 800 Speed:1/60 f値:5.6
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登山口、ビジターセンター壁面の最新登山情報。
白馬岳迄の登山道の様子。白馬鑓温泉は冬季休業に入ったため利用できない。
ロープウェイの最終便に乗り遅れないこと。麓まで歩くと約4時間。宿泊すると一人2万円とある。Exif情報
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ISO: 80 Speed:1/320 f値:3.5
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タテヤマアザミ(立山薊)の咲き残り。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
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『栂池自然園 自然図鑑』。80ページ。大きさはA5判よりやや小さめなので持ち運びやすい。写真も文字も大きめなので、見やすい読みやすい。索引があるので、活用しやすい。製作・監修・解説・写真・発行 猪俣 崇志様 栂池ビジターセンター。
ビジターセンター受付や栂池山荘売店で発売中 1,200円。Exif情報
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ISO: 400 Speed:1/30 f値:3.5
装備・携行品
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モーちゃんさんの登山記録
確認













































































