行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
スタート地点でもあり駐車場(無料)でもある「陰陽山森林公園駐車場」。にカーナビをセット。30台以上は軽く停められる。トイレあり。
この登山記録の行程
陰陽山森林公園駐車場(11:34)・・・陰陽神社(11:49)・・・陰陽山・展望台(11:53)・・・陰陽神社・・・ゴルフ場駐車場(12:07)・・・陰陽山森林公園駐車場(12:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
以前から「陰陽山」という名前が気になっていたが、標高216mと茨城低山王国の中でも低山の部類に入るので、さすがに登山のためにこれまで赴くことはなかった。
今回、「常陸国ロングトレイルバッチキャンペーン」の対象に入っていることを知って、良い機会だと「陰陽山」をデジタルバッチ4つ目の山としてチョイスした。
陰陽と言えば、安倍晴明。安倍晴明と言えば京都。活躍の舞台でお墓もある。更に言えば、安倍晴明を祭る神社が福井にある等、個人的に身近な存在だったので、陰陽(おんみょう)に関係があるのであれば是非行ってみたいと思っていた。しかし、実際には想像とは少し異なり。こちらは陰陽山(いんようさん)と呼ぶらしい。
駐車場に車を停めて、早速、歩き出す。
公園の中を通り過ぎ、神社に向かっていくと、徐々に山の中へと様変わりしていった。
途中、マップが描かれた大きな看板があったが、あまりにもアバウト過ぎて、現在位置も良く分からない。地図としての昨日はなく、むしろ道迷いを誘発しそうな描写だった。
進んでいくと、天を突くような石段が突如現れた。140段以上あるらしい。
見上げながら、これは「歩き応えがある」と登っていくが、急勾配以前に歩幅が短くて転びそうになってしまった。
登り切ったところには陰陽神社拝殿があり、その前に神社を守るように狛犬が置かれていた。一目見してわかるブサイク可愛い狛犬。
「変な狛犬」コレクターでもある自分にとっては、嬉しい発見。にんまりとして駆け寄り、頭をナデナデしてしまった。
なんでも韓国の猟犬がモデルになっているとか。足が短くダックスフンドのようなスタイルをしていた。なぜ故に韓国の犬なのか、とても不思議だった。
陰陽神社拝殿をさらに進むと本殿があり、その裏あたりに陰陽石があると聞いていたので、どこにあるのかと楽しみにしていたが、気が付いたら山頂に到着してしまった。
ちなみに、徳川光圀公が陰陽山に登った時に、2つの巨岩を見て「陰陽石」と命名したのが始まりとのこと。それ以降、陰陽神社のご神体「夫婦和合の神様」として祀られているとのことだった。ただ、残念ながら2011年の大地震で石の一つが倒壊して割れてしまったらしい。
山頂の展望台から周囲を眺める。青い空とポカポカ陽気がとても気持ち良かった。
空気が澄んでいて、見晴らしがよく、遠くには筑波山が薄っすら見えていた。
深呼吸をして、新鮮な空気を思いっきり吸い込んでから、下山することにした。
途中、陰陽神社のところで道を誤り別な階段を降ってしまった。直ぐにミスルートに気が付いたが、小さい山なので「それも良かろう!」とそのまま進むことにした。
小さな鳥居の先で森が開け、立派なゴルフ場の駐車場に飛び出た。山頂の展望台からゴルフ場が見えていたが、なるほどここのゴルフ場だったのか。
あとは車道に沿うように歩き車の場所まで戻った。
これで「月居山」「黒磯バッケ」「鍋足山」「陰陽山」を登り、「常陸国ロングトレイルバッチキャンペーン」の条件となっている4つの山バッチをゲット。残りはお勧め観光スポットのバッチをゲットすればコンプリートと言うことで「道の駅 常陸大宮 ~かわプラザ~」へ向かった。
ここはもう立ち寄るだけでバッチが入手できる楽勝ポイント。しかも、記念手ぬぐいの受け渡し所でもあるため、その場でスマホ画面に表示されたデジタルバッチを係の人に見せて無事、記念手ぬぐいをもらうことができた。
低山登山の連続で全く歩き足りなかったが、こんな機会が無ければ登ることもなかった山にも出会えて、実に楽しい一日だった。















