行程・コース
天候
薄曇
登山口へのアクセス
その他: 滋賀県米原市グリーンパーク山東キャンプサイトから上野登山口(駐車2・30台有料)へマイカー移動
この登山記録の行程
伊吹山 12.4km 行動時間7:16 25,191歩 ↑1,244m ↓1,189m
テントサイト5:40⇒6:00上野登山口P 6:20→6:50 1合→7:49 3合→8:18 5合→8:507合→9:58伊吹山(1377.3m)11:10→12:26 3合→13:22 駐車地
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
朝は5時半出発。伊吹山山麓上野登山口(220m)を目指す。入山協力金300円を寄付して6時20分出発だ。
1合までは植林帯を1kmくらい登る。1合で草原に出ると3合までのゲレンデ跡草地が広がる。斜度も道も心地良い斜面を登って行く。伊吹山歴史の登拝道の表示板やタツナミソウ、アヤメ等を楽しみながら3合を目指す。
3合手前でお初の花遭遇。資料に寄ればホタルカズラのようです。3合の植物写真で確認する。イブキスミレやイブキシモツケなど固有種も多い、植物の宝庫だ。辺りを4ッつの目(2人)で探索しながら登る。
今日はオドリコソウの花が満開。4合手前の足元でイブキシモツケの白い花も発見。
ここ伊吹山は石灰掘削のお山で知られ、石灰岩地形でこんなに固有種が多いのだそう。まだ半分しか登っていないが先が楽しみ。
5号に到着すると自動販売機が設置されていて、連れが200円の缶ジュースに悲鳴。ここに来ると伊吹山の斜面はまるで壁のように天に向かって伸びている。時刻は8時18分歩き始めて2時間経過。
6合手前の避難小屋がすぐ其処に見えるのだが、中々近づかない。斜度も一段と急になり大きく九十九を切ながら登っている。
避難小屋を過ぎると道は益々狭くなり、登山者が重なってきた。急斜面とゴーロ登山道で渋滞気味になってくる。我々はブレーキをかけている側のようだが、極力お邪魔しないように心がけてマイペースを守っていく。
7合で腰を下ろして休憩に入ると、たちまちお連れが出来、4、5人腰掛けて休憩に入り、関所になってくる。これは如何と思い早々に上を目指す。
8合では休憩ベンチが設えてあったので、ここでゆっくり腰掛けて伊予柑を丸齧り。
8合からはさらに傾斜が増し、岩が続く石塔原(カレンフェルト)帯を四つんばいになって登る場所も現われる。
9号はまだかいなと思いながら頑張っていると、突然頂上台地へ出てしまう。9合は見落としたようだ。ここまで来ると、前後を気にしなくても歩けるようになる。ゆっくり頂上を探しながら歩いてゆく。
三角点は9時58分、3時間40分で到着した。我々にしてはいいペースでした。登山者の人波に押された勢もあるが、ハイペースでした。ラッキー・・・・
頂上台地は人の波が押し寄せて、山頂とは思えないほど人が多い。伊吹山ドライブウエーが山頂直下まで通じているので、観光客も結構居る様だ。
人波にまぎれてボランティアさんたちが外来種の駆除をされている。ご苦労様ですと声掛けし、お尋ねすると、セイヨウタンポポの駆除をされておられる。
我々は、山行きごとに靴底を洗って他の山域の種子が進入しないように心がけているが、観光客はそんな意識は無い。まだまだ日本の文化は成熟出来ていないと感じた次第。
そんな感想を持ちながら、眼下の新幹線の通過をおかずにしばら休み下りに向かいます。
下り口は11時9分に発車。土曜日のお昼前登ってくる人も多い、下る人も多い。5合までは気合を入れてブレーキにならないように下らねば渋滞を引き起こす。しっかり頑張って下りましょう・・・
5号に下りたのは12時25分 75分で下り、3合経由、1合でトイレタイム。
駐車地へは13:25分に到着し2時間15分の下りでした。ここでも人に押された感がする。
伊吹山、植生豊かな自然が残っているお山、大切に守って生きたいと思いました。
みんなのコメント