行程・コース
この登山記録の行程
土小屋(08:25)・・・国民宿舎石鎚(08:34)・・・休憩所(09:02)・・・東稜基部(09:36)・・・二ノ鎖[休憩 10分](10:17)・・・石鎚神社[休憩 10分](11:06)・・・天狗岳[休憩 10分](11:29)・・・石鎚神社[休憩 20分](12:10)・・・二ノ鎖(12:42)・・・東稜基部(13:16)・・・休憩所(13:38)・・・国民宿舎石鎚(14:02)・・・土小屋(14:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
中四国最高峰石鎚山へ出かけた。
面河渓谷から登る十数キロは、石鎚スカイライン。
山岳ロードで夕方6時にゲートが締まる。土小屋登山口は久万高原町と西条市の境界、標高1,500mの稜線上。
なだらかに続く稜線、二・三のパーティーと前後しながら進んでゆく。「鶴ノ子ノ頭」1,637mの三角点峰をトラバースし、再び稜線の鞍部に出ると休憩ベンチが設えられた休憩ポイントに到着。此処は休まず進む。
前方1,677mピークの登りに取り掛かったところで、横に石鎚山の尖峰が雲にまとわれて聳えている。悠然と切り立っているその岩峰に見とれ、視線を落とすと満開を迎えたリンドウが登山道を飾っている。ホオ~とため息が出る。
アサギマダラが優雅に舞って、蜜を探してる。このピークにも立派な第二の休憩ベンチがある。さらに進んで、少し下ったところが第三ベンチ、東稜基部だ。
東稜下部からは石鎚山の北壁の下をトラバースして行く。急斜面に掛け渡された木道を進んでいくようになる。落石が起る危険場所のようで、注意看板がある。
木道が架渡された沢を数回横断して行くが、毎年落石で木道が壊され修理された形跡がある。沢筋は高木が育たず陽が当たるので、落石注意の危険箇所だが、すばらしいお花畑になっている。今は、レイジンソウ、ハガクレツリフネ、ミソガワソウ、サラシナショウマ、シオガマギク、オオマルバノテンニンソウ、ミヤマヒキオコシそしてイヨフウロなど、圧巻の花々がたくさん観られ、なるほど花の百名山と納得せられる。
北壁下部のトラバースが終わると、石階段を登り第4ベンチの横を通過。二の鎖鳥居の下で、成就からの登山道と合流する。そして、此処には新しい休憩舎と水洗の手洗いが建っている。早速100円コインでトイレを拝借。
ここから二の鎖に挑戦してみることに・・・。鎖場は60m最初は足場も有り比較的容易に取り付けたが、途中から足場も悪く斜度も増してくる。
それでも一歩づつ確実に進むと、上に着けた。少し時間短縮になったのか?
三の鎖は遠慮して迂回路を登る。ダイモンジソウ・シラヒゲソウやオタカラコウが階段脇に見られる。弥山頂上に着き、石鎚神社で参拝をし、無事登山をお願いしてから、今回の核心部天狗岳へ向かう。
其処から先は鎖もロープも何も無い自然の岩山が続く。左右が切れ落ちているので高度感は相当だ。岩がざらざらで足がかりが良く、慎重に進んでいけば多少の斜度はステップが刻め、岩尾根上が歩ける。
約20分で天狗岳に到着。頂上岩を回りこんだところで腰を下ろし、向こう側の南尖峰から二の森方面の眺望を楽しむ。媛大小屋の屋根も見えている。静かな山頂で1人ゆったりお茶にする。
しばらく休んで帰りに向かう。帰りは稜線の岩場下に続く笹原境界との道を帰る。こちらは高度感はあまり無くて、足元の泥濘が気になるくらいだ。お昼少し過ぎに弥山に帰る。
下りは来た道をスタスタ下り、二の鎖の迂回路を通って14時10分、100分で駐車場へ帰着した。
今回頂上でポツポツ来たが、大したことはなく、今日も快適な登山を楽しませて戴きました。お花の百名山ベリーグー・・・・ お山の神様 謝謝
フォトギャラリー:30枚
立派な看板を入山
鞍部の休憩所
石鎚山が見え出した
ヒヨドリバナとアサギマダラのツーショット
1677mピーク ベンチ2の休憩所
成就登山道の尾根 前社森付近
東稜基部 ベンチ3の休憩所
沢沿いに伸びるお花畑
落石注意標識
沢を渡る木道
お地蔵様が祀られている
北壁に向かって伸びる花畑
赴きある指導票 ベンチ4の休憩所
成就からの道と合流 二の鎖手前
二の鎖下から見た北壁
新しい休憩舎とお手洗い
二の鎖場
面河渓 二の森方面分岐
弥山 石鎚神社
天狗だけへの岩尾根
天狗岳
弥山へ帰る
頂上山荘
成就道との分岐へ降下
東稜基部から手箱山方面
ベンチ2の休憩所へ降下
リンドウとアゲハ
ベンチ1の休憩所帰着
土小屋駐車地が見えた




