行程・コース
この登山記録の行程
白石スキー場登山口(10:00)・・・白石女子高山小屋跡[休憩 10分](10:33)・・・不忘山(御前岳)[休憩 30分](13:49)・・・白石女子高山小屋跡[休憩 10分](15:57)・・・白石スキー場登山口(16:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1945年3月10日、3機のB-29が相次いで不忘山に墜落した。3機が墜落した時間帯は、300機を超えるB-29の無差別爆撃により、推定で10万人以上が犠牲となった東京大空襲と重なる。3機の所属は別部隊でグアムとサイパンから飛来している。任務は東京爆撃だった。当日は吹雪だったらしいが何故吸い寄せられるように不忘山に墜ちたのだろうか。
不忘山の山頂近くにある不忘の碑。1961年に地元有志により3機のB-29搭乗員34名の慰霊の為に建てたものである。共同慰霊碑は見かけるが、敵国の兵士を一方的に慰霊するのは珍しいのではないだろうか。
白石スキー場そばの長老湖近くに戦後70年の節目に完成した不忘平和公園を訪れる。不忘の碑のレプリカがある。説明を読むうちに本物を拝みたくなる。
不忘の碑を見に不忘山へ。紅葉は終わって落葉の登山道を登る。土道が泥濘、足が滑る。登山道近くに1番機が墜落した筈だが、場所の記録を忘れた為分からず。残骸の一部が残っているらしい。山頂の岩場が見えてくる。稜線を越えた所が不忘の碑。石碑の文面が上向きで読み難い。知らない人は素通りして行く。山頂は全周見渡せ、屏風岳、水引入道、馬ノ神岳の景観が素晴らしい。水引入道経由の登山道もあるが、帰りは来た道を戻る。
※1番機が墜落した現場近くの登山道は硯石、長老湖コースのようです。
フォトギャラリー:21枚
墜落した1番機
山形県教育センター・安斎ライブラリーより。
長老湖と不忘山
不忘平和公園①
奥に不忘山
不忘平和公園②
墜落現場解説と搭乗員名簿
19歳から27歳と皆若い。
不忘平和公園③
不忘の碑レプリカ
白石スキー場駐車場
登山道入り口
白石女子高小屋跡まではゲレンデ脇林道を歩く
白石女子高小屋跡
ここからが登山道となる
ユキトリ沢
弘法清水
今の時期、水は地面を濡らす程度でほぼ枯れている。
カエル岩
不忘の碑の向かいにある
不忘の碑①
不忘の碑②
英文がアメリカ目線で書かれていて地元有志の物としてはしっくりこない。
不忘山山頂①
不忘山山頂②
三等三角点「不忘山」処置保留の為、点の記を確認できず。
神社後背の山に祠の屋根のみ存在
屏風岳-刈田岳ルート
屏風岳
山頂から
屏風岳-水引入道-馬ノ神岳-不忘の碑
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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