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不忘山 B-29の痕跡を求めて硯石2015

墜落現場・不忘山( 東北)

パーティ: 1人 (倉上ひなた さん )

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行程・コース

天候

曇り後雨時々雪

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 硯石登山口1台駐車可能(長老湖に50台以上駐車可能)

この登山記録の行程

硯石登山口(09:05)・・・B-29墜落現場(11:57)・・・硯石登山口(13:30)

コース

総距離
約5.7km
累積標高差
上り約657m
下り約657m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 1945年3月10日、3機のB-29が相次いで不忘山に墜落した。3機が墜落した時間帯は、300機を超えるB-29の無差別爆撃により、推定で10万人以上が犠牲となった東京大空襲と重なる。3機の所属は別部隊でグアムとサイパンから飛来している。任務は東京爆撃だった。当日は吹雪だったらしいが何故吸い寄せられるように不忘山に墜ちたのだろうか。
 1番機は硯石登山道7合目付近に墜落したとの事なので雨の中を登る。白石女子高小屋跡コースよりも登山者が少ない為、道が荒れておらず登り易い。上空で恐ろしい程の風の音が轟く。木々は落葉して見通しが良い。
 木々が生えていない荒地に辿り着く。そこが墜落現場。70年の間、風雨に晒されたパーツであろう鉄製のフレームと粗末な標石に祈りを捧げる。10mほど離れた場所に最近建ったであろう綺麗な標石が鎮座する。雨が雪に変わってきた。山頂は目指さず下山する。
※墜落現場のパーツは持ち帰りの為か点数が減っています。

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フォトギャラリー:11枚

硯石登山口
 駐車場らしいスペースが見当たらず。長老湖には50台以上駐車スペース有り。

登り口付近は杉林

標高が上がると雑木林

気温は6℃ほど。

70年前の墜落現場
 山形県教育センター・安斎ライブラリーより。

現在の墜落現場
高度計(EPSON MZ-500)で標高1357m

標石?と鉄製のフレーム

標石の周囲は周りと比べて灰色っぽい。

灰色は燃えて溶けたと思われるジュラルミン(航空機の素材)

原型をとどめたパーツもある。

最近建立されたであろう標石

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ GPS機器

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