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会津朝日岳集中登山

会津朝日岳( 東北)

パーティ: 3人 (1357 さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

曇り/晴れ/晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 3パーティー9人で集中登山を実施する。
前夜、雪下宅に泊まり、他の組を会の車で入山口まで送り、下山口に雪下の車を置いて、楢戸沢から入山する。

この登山記録の行程

林道終点(530m、9:35)楢戸沢(550m、9:55)幕営(15:00/7:45)大滑滝(9:10)二俣(1,050m、11:00)沢終了(14:00)朝日岳(14:40/7:25)叶ノ高手()赤倉沢(740m、9:10)車止め(9:50)雪下宅(13:00~14:00)池袋(10:40)

コース

総距離
約13.0km
累積標高差
上り約1,228m
下り約1,222m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 雪下君は長い間渓峰山岳会のチーフリーダーをやり、沢登りやロッククライミング、冬の氷瀑登攀と山岳会を引張っていった頼もしい山の先輩だが、東京の自動車整備会社で腕を磨いた後に故郷の只見に帰り、独立して整備工場を経営している。
 恒例の秋の集中登山は会津朝日岳へ行くことに決まった。高さは如何と言う事もないが、こうゆうことでもないと行けない奥深い只見に在る山なので、「良い機会だ」と喜ぶ。参加者も思ったより多く9人で、3パーティーに別れて3つのルートから登ることになる。
 下山口に雪下君の車を置き、会の車で他の登山口まで仲間を送り届けてから、目指す楢戸林道へ入り、 終点から20分歩いて川原へ降りる。
 案に相違して水量は少なく、穏かな渓相をしている。しばらく平凡な沢が続くが、標高800mを過ぎた辺りから滝が出てくる。高さは大してないが、ツルツルの花崗岩なので、手掛りが無い所は如何しようも無い。地下足袋とわらじで急な草付を登るなど、怖い高巻きを強いられたりして高度を稼ぐ。
 初日は、右岸に平坦な場所を見付けて適当な時間にテントを設営する。紅葉が盛りで見事だが、先が長そうで朝日岳山頂に予定の集合時間までに着けるか如何か心配で、ゆったり紅葉を楽しむだけの気持の余裕が持てない。

 二日目は滝の連続である。水が涸れると岩登りみたいになって、谷川岳一ノ倉沢の二ルンゼ辺りを登っている感じがする。頂上直下には広大なスラブが広がり、気持ち好く快適に登る。
 スラブが尽きた所が即ち会津朝日岳山頂で、「歩いた時間の割には、今日も長い1日だった」と、緊張を強いられた遡行を振り返る。
 山頂へは我々が一番乗りで、他のパーティーはまだ姿を見せていない。暗くなる頃、江森パーティー(島田、斎藤)が姿を見せる。沢は長く、大分苦戦したらしい。最終パーティー(楠田、加藤、岸野)が登って来たのはそれから1時間ほど後だ。 
 9人勢揃いして、頂上にツェルトを3つ張り、少ない水を分け合って炊事をする。今回も釣竿を持参したのだが、1匹しか釣れなかった。他パーティーも、「魚影はあるのだが釣れなかった」と言う。

 下山は東北に伸びる尾根に付いた一般道を下る。叶ノ高手を越え、予め車を置いてある登山口へと飛ばす。
 もう1台の車を回収して雪下君の家に戻り、一休みして御茶をご馳走になった後、奥只見を後にする。

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装備・携行品

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登った山

会津朝日岳

会津朝日岳

1,624m

よく似たコース

会津朝日岳 福島県

豊かなブナ林を登り、山頂から大展望を楽しむ

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
7時間20分
難易度
★★★
コース定数
31
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