行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
その他
その他:
赤岳天望荘に宿泊
この登山記録の行程
赤岳天望荘(6:30)・・・地蔵の頭(6:50)・・・三叉峰(7:20)・・・奥の院(7:30)・・・硫黄岳山荘(8:00)・・・硫黄岳(9:00)・・・赤岩の頭(山頂)(9:30)・・・赤岳鉱泉(10:30)・・・美濃戸山荘(12:10)・・・八ヶ岳山荘(13:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前日に赤岳天望荘さんにお世話になったのですが晩ご飯の時に入口に置いてあるパソコンを見ていた人が「あ~明日雨か~~」と嘆いていたのでそちらを見ると山小屋のご主人も来て「う~~ん、残念ですけど明日は昼から本格的に降るみたいなので早い目に下山された方がいいですね~特に地蔵尾根は滑りますしね~」とアドバイスをされているのを見て普通なら不安になるところですがアホな我々は「今日、神様のお子さんを山頂までお連れしたから明日は大丈夫やろ。」となんともはや根拠のない理由から何の心配もせずぐっすり寝ました。
それではコース案内です。(後編の始まりです。)
朝、5時に起きた我々は早速窓の外を見るとどうでしょう。どピカンです。
友人は「ほ~ら、やっぱり山の神様がお礼をくれはったやろ?」と得意満面です。
私も同意して食事の順番を待ちます。
5時45分からでしたが早まって5時30分には食べることができたのでたくさん食べます。(基本、山行の時は結構食べます。)
もちろん、美味しかったのもありますので改めて赤岳天望荘さんには感謝です。
食事をとり終わって用意も済ませた我々は6:30頃に赤岳天望荘さんを出発します。
振り返ると赤岳天望荘さんの後ろに赤岳が朝日に照らされ聳えています。
嬉しくなった我々は意気揚々と進みます。
地蔵の頭はすぐそこなのですが写真を撮りまくっていたのでなかなか着きません。
普通に歩けば5分程度で着きます。
お地蔵さまにご挨拶して写真に収めたら二十三夜峰へ向かいます。
ちなみにこの地蔵の頭から下山するルートが地蔵尾根と呼ばれ行者小屋に直結するのですが結構足場が悪く危険地帯も多いので上りよりも下りは慎重に進んでください。
二十三夜峰までは鎖場やはしごがあり、こちらも危険なエリアです。(特に雨の日)
朝から雨が降った場合、泊まった場所にもよりますが出来れば文三郎尾根から行者小屋に下るのが一番無難と言えます。(美濃戸口方面に行きたい方のみ)
おそらく各山小屋のご主人たちも地蔵尾根や奥の院越えはやめるように言うと思います。
それほど足場が悪いので簡単な気持ちでは入らないようにしましょう。
実際に行った方はご存知だと思いますが滑落で亡くなられた方の供養碑や神様の石などたくさんあります。気をつけましょうね。
二十三夜峰を無事に越えた我々は日ノ岳、鉾岳、石尊峰と順調に進んでいきます。
ちなみに横岳という山はありません。(一応最高峰が山頂扱いになっていますが。)
横岳は上に書いた各山々の総称です。(八ヶ岳と同じ意味です。)
各山には何も記載されていないので鎖場を越えたピークを順番に上に書いた順番で覚えておくと行った時に「ああ~この辺が鉾岳あたりかな?」などと位置関係が分かって楽しいです。
登山する人が(我々もですが)奥の院と呼んでいるところが横岳の主峰となり標高は2829mとなります。(標高看板も横岳山頂の看板もあるのでわかりやすいです。)
ここの山頂から赤岳や阿弥陀岳が綺麗に見えるので絶好の写真スポットですが山頂はそんなに広くないので人が多いときは譲り合いをしましょう。
間違えてもお弁当を広げてはいけません。(迷惑です。)
特に横岳で気を抜くとその先には最大の難所であるカニの横ばいが待っています。
高所恐怖症の方には大変つらい足元がほとんど足がかりのない場所を横に張られた鎖一本を頼りに越えていきます。(鎖に頼り過ぎないように。)
ここさえ越えてしまえば岩稜地帯とも別れを告げますので気は楽になりますが意外とこのあたりで転倒事故が多いので気は抜かないようにしましょう。
台座の頭と呼ばれる岩稜地帯を右手に見送ると下り坂となり、足元がザレ場になってくるので足が疲れた方は台座の頭あたりで小休憩を取るのもいいでしょう。(そこそこ広いです。)
下りきった鞍部には硫黄岳山荘がありますし駒草神社もあるので休憩はそこまで我慢するのも手です。(トイレは水洗ですよ。)
駒草神社で難所を無事に越えられたことといいお天気にしてくださったことを山の神様に感謝してから硫黄岳山荘に立ち寄ります。
ここのご主人はとてもいい方なので硫黄岳方面に行かれる方はここの山荘を拠点にするといいでしょう。
我々はここでジュースを飲み、ゆったりと休憩します。(本当はペースが早すぎて時間調整していただけなんですが・・・)
ご主人といろいろお話をさせていただき有意義な時間を過ごした我々はいよいよ本日のメインである硫黄岳を目指します。
この硫黄岳は我々の登山の原点とも言っていいくらいの山でまだ何も知識がなかった頃に年柄年中入れる露天風呂の中で最高の地点にある温泉(本沢温泉)があると友人が言い出し何の予備知識もなくここまできたのが本格的な登山の始まりでした。
若かったこともあり、あまりにもあっさりと硫黄岳に立てたことで天狗になった我々は西穂高で恐ろしい目にあい、そこから真剣に登山に取り組むようになったといういきさつがあります。
友人とそんな思い出を語らいながらここでコーヒータイムを取ります。
しばらく山頂で写真を撮りまくったり喋ったりしながら改めて山の魅力を満喫した我々はようやく重い腰を上げて下山を開始します。
避難小屋の左前(赤岳側)に一際大きなケルンがありそのケルンに道標がはめ込まれており、赤岩の頭方面を示唆しているので従い、下りていきます。
直ぐに岩稜地帯となり鎖もあるような場所なので慎重に下りていきます。
ここを下りきると白い砂地のザレ場が赤岩の頭まで続くので足を滑らさないように下りていきます。
鞍部手前に大きなケルンがあるのですが一番上に乗っているのはただの岩ですがなぜかお地蔵さまのように見えます。
また、このケルン越しに赤岳などを眺めると山に来た~と思わせてくれるような絶好の写真スポットです。(登山道は開けて写真を撮りましょう。)
そこから少し下りたところが鞍部となり分岐にもなっています。
オーレン小屋経由で夏沢鉱泉に行かれる方はこの分岐に従ってください。
ほかの方々はここでそれぞれのルートに分かれていきますがなぜか赤岩の頭山頂へは行かない方ばかりでした。
我々はほんの少し上れば行けることもあり赤岩の頭山頂に行きました。
といっても道標の柱に「赤岩の頭山頂」と記されているぐらいで三角点はおろか標高看板もありませんがここからだと峰の松目という山が見れますし赤岳も綺麗に見えるのでこのピークに立つことをオススメします。
ちなみにここから峰の松目を経由してオーレン小屋に行けますのでこういうプランで山行計画を立てるのも面白いと思います。
我々は今回、茅野駅から高速バスを予約していた関係でどうしても美濃戸口方面へ下らなければならなかったのですがもっとうまく計画を立てていたら自由に散策できたなと次の課題を友人と語らいました。
山頂を満喫した我々はいよいよ本当に八ヶ岳に別れを告げて下山します。
先ほどの分岐まで戻り、赤岳鉱泉方面へ下山していきます。
ドンドン標高が下がっていき、あっという間に樹林帯へ入っていきます。
もう山を眺めながら歩くということもできないのでひたすら下山に集中します。
このあたりは大小さまざまな岩がゴロゴロしており下手に乗っかってしまうと足をぐねる可能性がありますので出来るだけ平坦なところを選んで歩きましょう。
また、それなりに斜度があるので足が疲れてきている方は広い場所(あまりないですが)で小休憩を取りながらゆっくり下りましょう。
途中でお話しだしたご婦人と下山しているとすぐ近くで鳥のさえずりが聞こえます。
友人と「どこから聞こえる?」とあたりを見回しているとご婦人が見つけてくださったのでしばらく眺めてました。(可愛い鳥でしたが名前がわからない・・・残念。)
たわいもない会話をしながら楽しく下りていくとやがて沢と合流しそこに道標があります。
ここまでくれば赤岳鉱泉はすぐそこです。
赤岳鉱泉についた我々はご飯を食べるか悩みましたがまだ10時半だったこともあり、小休憩だけに止め、下山します。
ちなみにこの赤岳鉱泉は冬季には小屋の前にアイスキャンディーと呼ばれる巨大な氷の壁があります。(毎日水をかけて徐々に大きくしていく赤岳鉱泉名物のアイスクライミング練習用の氷の壁です。)今は気温も上がり、見る影もないほど小さくなっていました。
小屋の右端から下山していきます。
ここからは何回も沢を渡渉していくのですが全て木製の橋を渡るので実際に沢に入ることはありません。(増水時は左側の高巻き用の道を進んでください。)
沢を渡る橋から赤岳方面を振り返るとちょうど大同心が綺麗に見える場所が何箇所かありますので人が来ないことを確認して写真に収めます。
途中で元気よく下山してきた歩荷さんに抜かされますが歩荷さんもこれから暑くなっていくので大変だと思います。(背負子も風を通しませんしね。)
綺麗で楽しい沢沿いの道も堰堤で終了を迎えます。
この堰堤の先を右に渡ればそこからは林道になります。
もちろん足元は土なのですがなぜか人工的な感じがして一気に山から下界に下りた感じが否めません。
そこからしばらく行くと少しずつ周りが幻想的となり(ジブリの世界観といえば伝わるかな?)左側の大きな夫婦杉の間に小さな祠が祀られています。
ここが山の神様を祀っている祠で山岳地図にも載っています。
我々は無事に下山できたことを感謝して祠を後にします。
祠から少し行くと右側に山へ入っていく道(特に道標はないので自信のない方やコンパスを持っていない、読図ができない方は入らない方がいいでしょう。)があり、この道を利用すると林道歩きを約10分ほどショートカット出来ます。
距離で言えば1km以上は短縮できます。
一応、入口は写真にアップしておきましたが入る際は自己責任でお願いします。
山道は当たり前ですがちゃんとした道(入っても良い道。)なので踏み入れるのは何も問題はありません。(ガイドブックや山岳地図にも載っています。)
我々はショートカットがしたかったわけではなく林道歩きに飽きてきていたので迷わず山道を選びました。(やっぱり山道の方が楽しいです。)
林道と合流すれば美濃戸山荘まですぐです。
最後に大きく左へ曲がると美濃戸山荘が見えてきます。
ここでも休憩するか迷いましたがお風呂に入りたかった我々は水だけ頂き、スルーします。
ここからは林道をひたすら歩き、赤岳山荘、やまのこ村を越えて八ヶ岳山荘へ向かいます。
行きはわからなかったのですが途中で何箇所か山道に入り、結構ショートカットできるような道があるのですが地形図がないとどのあたりに出るのかわからないので素直に林道を歩きます。(このあたりから結構車が往来するので気をつけてください。)
午後1時に八ヶ岳山荘についた我々はお風呂に入り、美味しい食事と生ビールを堪能して帰路につきました。
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神様にお願いしたところこんなに綺麗に晴れました。
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本当なら本日は曇りのち雨の天気予報だったので感激です。
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ガスもすっかり晴れて周りの景色が綺麗に見えました。
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阿弥陀岳に朝日が映えます。
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赤岳天望荘から赤岳を望みます。
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赤岳天望荘で美味しい朝食をいただいた我々は出発します。
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昨夜はよく眠れたので身体が軽いです。
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足元は切り立った場所が多いので慎重に進みます。
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しかし朝日を浴びながらの登山は気持ちいいですね。
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赤岳天望荘が小さくなって行きます。
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これから向かう最大の難所の奥の院が見えてきました。
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しかし奇跡って起きるんですね。誰もが晴れるとは思ってなかったはずです。
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山の神様に感謝して進みます。
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赤岳天望荘にはまだかなりの人たちがたむろしていました。
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天気が良いから出発するのが惜しいのでしょうね。
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そうこうしているうちに難所が近ずいてきました。
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地蔵尾根です。ここからの下りは慎重に進まないと危険です。
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お地蔵様が静かに見守ってくださっています。
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お地蔵様に別れを告げて難所に向かいます。
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まずはこの岩場を越えて行きます。
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この辺りから岩場が続きます。
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景色に見惚れて足を滑らさないように注意してください。
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赤岳が遠くになって来ました。
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ハシゴを登って行きます。
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岩場の苦手な方にはキツイですがここからが最大の山場です。
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ただ、足場が広い場所が多いので景色を眺めて心を落ち着けてから進みましょう。
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赤岳からの稜線を見ると一目瞭然ですが結構尖っています。
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この山も滑落事故が多いのか?至る所に神様が祀られています。
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対抗から団体さんが来ましたが無事に越えて欲しいです。
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この辺りから足場が悪くなります。
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しかし何回来ても八ヶ岳は最高です。
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どこから切り取っても絵になる山です。
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岩場の向こうに阿弥陀岳が見えました。
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この鎖場は気を引き締めて登ってください。
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厳しい岩場の合間に清々しい景色が広がります。
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山に来て良かったと思わせてくれる景色です。
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八ヶ岳の縦走はしびれますね。
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道標も風化して文字が読めません。
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我々はこんなスリリングな岩場が大好きです。
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岩稜地帯にお花畑があります。
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岩稜地帯は滑落注意です。
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横岳も総称なのでこの辺りから横岳エリアです。
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やはり低山とは違い、空気が薄いので普段運動不足の人はゆっくり行動してください。
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岩場は険しいですが結構楽しみました。
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こんなに綺麗な山に上れることに感謝します。
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遠くに見える街並みは茅野方面ですね。
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まだまだ八ヶ岳の山々を上りたいですね。例えば天狗岳とか。
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基本、山行は早くに行動しましょう。清々しい景色が見えますよ。
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山の神様に手を合わせて奥の院に向かいます。
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難所とはいえ気をつければそれほどでもないので無意味に緊張する必要はありません。
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花と山々、絵になりますね。
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切り立った鋭角な岩場、今はもちろん登れません。
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鋭角な岩場を巻くように道が設けられています。
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この辺りは広い場所なので疲れた方は軽く休憩してもいいでしょう。
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三叉峰に着きました。
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横岳が近くなって来ました。
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この先が奥の院になります。
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横岳は南北に連なる岩峰群の総称です。
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小同心が見えます。
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小同心の向こうに赤岳が見えます。
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阿弥陀岳が綺麗です。
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かわいい花が癒してくれます。
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奥の院から赤岳と阿弥陀岳を望みます。
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さあ〜て、奥の院を越えましょう。
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怖い岩場が現れました。
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大同心です。
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こういう高山の道標はカッコいいですね。
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横岳山頂です。
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大同心の向こう側に見えるのが本日の目的地である硫黄岳です。
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景色は最高です。
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カニの横ばいです。高度感満点です。
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この岩場を越えたら後は楽な道です。
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カニの横ばいあたりの岩場を振り返ります。
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足場が良くなってもしばらくは気を引き締めて歩きましょう。
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硫黄岳までの道は台座の頭を越えたくらいから広くなりますが滑りやすいので注意してください。
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逆光で見にくいですが台座の頭です。
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横岳山頂には人がたくさんいます。
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大同心から遠くに阿弥陀岳を望みます。
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硫黄岳山荘が見えてきました。
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かわいい花越しに硫黄岳を望みます。
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この辺りはザレ場なので疲れた足元では滑りやすいですから気をつけてください。
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硫黄岳に行く前に硫黄岳山荘に寄り道します。
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硫黄岳山荘です。
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硫黄岳山荘の前にある駒草神社です。無事に越えてきた事を感謝します。
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硫黄岳山荘のご主人はとてもいい人です。
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硫黄岳へはこのようにケルンに導かれながら進みます。
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ケルンに岩ヒバリがさえずり絵になります。
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硫黄岳山頂です。
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まずは標高道標の前で記念撮影します。
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硫黄岳から夏沢峠を望みます。
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遠くに見える双耳峰は天狗岳です。
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コレは昔の避難小屋です。もちろん今でも使えます。
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硫黄岳名物の爆裂火口です。
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我々は少し早く着きすぎたので硫黄岳でノンビリとコーヒータイムを楽しみました。
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今まで歩いてきた道を振り返ります。
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思えば昨日から結構キツイ道を楽しく歩けたのも神様のおかげです。
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硫黄岳は我々の原点とも言える山なのでお気に入りの山です。
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来年は天狗岳を上りたいですね。
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そうなるとロングコースが好きな我々は蓼科山からの縦走になると思います。
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硫黄岳の三角点です。意外と気づかない人が多いです。
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赤岩の頭方面へはこのケルンを目印にしてください。
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赤岩の頭への道はいきなり岩場なので足元注意です。
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赤岩の頭が見えてきました。
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隣の稜線は硫黄岳への道です。
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硫黄岳に至る岩場を振り返ります。
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硫黄岳がドンドン離れて行きます。
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ここから赤岳を始め各山々が良く見えます。
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赤岩の頭周辺は滑りやすいザレ場なので気をつけてください。
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赤岩の頭にあるケルンですがてっぺんにお地蔵様のような岩が乗っています。
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ケルンを挟むと山々が引き締まりますね。
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赤岩の頭からオーレン小屋方面に行くことが出来ます。
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我々は赤岩の頭の頂上を目指します。
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実は赤岩の頭にはちゃんと頂上があるのですが知らない方がほとんどです。
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赤岩の頭の頂上から山々を眺めます。
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赤岩の頭から硫黄岳を望みます。
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硫黄岳の稜線には人がたくさん歩いています。
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赤岩の頭を満喫した我々は下山を開始します。
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下山途中でかわいい声がしたので見上げると小鳥がさえずっていました。
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この道標が見えてきたら赤岳鉱泉はすぐそこです。
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赤岳鉱泉に到着しました。
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赤岳鉱泉名物のアイスキャンディが溶けて見る影もありません。
ちなみに冬場はこのツリーがクライミングの練習場になります。Exif情報
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赤岳鉱泉を出発します。
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山道は苔生した素敵な道です。
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この季節は新緑が目に沁みますね。
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山々があんなに遠くになりました。
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沢に橋が架かっていますが板を渡してあるだけなので足元注意です。
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北沢の道はこのように沢沿いの道も楽しめる良いルートです。
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素敵な沢沿いの道です。
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変化に富んだ山道も綺麗な沢沿いの道もこの堰堤で終わりを告げます。
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ここからは林道をひたすら歩きます。
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今回、こちらからの下山ルートを選択したのはこの山の神様にお会いしたかったからです。
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林道をショートカット出来る山道ですが結構キツイ下りなので疲れた方はノンビリ林道を下りましょう。
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ショートカットしない場合はこのまま真っ直ぐですが約10分くらい差が出ます。
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ショートカットの山道はこんなところを下りて来ます。
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こちらは林道です。かなり遠回りになります。
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今まで変化に富んだ山道だっただけに林道歩きは退屈です。
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南沢から上って北沢から下りて来ました。
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美濃戸山荘です。ここまで来ると山行も終盤です。
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昨日の朝に通り過ぎた山荘が見えてきました。もうすぐ終わりです。
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装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
| 非常食 | 行動食 | GPS機器 |
この山行で使った山道具
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うめぞーさんの登山記録
確認










































































































































