行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
国分駅から2つのバスを乗り継ぎ、高千穂峰の登山口となる「高千穂河原」バス停で下車。登山口は、高千穂河原から鳥居をくぐって、古宮址まで参道を歩き、古宮址で右折して研究路を上がっていくと御鉢・高千穂峰への登山道に至る。バス利用にあたっては、霧島「のったりおりたりマイプラン」バス1日乗車券(1,100円)を購入すればかなりお得&便利(支払いは「いわさきICカード」か現金のみ)。乗り継ぎ情報は、「霧島遊めぐりバスマップ」として提供されている。
この登山記録の行程
高千穂河原09:22 ― 09:26高千穂河原ビジターセンター ― 09:31霧島神宮古宮址09:33 ― 09:42高千穂峰登山道・自然探勝路分岐 ― 09:54森林限界09:56 ― 10:16御鉢 ― 10:27脊門丘(鞍部)10:28 ― 10:49高千穂峰11:02 ― 11:12脊門丘(鞍部) ― 11:20御鉢11:21 ― 11:40森林限界11:41 ― 11:48高千穂峰登山道・自然探勝路分岐 ― 12:24高千穂河原12:25
★霧島遊めぐりバスマップ
https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/leisure/busmap.html
[往路]
7:25発 国分駅前[鹿児島交通バス] ー 8:19着 丸尾温泉
8:30発 丸尾温泉[霧島連山周遊バス] ー 9:29着 高千穂河原
[復路]
13:29発 高千穂河原[霧島連山周遊バス] ー 13:54着 霧島いわさきホテル
<<温泉 霧島いわさきホテル 林田温泉 御山の湯>>
15:20発 霧島いわさきホテル[鹿児島交通バス] ー 16:02着 鹿児島空港
経路を調べる(Google Transit)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
■コース状況
今回のコースは高千穂河原からのピストンです。コースは登山道、道標がしっかり整備されており迷う心配はありません。なお、御鉢へむかう登山道、脊門丘から高千穂峰山頂へ続く登山道はザレた斜面の上り(or下り)となり、滑りやすく注意が必要です。
■感想
一昨年9月の韓国岳以来の霧島です。今回のチャレンジは高千穂峰、あの天孫降臨の地の伝説の場所、そして坂本竜馬とお龍が新婚旅行の際に登ったことで知られています。ちなみに、竜馬が登ったのは旧暦3月29日(新暦では5月13日)ですから、今回とほぼ同じような季節でしょうか。春霞の中、ひょっとしたミヤマキリシマも見ごろだったかもしれませんね。
今回のコースはオーソドックスな高千穂河原からのピストン。前回の韓国岳はレンタカーを利用しましたが、最近の公共交通機関ハイクの練度が増しある程度時間が計算できるようになったこともあり、鉄道、バスを乗り継いでの登山となりました。
高千穂峰は高校以来のウン十年ぶり。ほとんど記憶に残っていませんが、私の高校は修学旅行のかわりに登山を行うことになっており、その山が高千穂峰だったのを覚えています。当時は「えーなんでのぼらんといかんの~」とみんなでブーブー言いながら登ったのだけが記憶に片隅に、おそらく天気もよくなった・・。当時を思い起こしながら、竜馬に思いを馳せながら、こうして登っている自分を思うと、少しは成長したのでしょうかね(笑)。帰りには久しぶりに霧島温泉(林田温泉 御山の湯)に立ち寄りました。なんと、霧島の硫黄泉は「メタボリックシンドロームにも効果がある」とか。しかし、そのあとのアルコールで帳消しですよね・・・・(汗)。
何はともあれ、高千穂峰登頂と山頂からのパノラマビュー&温泉は格別なものがありました。わがふるさと、やっぱり、いいですね!
★霧島いわさきホテル 林田温泉 御山の湯
http://kirishima.iwasakihotels.com/hotspring/#02
フォトギャラリー:60枚
今日のスタートは国分駅です。雲が若干ありますが、いい天気です。まずは、2本のバスを乗り継いで高千穂河原まで行きつかねば。さぁ、頑張りましょう!
一本目のバスは、「国分駅前」から。ここから「丸尾温泉」まで鹿児島交通バスで向かいます。
無事に「丸尾温泉」につきました!ここから霧島連山周遊バスに乗って「高千穂河原」に向かいます。
無事に「高千穂河原」到着しました~\(^o^)/
沢山の車が駐車しています、さすがに人気の山ですね~。ちなみに奥に見える山は御鉢、登山道の入口は駐車場奥の鳥居のところです。
避難壕の案内板、これを見ると火山活動が活発なエリアなんだなぁと思います。ちなみに奥に見えるのはトイレです。
トイレをすませて、登山開始!
進んでいくと、天孫降臨神籬(ひもろぎ)斎場の案内板がありました。
ここは、高千穂河原の古宮址に、1940年(昭和15年)、皇紀2600年記念事業の一つとして、作られたものとか。
階段を上って鳥居をくぐると祭壇がありました。神秘的な雰囲気が漂っています。
斎場から再び登山道に戻って、先に進みます。
気持ちいの樹林帯が続きます。
樹林帯を抜けると、御鉢が見えてきました。
それにつれてザレた登山道となり・・
砂浜を歩いているようで、歩きにくいです。
振り返っての一枚。
御鉢に近づくにつれてガレ場のような状態になってきました。
振り返っての一枚。錦江湾!霞んではいますが、桜島が見えています。
だいぶ、登ってきました~
御鉢までもう少し・・
御鉢に到着!ちなみに、御鉢は直径約600メートル、深さ約200メートルの円形火口を有する火山です。高千穂峰は、御鉢の火口縁を通る登山道(馬の背越え)を通っていくことになります。
御鉢からの眺め、その①(錦江湾&桜島)
御鉢からの眺め、その②(新燃岳&韓国岳)
御鉢からの眺め、その②(高千穂峰)
「馬の背越え」を通って高千穂峰に向かいます
一部崩落しているところもありました。
高千穂峰の全容が見てきました♪
先に見えるピークのところから御鉢の縁を下っていきます。
御鉢の火口にわかれを告げて
高千穂峰を目指します。
高千穂峰の取り付き近くには、6世紀に造られた最古の霧島神宮の跡(霧島神宮元宮)がありました。
元宮から見た高千穂峰の山頂です。登山道は、ほぼ山頂に向かって真っすぐ、ザレた斜面に付けられています・・(^^;。
ザレ斜面に悪戦苦闘すること20分、ようやく山頂につきました!天孫降臨の場所、天皇家の先祖である邇邇藝命(ににぎのみこと)が降臨したとされる場所ですよ~\(^o^)/
あれ、お約束の標柱がさかさま・・、実は標柱は倒れているようです。(^^;
これが、邇邇藝命(ににぎのみこと)が降臨したときに峰に突き立てたとされる、青銅製の天逆鉾です。写真の黒い点は虫です。大量に発生していました。
三角点にタッチ!
山頂からの眺め、その①(新燃岳&韓国岳)
山頂からの眺め、その②(桜島&錦江湾)
山頂には高千穂峰山頂小屋があります。
ちょっと失礼をして中を拝見しました。
バスの時間も気になるので軽くランチを済ませて下山を開始します。
再び「馬の背越え」を通って
樹林帯に戻ってきました。思いのほか快調なペースだったのでバスの時間まで余裕ができました。ので、ちょっと足を伸ばして「ミヤマキリシマ」の群生地に行ってみました。
花をつけている「ミヤマキリシマ」がありましたが、ほとんどが蕾。見ごろはまだまだこれからのようですね。
途中の展望台
桜島が正面にみえますが、霞んでしまっています。残念・・
この辺り一帯もミヤマキリシマの群生地になっていますが、まだまだこれからのようです。
新緑が美しいですね~、気持ちのいい散策路です。
ヌタ場・・
ヌタ場でした(笑)
スタート地点に戻ってきました。
散策路で時間をつぶしたつもりだったのですが、まだ、バスの予定刻まで1時間近くあります。もう少し山頂でゆっくりすればよかったなぁ~
霧島連山周遊バスに乗って「霧島いわさきホテル」バス停で下車しました。
バス停のすぐ後ろにある「林田温泉 御山の湯」で汗を流しました。
帰りは、国分駅ではなく鹿児島空港に向かいました。空港から指宿までの直行バスがあるからです。ちなみに、国分駅から空港まで、霧島「のったりおりたりマイプラン」バス1日乗車券を使うことができました(^^)v。
空港にも足湯がありますよ(笑)。指宿までまだかかりますが、ここまでトラブルもなく無事に来ることができました。「おやっとさぁ」でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 |
みんなのコメント