行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前泊
この登山記録の行程
西日影沢駐車場[河原](8:27)→登山口(8:35)→大岩(9:19)→蓬峠(10:06)→牛首峠分岐(12:45)
牛首峠分岐(12:55)→蓬峠(14:20)(昼食22分)→大岩(15:14)→駐車場(16:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
オクシズ(奥静岡)の山伏を、西日影沢コースでピストン予定で入山するも、積雪と霧に阻まれ途中撤退。
西日影沢の駐車場が分からず河原に駐車。
登山口に向かい歩き始めてすぐ上が駐車場となっていた。
我が愛車では駐車場手前の深くえぐれたダート坂は上れず、河原に止めたままで登山口へ。
登山口は分かり易く順調に左岸を進んでいたところ、ワサビ畑後で突然我が夫婦の横を黒い動物が疾走。
前泊の宿で猪鍋を食べていたため、一瞬イノシシ仲間の逆襲かと思うほどびっくりした。
20m程走り去りこちらを振り向いている。
襲ってくるような素振りではないが警戒している。
結果、こちらが驚かせたようだ。
イノシシでは無いようだが小熊にも見える。
刺激しないように写真を取り、先に進むため小岩陰を曲がったところ、5m先に親がいるではないか!
一目で日本カモシカと分かりひと安心。じっとこちらを見て身動きしない。
こちらも刺激しないように撮影後に、早々にその場を立ち去った。
大岩のベンチで、毎週のごとく山伏に登られるという単独登山者に追い越された。
後にも先にも人にあったのはこの方だけであった。
道も分かり易く蓬(ヨモギ)峠までは順調。
ひと休憩後に歩み始めてすぐ、狭い道はアイスバーンになっていた。
キックステップが効かず滑り危険を感じてアイゼン装着する羽目に。
蓬峠で装着すべきだったとの反省しきり。
南斜面に入ると雪もなく、北斜面のアイスバーンがうそのようだった。
陽当たりの違いがなせる業だ。
高度を上げた途中のベンチで再びアイゼンを装着して雪道を行く。
アイスバーンとなっている箇所と、踏み抜きに神経を使いトレース後をたどる。
雪が深くなって膝上迄達するようになり、思うように進めなくなってきて、予定時刻をオーバー気味になってきた。
牛首峠分岐標識手前で、途中で追い抜かれた登山者が下山してきた。
様子を伺うと、頂上には誰もいなくて展望もなく、雪はもっと深くなるとのアドバイス。
牛首峠分岐標識に到着。
無雪期では頂上まで15分の工程だ。
しかし、ガスもでてきて視界30m程となり、雪中歩行で脚力も消耗している。
判断力低下予防や復路の体力温存を考えて撤退を決意した。
おにぎり1個を食べたのちトレース後をたどり下山開始。
トレース後をたどるも複数のトレース後が突然無くなった。
トレース後の識別を間違えたのだ。
間違えた場所と思われるところまで引き返すも、正解であるか迷う。
マークがあったことを登りに確認していたが、周りを見渡すもガスで確認できない。
若干焦りも出てきたが、現在ポイントから10m程動きマークを発見。
マーク先もトレースがあり、また、登りに見ていた特徴とも一致して事なきを得た。
ガスがもう少し濃くマークが発見できていないことを思うと、遭難手前の状態であり背筋に冷たいものを感じる。
蓬峠に到着したときは、生還したとの感想だった。
もうアイスバーンは無い。
蓬峠でアイゼンを外し、遅い昼食をとり下山。
大岩に辿り着いた時には、気持ちに余裕も出てきた。
登山口近くのモノレール軌道上部で、今度は日本鹿と思われる数頭の後ろ姿が確認できた。
さらには、車での下山中に大きな猿2匹が道の真ん中で関所を作っていた。
自然の豊かさを感じた山だ。
いつの日かリベンジしよう。
フォトギャラリー:13枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | ハンマー |
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