クライミングギア ペツル / ペツルシャルレ(PETZL / PETZL charlet)
Sum'tech 43 ハンマー
- 購入年
- 2016年
- 購入価格
- 20,500円
- 重量
- 430g
- お気に入り度
商品レビュー
【お気に入りの点】
短い、軽い。これ最高。夏の剱八ツ峰に行くときに、重量荷物がまだまだ耐えられないので、軽さが魅力で、確かに軽くて有効でした。いちおう、へたな雪渓歩きでちょい滑落したときも、こいつのおかげで止まることができましたv
無雪期バリエーションの急な土道のぼりや、沢登りでも役立ちそう。
【もう一つの点】
アイスクライミングのバイル代わりになるかな、と思ったけども、練習の岩場ドライで試そうと思ったら、やっぱり使いづらかった。ま、これしかなかったら使うしかないけど、アイスのゲレンデでは、先輩などにお借りするのが得策かな、と思わされる感じの使い勝手。ちなみにもう1本はペツルクォークを買ったのだけど、雲泥の差でクォーク圧倒的勝利です。当たり前か。用途が違うのですから。
【使用時のエピソード】
もともと縦走用ピッケル、グリベルのネパールSAしか持っていなかったのですが、夏に剱の八ツ峰に行くさい、「軽くて短くていんじゃない?」と教えてもらったのがこのSUM'TECH。山のお店でかくかくしかじか、と相談した際も「そういう用途ならいんじゃないですか?」と言ってもらったのでご購入。確かに夏場の雪渓歩きには役立ちました。
あと、ハンマーにしたので、沢歩きや土道バリエーションにも使えそうってのは良いところ。先日も奥多摩日陰指尾根に行った際「もってくれば良かった」とおもうようなシーンがありました。
とにかく軽いのが良い。
冬期(12月)宝剣岳に登った時は、これとペツルクォークでのダブルアックスでたいへん有効でした。右手にはクォーク、左手にはこのSam'techて感じです。
今度、厳冬期南アルプス縦走に行くときも、これをもって行こうと思います。杖代わりにはならないけど、杖はストックがあればいいや、ってことで。
ちなみに、写真でピックに刺してある白いカバーは、先達からいただいたものなのですが、「魚の剥製を作る際に、魚の中にいれるもの」らしいです。よくわからないですが、確かにカバーになるし、抜けにくい。もともとは寒さに強いパワーホースチューブを使っていたのですが、こちらの方が当たったときに優しそう。