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ZERO1 Pathfinder Tent ゼログラム(ZEROGRAM)
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テント

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山野けいすけ さん
購入年 2018年
購入価格 32,184円
重量 730g (グラム)
スペック https://amzn.to/2jE9jpy
(Amazonでもレビューしています、本稿より写真追加)
重量  最少:650g / パッキング:730g
サイズ  フロア:110(front)×60(rear)×215(long)cm / 高さ:115cm(front)、60cm(rear)/ 前室:110 × 70cm
パッケージ:26×12cm
【ペグ6 サイドガイライン用細引き2】
だが、サイドガイラインを立てるなら基本セットにプレスしてペグ2が必要。
お気に入りの点
・シェルターでありながら、結露にかなり強い
・設営の容易さ
・身長180cmでも気にならない居住空間
・前室とサイドにそれぞれ疑似ダブルウォールの出入口あり
・独特のオーバーハング構造が面白い
もうひとつの点
・雨風に弱い構造
・自立のために必要な面積が大きく(340x190)幕営地を選ぶ
・マニュアルが付属せず、公式サイトにもない
モノがたり
とにかく「大きい」が第一印象。
通常シェルターと言えば、何かしら我慢を強いられるのが普通だが、身長180cmでナンガのロングサイズの寝袋を使っていてもどこも壁に触れずに寝返りができるゆったりサイズで。上半身に行くにつれ広がっていく逆台形構造は狭さを感じさせない。
しかしそれがデメリットでもあり、自立させるには340x190cmのスペースが必要なので、混み合う幕営地には向かない。(しかもフロント側がペグ1本で自立しているので、引っかけられると即倒壊してしまう仕様なので、石などを積み上げ結界を張りたい)

ちなみに実質居住空間は、前室を除くとフロントからサイドガイライン手前までの奥行き95cm、高さ95-75cmのまさに起きて半畳寝て1畳。(スペック上の高さ110cmは【写真4】のようにオーバーハングした一番天頂部なので、手を伸ばせば触れるが、その高さには絶対体を預けられないのでやや誇大広告気味。素直にスペック評価するなら最大高は95cm)
ただこのオーバーハング構造が面白く、フロントメッシュ側ギリギリに座っても上半身に沿って広がってくれるため圧迫感が無く。【写真4】でも判る通りあおむけで寝ていて目が覚めると、メッシュ部分が自分のはるか頭上に見えるので無意識にフロント側ギリギリに引き寄せられていく視覚マジックがある。無意識レベルで脚部ベンチレーターの解放と、最大幅と高さのスペースに吸い寄せられるシナジーがあり。狭さを感じさせられないのと、空気の通りがスムーズになり、シェルターでありながら、結露がゼロなのがびっくりした。【写真5、出入り口は両方フライも閉じた状態で8時間就寝後】

以上がトレードオフのメリット・デメリットだが、唯一の弱点を述べるなら雨風に非常に弱い。
シームコーティングをしないで雨天テストしたから漏水したとか言うのは些細なレベルで、フロント側のペグ1点に「前室全てのバランス」「傾斜を付けたポールの張力【写真2】」どころか、「自立に必要な全ての張り」が掛かってくるので、保水すると自重に耐え切れず崩壊し、再度立て直すのが不可能なレベルとなる。
風対策にサイドガイラインもあり、足元やサイドがある程度崩壊しても居住性が悪くなるだけだが。そこが自立しないと全体が崩壊するフロント部分は、細引きでテンションをかけるループさえも無いので、雨で保水すると本当にどうしようもなくなる。
後、公式にも問い合わせたが、建て方に言及しているのが韓国語YouTubeしかないのはマイナス。【写真2】のような斜めに突っ張るのが推奨の建て方だが、公式サイトの商品説明だけでそこに辿り着ける人が何人いるだろうか。(上記の建て方をしないと耐風性が落ち、またフロント側の出入り口がストック邪魔で荷物置き専用スペースになってしまう。)製品自体光るものがあるのに、事前情報が無いのと性能を生かしきれないのは非常に勿体無い。

ただ総合評価は良い。
森林限界以下の、ある程度広さのある好天の幕営地だったら最強に近い。
雨要素があるのなら通常のテント、攻める時はZERO1と使い分けるといいと思う。
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