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PENTAX J limited 01

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購入年
2021年
購入価格
272,811円
重量
1,010g
お気に入り度

商品レビュー

【お気に入りの点】

<J limited 01オリジナルの機能>
・握り心地 & ホールド性抜群のディンプル・ラバー
・シャッターボタン側にはホールド性抜群のミロクテクノウッド社製の木製グリップを採用

<以下、ベース機K-1 Mark IIの機能>
・「光学ファインダー一眼レフ機」唯一無二のセンサーシフト式ボディ内手ブレ補正機構内蔵機種
・GPS・電子コンパスを内蔵しているので撮影位置及び撮影方向を記録出来る
・上記のボディ内手ブレ補正機構とGPS・電子コンパスの合わせ技で星景撮影時に赤道儀なしで天体追尾撮影が可能
・対応したレンズと組み合わせれば防塵・防滴性能を得られる
・高ISO感度撮影でもノイズが少ない
・フレキシブルチルト式液晶モニター内蔵


【もう一つの点】

・自分には十分過ぎる性能です。特に不満点は無し。強いて挙げるとすればミラーレス機と比較して大きく・重い本体でしょうか。
※光学ファインダーに35mmフルサイズセンサーと手ブレ補正機構、さらにチルト式液晶モニターを内蔵している事を考慮すれば十分小型だと思います。


【使用時のエピソード】

ベース機であるフルサイズデジタル一眼レフカメラ「K-1 Mark II」のファクトリーカスタム品です。

ここ数年でカメラ業界の構図は激変しました。各社光学ファインダー機からミラーレス機に主軸を移し、光学ファインダー機は廃れていく一方。そんな中、2020年夏頃にRICOHより「PENTAX STATEMENT」と言うなれば「一生一眼レフします!」的な決意表明が発表されました。

僕自身もフルサイズデジタル一眼レフ機である「PENTAX K-1」を2017年に購入し、2018年にアップグレードサービスを利用して「K-1 Mark II」相当品とし使用してきました。個人的には前述の「PENTAX STATEMENT」に大いに共感しいずれ来たるべき「K-1 Mark "III"」迄使い倒すつもりでいましたが、21年春に「K-1 Mark II」をベースとしたカスタム機の発売が発表されました。
はじめは全く購入意欲は無かったのですが、21年秋頃にふとネットの記事や個人ブログなどを見てしまった結果、方針を180°転換(所有のK-1も約5年間使ってきて各所にへたれが出てきている事もありますが…)。実物も見ないで購入を決めてしまいました(笑)

ボディカラーは4色展開されていますが、購入したのはLX75 メタリックという往年の名器「PENTAX LX」の特別チタンモデルをオマージュしたカラーモデルです。普通のシルバーでは無く、すこし黄色みがかったカラーになっています。

ネットの記事などにも紹介されていますが、シャッターボタン側に装着されたミロクテクノウッド社製のカスタムウッドグリップの握り心地が最高です。一見ツルツルで滑りそうなのですが、握ってみると吸い付くような感覚があってホールド性抜群で、これの為だけに当機種を買ったと言っても過言ではありません(笑)
また、ベース機から変更されたディンプル加工が施された本体両サイドのグリップも良い感じです。特に本体左側に若干の盛り上がり部分が追加(K10Dでウイングと呼んでいたそうです)されたこともホールド性に寄与しています。
これらは撮影性能に全く関係が無い部分ではありますがカメラが段々とPCやスマホのように白物家電化している昨今で、こういう「ものづくり」にこだわった製品は貴重ですし、応援したくなる部分でもあると感じます。(決して他社のカメラを批判している訳では無いので悪しからず)

それと最近気付いた事なのですが、K-1時代から電源ON~衛星捕捉迄が早く、写真に記録されたGPSの位置情報もかなり正確だなと感じていました。どうやらK-1内蔵(K-1 Mark IIも含む)のGPSユニットはSBAS信号 (GPSの誤差を補正する信号で航空機の運航にも利用されているもの)を受信出来る仕様のようです。登山用のハンドヘルド型GPS等にしか内蔵されていない機能なのでこれも唯一無二の性能ですね。

また他にもベース機の機能として光学ファインダー機で唯一のセンサーシフト式ボディ内手ブレ補正機構と内蔵GPSを組み合わせた天体追尾撮影機能(アストロトレーサー)や、フレキシブルチルト式液晶モニターなど当機だけの機能が目白押しです。特に21年後半から念願の山小屋泊をはじめたので、星景撮影機能は早く使いこなせるようになりたいと思っています。

使用した登山

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