商品レビュー
【お気に入りの点】
・高級感 & 所有欲を満たしてくれるアルミ削り出しの金属製の本体
・21mm超広角でありながら、最近の高性能レンズのように本体が大きく重く無く且つ出目金レンズでは無いのでフィルターが装着可能
・風景撮影では絞りを絞り込むと周辺まで像流れが無く最新レンズらしいシャープな写り、それでいて絞り開放では特に近接撮影時になだらかな柔らかいボケを楽しめる
・レンズ先端から約7cmでの接写が可能
【もう一つの点】
・今のところ不満点はありません
【使用時のエピソード】
自身初の21mm超広角 & リミテッドシリーズ単焦点レンズです。
21年より念願の山小屋泊をはじめ、いずれは星景撮影も楽しみたいなと考えておりそのために広角レンズの購入を検討していました。
購入検討当時のPENTAXフルサイズ用レンズラインアップで唯一の超広角レンズは「D FA 15-30mmF2.8」でしたが、レンズが大きく且つ重量が1040gと超ヘビー級で、しかもかなりの出目金レンズでフィルターを装着できないのが難点で購入をずっと躊躇っていました。そんな中、D FAレンズ初の21mm単焦点リミテッドレンズの発表がされました。僕としては登山で単焦点レンズを、しかもレンズの味が魅力であるリミテッドレンズを果たして使いこなせるのか不安がありましたが、「D FA 15-30mmF2.8」の半分以下の重量と小型ボディが圧倒的なメリットに感じられ、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入を決断しました。
※「J limited 01」を購入しサブ機となっていた「K-1」を¥61,000で売却しその資金をこのレンズに充てました。
実際の山行で使用しての感想は大満足でした!
お気に入りの点でも挙げましたが、21mm超広角でありながら絞り込んだ状態では周辺まで像流れが無くシャープな風景写真を、絞り開放での近接撮影ではボケの境目が分からないくらい、なだらかで柔らかいボケを楽しむ事が出来ますし、しかもレンズ先端から約7cm迄接近出来るのでマクロレンズ的な使い方も可能でとても便利です。
本体の大きさや重量もフルサイズ用標準ズームである「D FA 28-105mmF3.5-5.6」とほぼ同じで、極端な出目金レンズでは無いのでプロテクトフィルターも装着可能な点も大きいです。
今まで単焦点レンズを使ったことが殆ど無く、価格が半分以下の「D FA 28-105mmF3.5-5.6」との比較してしまうのも酷ですが、写りは別格で単焦点レンズの魅力にハマってしまいそうです(笑)
また、リミテッドレンズならではのアルミ削り出しの本体や固定式のフード、被せ式のレンズキャップなども高級感が有り、所有欲を満たしてくれます。
唯一の欠点はこのレンズを使いこなせるだけの腕が無い僕自身…でしょうか(笑)