寒気が入り込み、気温が0℃まで下がりました。木々に霧氷がつき、朝日に照らされて神々しいほどの眩しさになりました。
天気・気温
本日16:00時現在、外気の気温は9℃。小屋の中は、ストーブを焚いているので23℃です。大変暖かいです。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
標高1974mの石鎚神社頂上山荘の今朝は、寒気が入り込み、気温が0℃まで下がりました。風向きは昨夜から、強い北風が吹いたため、山頂付近はこの時期には珍しく、木々に霧氷がつき、天狗岳はまだ春遠く、冬の装いでしたが、枯れ木に真っ白の花が咲いたようになり、午前9時ごろは、朝日に照らされて、神々しいほどの眩しさになりました。
霧氷は今日一日だけの装いです。昼過ぎには気温の上昇と、強い風の影響を受け、パラパラと地面に落ちてしまいました。
石鎚ロープウエイ付近の情報ですが、アケボノツツジの見ごろは終わりを告げており、先週から、
ミツバツツジ
ミツバツツジ
の花が咲き始め、今が見ごろになっているということです。
土小屋登山道では、登り始めの登山道脇に、かたまって咲いているヒナ
スミレ
スミレ
が、可憐に咲いていました。また、途中、2km付近の石鎚山頂が見え始める登山道脇には、アケボノツツジが大きく華やかに咲いています。見頃です。
登山道の状況
いずれの登山口からの登山道にも雪はありません。歩きやすくなっています。
石鎚山頂に向かう「土小屋ルート」は、第3ルンゼが以前から危険個所として要注意です。昨年の秋に崩れかけていたものが、今年の冬シーズンに雪が降り、その雪が溶けたり、再び凍ったりして、地盤が緩み、崩落が進んでいます。
通行可能ですが、落石の危険があるため、横切る時は、細心の注意を払ってください。
石鎚山頂に向かう「成就社ルート」は崩壊箇所はありません。
どちらの登山口へ行くための自動車道も通行止め箇所はありません。
また、二の鎖元から上の登山道も、残雪は溶けてしまい、ありません。
登山装備
四国地方は、5月中旬から下旬にかけては、快晴のお天気に恵まれる日が多く、快適な登山を楽しめることと思います。
しかし、装備については、冬装備に準じた装備を用意してください。長袖の防寒着や防寒用の手袋、透湿防水の雨具、防水仕様の登山靴、飲料水、非常食、ヘッドランプは必携です。
ストーブなどもあれば、温かい飲食物が摂れるとともに、体力の回復も図れます。
注意点
この時期でも、標高2000m付近では、冬型の気圧配置になると、真冬並みの突風が吹きます。その時は、低体温症にもなりかねません。用心が必要です。
お知らせ
山小屋の作業の話ですが、5月9日から10日にかけて、晴天に恵まれ、営業期間(5月1日~11月3日)に必要な物資をヘリコプターにて、荷揚げすることができました。
今年はご宿泊される方のための敷き布団と毛布を入れ替えする年に当たり、新品の敷き布団を荷揚げすることができました。
8月でも外は10度以下に冷え込む場合もあるため、お客様用の布団は掛け布団と敷き布団に加えて、毛布を2枚、枕も用意しています。
日帰り可能な石鎚山登山でも、「朝のご来光」や、夕刻、瀬戸内海にj落ちる夕日はご宿泊された方のみ、見ることができる景色と言えるでしょう。時間と予算に余裕があれば、ぜひ、ご宿泊されることをお勧めいたします。
山を10倍以上?楽しめるかもしれません。
食堂で提供する食材も完璧に荷揚げし、準備万端整えていますので、ぜひ、食堂もご利用ください。
お急ぎの方や、また、日帰りのお客様には石鎚名物のアツアツ、『力あめ湯』や、薫り高い、レギュラーホットコーヒーを用意しています。その他、冷たいビールや飲み物も食堂・売店にて取り揃えています。
お土産物も各種取り揃えておりますので、山頂にお越しの際は、頂上山荘にお立ち寄りくださいませ。
昨年の今頃の様子は?
5月1日より営業開始しております2023.05.15
石鎚神社頂上山荘周辺の過去の様子
石鎚神社頂上山荘
- 電話番号:
- 0897-55-4168
- 連絡先住所:
- 愛媛県西条市西田甲797 石鎚神社会館