石鎚山は、台風による支障はすでに修復しました。7/1からはお山開き夏季大祭です。
天気・気温
山と周辺の状況
本日は雨も上がり、晴天になりました。本格的な梅雨シーズンに入りました。梅雨入り宣言前は、雨の日がほとんどなく、、水不足が深刻でしたが、その心配は無用になりました。
こちら石鎚山の新緑の芽が芽吹いている広葉樹の豊かな緑の木々は喜んでいるようです。 しかし、豊かな恵みをもたらす雨は、時おり日本列島に大きな爪痕を残すことがあります。天気予報の的中精度が上がり、梅雨前線に伴う豪雨は予測可能になりつつありますが、ピンポイントで降るゲリラ豪雨は予測が難しいといわれています。災害をもたらす雨に対する備えは万全に。
登山道の状況
登山道に支障の報告はありません。
6/19未明に降った雨で、頂上付近の登山道脇の斜面を起点とする土砂の崩落が見られました。そのため、二の鎖の迂回路部分の登山道の一部が歩きにくい状態になりましたが、翌日には山荘スタッフが危険個所の復旧作業をしました。6/21には、石鎚神社が復旧作業の為、土木業者に依頼して、土砂を取り除き、全面的に復旧を進めました。また、崩落防止の土留め工事がなされ、現在は、安全に通行できるようになっています。
■成就社へのルートで道路工事の為に時間帯通行止めがあります。
土・日は規制解除ですが、平日はご注意ください。
「愛媛県通行規制情報」
延長 0.06 km 。規制期間 2012/04/23~2012/07/09
当日規制時間 08:35~09:15、09:25~11:05、11:15~12:00、13:00~14:15、14:25~15:20、15:30~16:55、ただし日曜、5/3~6、7/1~9を除く。迂回路はありません。連絡先は東予地方局建設部(電話0897-55-4710)
登山装備
梅雨が明けるまでの間は、雨に対する用意が必要になるでしょう。防水仕様の登山靴や透湿防水の雨具、水、非常食、着替え、ヘッドランプは必携です。また、晴れた日には、この時期、虫がでることがあります。虫よけネットや虫よけスプレー、虫さされの薬も持参していくと安心です。
注意点
登山の際に覚えておきたいことは、天候にもよりますが、通常、気温は100m上がる毎に約.6℃下がります。ですから、2000mの高山では約12℃気温が低くなるとみて良いでしょう。真夏でも天候によって、朝夕は10℃を下回ることもあります。日帰り登山の際も、朝夕のことを考えて、それに対応できる衣類を持参することをお勧めします。
お知らせ
■お山開き夏季大祭 7/1(日)~7/10(火)
石鎚神社の夏季大祭は古くより「お山市」「お山開き」などとよばれています。 石鎚神社は、西条市西田の総本宮口の宮本社、中宮成就社、土小屋遥拝殿、奥の宮頂上社と4社を総称して石鎚神社と言われています。
夏季大祭は、6/30に石鎚神社の口の宮本社の御本殿の三体の御神像が3基の神輿によって、石鎚山の山麓の里々回り、成就社へ向かいます。
7/1に頂上社へ担ぎ上げられ10日間、奥の宮頂上社にとどまります。 全国各地から数万ともいわれる信徒が三体の御神像の頂上社をめざして、「ナンマイダンボー」と声をかけあいながら、登拝し、登り下りの登拝者が行き交う時には、「お上りさん」、「お下りさん」と挨拶を交わすのが習慣となっています。「石鎚山お山開き」は、お山に鈴の音やホラ貝がこだまし、白装束の登拝者で賑わう10日間です。
また、古くから石鎚山は女人禁制の習わしがありましたが、現在は7/1のみとなっています。その日、女性は成就社まで、また、石鎚スカイライン終点の土小屋では、土小屋遥拝殿のご参拝までということで、それから先の登拝はご遠慮いただいています。また石鎚神社頂上山荘の6/30と7/1の宿泊は男性のみとなっています。
■旅の楽しみとして 今では、日帰り登山が可能な山として、石鎚山は知られていますが、朝のご来光やブロッケン現象、雨上がりの翌日の雲海などが見られるかもしれません。また夕刻、瀬戸内海に落ちる夕日がきれいな山として、魅力があります。 他にも頂上にご宿泊された方だけが見ることができる現象が多くあります。時間と予算に余裕があれば、ぜひともご宿泊されることをお勧めいたします。良い日に巡り合えば、山を10倍以上?楽しめるかもしれません。食堂の準備も万端です。
昨年の今頃の様子は?
5月1日より営業開始しております2023.05.15
石鎚神社頂上山荘周辺の過去の様子
石鎚神社頂上山荘
- 電話番号:
- 0897-55-4168
- 連絡先住所:
- 愛媛県西条市西田甲797 石鎚神社会館