マグネット式の専用ケーブルで簡単充電!シンプル&利便性を追求した最新モデル/レッドレンザー「MH5」
『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2020年6月号で紹介したのは、レッドレンザーから発売の高性能なヘッドランプ「MH5」。最大光量400ルーメンの実用性と充電池で繰り返し利用できる手軽さが魅力だが、画期的な充電システムもポイントだという。その詳細に迫ってみよう。
文=編集部
写真=山田 薫
ドイツ発のフラッシュライトメーカーであるレッドレンザーから、高性能なヘッドランプ「MH5」がリニューアルされた。MH5は、広範囲をムラなく照らす最大光量400ルーメンの実用性と、付属する専用充電池で繰り返し利用できる手軽さが魅力だ。
乾電池式のヘッドランプは電池の残量がわかりにくく、こまめな電池交換には手間やコストもかかる。その結果、本体に電池を入れっぱなしにしてしまい、使用したいときに電池残量が足りないというトラブルが起こりがちだ。しかし、MH5は登山の前に充電しておけば、その性能をいかんなく発揮でき、登山頻度が高い人にとってはランニングコストの面でもうれしい。満充電なら最大光量でも連続4時間の使用が可能で、万一バッテリーが切れてしまっても単3電池一本で代用できるので安心感がある。
また、画期的な充電システムもポイントだ。従来モデルは、充電するために本体から充電池を取り外して充電器にセットする手間がかかったが、MH5は充電池を取り出さずに本体下部にマグネット式の専用ケーブルを装着するだけ。モバイルバッテリーなどでUSB給電が可能な環境なら、山小屋でも車での移動中でも場所を選ばず充電できる。
操作性もシンプルで、スイッチ一つで光量を調整でき、長押しすれば手元も見やすい赤色LEDライトに変更できたり、ヘッドバンドを取り外して本体裏面のクリップを使えばザックのショルダーハーネスに固定できたりと、かゆいところに手の届くハイパフォーマンスモデルだ。
カラーはオレンジのほか、グレー、イエロー、ブルーの全4色をラインナップ
レッドレンザー MH5
- 価格
- 5,500円(税別)
- カラー
- オレンジなど4色
- サイズ
- W69×H35×D38mm(ヘッド部)
- 重量
- 94ɡ(充電池含む)
- 連続点灯時間
- [パワー]4時間、[ローパワー]35時間
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。
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