Made in ItalyのバルトロGTに軽量で歩きやすいLITEタイプが誕生/ザンバラン「バルトロ ライトGT」
『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2020年7月号で紹介したのは、ザンバランから発売の「バルトロ ライトGT」。人気のアルパインブーツ「バルトロGT」をベースにしたライトトレッキングブーツで、日帰りから小屋泊登山、ライトウェイトな装備を背負った縦走にも対応するという。その魅力を紹介しよう。
文=佐藤慶典
写真=山田 薫
ザンバランは、創業から三代続くイタリアの名門登山靴ブランド。伝統に裏打ちされた高い技術と靴職人によって今もなおイタリア国内で作られる靴は、多くの登山者を魅了する。妥協しない素材選びも魅力のひとつ。たとえばアッパーには、強度や伸び率、外観が均一となるよう、革厚の差や色ムラなどが少ない高級な皮革を使用。こういった高品質の素材により、頑強で足によくなじむ一足が生まれる。
そんな優れた品質と履き心地を誇るザンバランから、人気のアルパインブーツ「バルトロGT」をベースにしたライトトレッキングモデル「バルトロ ライトGT」が登場した。柔軟性のあるシャンク(芯材)に加え、足先が屈曲した際も横滑りしないパターンをアウトソールに採用。また、足首に2本のスリットを配し、ホールドしつつ可動を妨げない工夫など、より軽快に足運びができるトレッキングブーツに仕上がっている。
履き口は柔らかく、歩行時のストレスがない。また、アキレス腱部はスリムでホールド感がよく、かかと浮きの心配もない。アッパーには既述の高級本革が、爪先とかかとには経年劣化に強く軽量なシンセティックレザーが用いられている。
日帰りから小屋泊登山、ライトウェイトな装備を背負った縦走など、軽快な歩行をサポートする「ライト」な一足だ。
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。
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