誕生から25年! 高い視認性を小型ボディに凝縮した最新モデル/カシオ「プロトレック PRW-30」
『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2021年1月号で紹介した、カシオから発売の「プロトレック PRW-30」は、プロトレック25年間の集大成といえるアウトドアウォッチ。その装着感と抜群の操作性に迫ってみよう。
文=佐藤慶典、写真=中村英史
方位、気圧/温度、高度を計測する「トリプルセンサー」Ver.1を備えたカシオの「プロトレック」が誕生したのは1995年のこと。
2020年発売の「PRW-30」は、これまで培ったノウハウと新技術を融合したモデルだ。大きな特長は装着感の向上。旧モデルよりもボディをコンパクトにし、軽量化を達成。登山中の手首の動きを妨げず、小柄な人でも装着しやすくなった。さらに、耐久性を向上させたシリコーン素材のデュラソフトバンドを使用し、長時間でもストレスなく装着できる。
視認性が向上しているのも特長で、文字にハイコントラストなNEWボールドフォントを採用。これに、太陽光下でも見やすいSTN液晶を組み合わせることで、高い視認性を実現している。
プロトレックならではの抜群の操作性は健在。方位、気圧/温度、高度をそれぞれワンプッシュで計測できる大型ダイレクトボタンで直感的な操作が可能だ。
光を動力に変え、定期的な電池交換が不要な「タフソーラー」や、世界6局の電波に対応し、時刻を自動修正する「マルチバンド6」機能も搭載する。
トリプルセンサーの優れた機能性に加え、高い視認性と操作性を小型ボディに兼備したPRW-30。プロトレック25年間の集大成にほかならない。
ストロークも絶妙で、誤作動のない、確実なボタン操作が行なえる
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。
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