体にフィットし荷重を分散、放熱機構とバネ鋼フレームで快適が続く/ミステリーランチ「ブリッジャー55」
『山と溪谷』2022年5月号の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP TOPIC」で紹介したミステリーランチの「ブリッジャー55」は、同ブランドのトレイルラインに加わった大型パックの新定番。その詳細を紹介しよう。
写真=小山幸彦、文=佐藤慶典
森林消防隊や特殊部隊にも採用されるなど、背負い心地や機能性、耐久性を高く評価されるパックブランド、ミステリーランチ。同ブランドのトレイルラインに大型パックの新定番「ブリッジャー55」が加わった。
目を引くのは、優れたベンチレーション機構だ。ハーネス類やバックパネルには、大きく肉抜きされたウレタンフォームを使用し、放熱効果を最大化。また、背骨に沿うようにバックパネルに空気の流れる太い溝があり、腰まわりの空間とも相まって、背中の蒸れを大幅に軽減する。
新設計のフレームには、スプリングスチールを採用。アルミ製に比べて適度な弾性があり、ダイナミックな体の動きにも柔軟に追従する。また、トレランパックに似た新設計ショルダーハーネス「エンデュランスヨーク」も特徴的で、肩から胸に面で優しくフィットするため圧迫感がない。荷重を最適に分散させるサブフレーム入りの背面長無段階調整システムとの相乗効果で、長時間背負っても快適が続く。
コの字に大きく開く雨蓋(ヒップパックにもなる)や、ボトムのスピードジップシステム、本体内に素早くアクセスできるジッパー類など、歴代モデルで定評のあるギミックを搭載し、使い勝手に優れる。女性用や65Lモデルも同時発売。
最適な荷重分散を実現。
腰の後ろに空間があり、
バックパネルの縦溝と連動し、蒸れを軽減する
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。
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雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」の連動企画です。
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