新しい縫製方法で超撥水機能をさらに強化! 呼吸するウィンドシェル/ミレー「ブリーズバリヤー ワイルダー ライト ジャケット」

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『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2022年5月号で紹介したミレーの「ブリーズバリヤー ワイルダー ライト ジャケット」は、マルチに通年使えるウィンドシェル。その特長に迫ってみよう。

写真=小山幸彦、文=佐藤慶典

 

昨年、創業から100年を迎えた由緒あるアルパインブランド、ミレー。伝統と最新技術を融合した製品は、山岳ガイドに利用されるなど、信頼性が高い。同ブランドから発売され、撥水性と通気性を兼備し、呼吸するウェアとして大好評の「ブリーザー」シリーズが、さらに撥水機能を強化した「ブリーズバリヤー」にアップデートされた。

「ブリーズバリヤー ワイルダー ライト ジャケット」は、表地に撥水コーティングを施すのではなく、繊維の一本一本にシリコン由来の撥水成分を含浸させる技術を採用した。優れた撥水性が長く持続し、また、適度な通気性があるため、行動時の蒸れを軽減できる。さらに、今回の改良では、縫製部分の撥水性向上が図られている。撥水糸を使用しているため、通常縫製よりも縫い目からの雨水の浸入がしづらくなっている。

生地は40デニールで、極薄のウィンドシェルとは異なり、安心感があり、風合いがよく、発汗時の肌離れがいいのも特長。

晴天が予想され、雨具ではオーバースペックという山行時の利用など、マルチに通年使えるウィンドシェル。写真のジャケットのほか、七分丈パンツやラップスカート、ゲイターもある。

繊維に撥水成分を含浸させているため保水しにくく、仮に濡れても乾きやすい。
縫製部分にも撥水糸を使用している

 

ミレー「ブリーズバリヤー ワイルダー ライト ジャケット」

価格
18,920円(税込)
カラー
オリーブ(写真)など4色
サイズ
XS~XL
重量
180g(Mサイズ)

詳細を見る

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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