人気シリーズに新たな選択肢!先鋭背面機構搭載の軽量モデル/ドイター「エアコンタクト ウルトラ 50+5」
『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2022年6月号で紹介したドイターの「エアコンタクト ウルトラ 50+5」は、新開発の背面機構を搭載した、軽量・シンプルなバックパック。その注目機能を紹介しよう。
写真=中村英史、文=佐藤慶典
ドイツのバックパック専門ブランド、ドイターには、背面通気システムをもつ縦走向けモデル「エアコンタクト」と「エアコンタクト ライト」という人気シリーズがあるが、今季、さらに軽量・シンプル化した「エアコンタクト ウルトラ 50+5」(女性用は45+5SL)が加わった。
注目は、新開発の「エアスペーサーメッシュ」を使った背面だ。繊毛状の樹脂製メッシュパッドで、軽量で通気性とクッション性に優れる。熱や水分がこもりにくいため、背中の蒸れを抑制でき、濡れても乾きやすい。
耐久性や背負い心地も追求されている。本体には強靭な200デニール生地を採用。肉抜きしたショルダーハーネスには、適度な厚みがあって肌当たりがよく、どんな形状の肩にもフィットし、簡単に背面長調節できるよう、肩側の固定はカラビナになっている。ヒップフィンには、異素材を組み合わせた「バリフレックスシステム」を装備。歩行時の体の動きに追従し、荷重を分散。長時間背負っても疲れにくい。本体はフレーム入りでパッキングしやすく、サイドコンプレッションや雨蓋は取り外せ、カスタマイズが可能だ。
軽量化したテント泊山行やロングトレイル、シンプルなパックを好む人にぜひ。
カラビナをつけるループ位置を変えることで、
2cm刻み3段階の背面長調節が可能
ドイター「エアコンタクト ウルトラ 50+5」
- 価格
- 33,000円(税込)
- カラー
- ライトグレー(写真)ほか1色
- サイズ
- 1サイズのみ
- 背面長
- 44~48cm
- 容量
- 50+5L
- 重量
- 1210g
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年4月号の特集は「全国 花と新緑の名低山」。木々や草花が芽吹き、山肌が華やかに彩られる季節となりました。うららかな春の日差しを浴びながら、花と新緑の低山をのんびり歩いてみませんか? 全国のガイド著者が厳選した春の名低山を紹介します。第2特集は、雪山登山、雪山ハイキング、山スキーの厳選コースを集めた「残雪の山」です。
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