抜群の透湿性と着心地で一日中快適が続く高機能レインウェア/ミレー「ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット」
『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2022年6月号で紹介したミレーの「ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット」は、ストレスなく一日中着ていられるレインウェア。その理由を紐解いてみよう。
写真=中村英史、文=佐藤慶典
1921年、フランスで創業したミレーは1950年、人類初の8000m峰登頂となるアンナプルナ遠征をサポートするなど、技術と信頼のあるアルパインブランドとして知られる。
「ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット」は、そんな技術力の高さや安全性を裏づけるレインウェアだ。ウェア内が蒸れにくいため、汗冷えの心配が少ない。また、風合いよく、着心地がいいので、ストレスなく一日中着ていられる。これらを可能にするのが、独自開発の生地「ドライエッジ ティフォン 50000」だ。わずか7㎛の極薄メンブレンを採用した3層生地は、耐水圧2万mmに加え、5万g/㎡/24hという、抜群の透湿性を発揮する。さらに、レインウェアとは思えないしなやかさを備える。裏地は、滑らかで肌触りのよいニット素材で、素肌の上に着てもカサカサせず、発汗時の肌離れもいい。
降雨時の完全防水透湿の雨具としてはもちろん、稜線へ出てからのウィンドシェルとして、ベースレイヤーの上に着る薄手のソフトシェルとしてなど、汎用性が高く、レイヤリングのバリエーションを広げ、装備の軽量化にも貢献する一枚。ジャケットのほか、パンツ2種もある。
レインウェア特有のゴワゴワ感はなく、
しなやかで動きやすく、着心地がいい。
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。
YAMAKEI HEADLINE「今月のギア」
雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」の連動企画です。
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