フルモデルチェンジでフィット感、快適性が向上!カスタマイズも可能に/ドイター「エアコンタクト コア 70+10」
『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE PICK UP GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2022年8月号で紹介したドイターの「エアコンタクト コア 70+10」は、同社の人気バックパック「エアコンタクト」がアップデートした新モデル。今回のフルモデルチェンジの詳細を紹介しよう。
写真=中村英史、文=佐藤慶典
ドイターの人気モデル「エアコンタクト」がアップデートし「エアコンタクト コア」となった。「エアコンタクト コア 70+10」は、メイン生地に100%リサイクル素材を使用した大型モデル(女性向けモデルのほか、さらに小容量の60L、50Lサイズもある)。
大きな改良点はバックパネルで、快適性がアップしている。背面には空気の通る層があり、特に背骨が当たる部分は空洞で通気性が高く、その両側には、新開発の繊毛状の樹脂パッド「エアスペーサーメッシュ」を搭載する。クッション性があって背負い心地がよく、熱や水分がこもりにくいため、蒸れを抑制でき、濡れても乾きやすいという特長をもつ。
フィッティングの進化も見逃せない。背面のベルトで”無段階に”背面長を調整できる「バリスライド」機構に加え、ヒップフィンの素材、デザインが一新され、フィット感が格段に増した。また、2気室構造で、大開口のフロントアクセスを備えるほか、取り外しできる大容量ヒップフィンポケットや、サイドコンプレッションストラップがフロントやボトムへ付け替え可能な仕様となるなど、使い勝手が向上。レインカバーも付属する。
テント泊や長期縦走に加え、撮影山行や山ごはんといったプラスαを楽しむための荷物を詰めこめる大容量バックパックだ。
両サイドに付属する。
右側ポケットには、拡張式のボトルホルダーが
内蔵されている
ドイター
「エアコンタクト コア 70+10」
- 価格
- 39,600円(税込)
- カラー
- グレー(写真)ほか1色
- サイズ
- 1サイズのみ
- 背面長
- 42~62cm
- 容量
- 70+10L
- 重量
- 2530g
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。
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