アークテリクス「プロトン FL フーディ」｜通気性と保温性を高次元でバランス！ 着心地がアップしたライトインサレーション

雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」では、毎号、旬な登山装備をピックアップ。
2022年9月号で紹介したアークテリクスの「プロトン FL フーディ」は、運動量や気温の変化に幅広く対応できるインサレーション。今回のアップデートのポイントとは？

写真＝中村英史、文＝佐藤慶典

アークテリクスの「プロトン FL フーディ」がアップデートされた。保温性に加え、優れた通気性と防風性を高次元で兼ね備えたインサレーションで、保温着ながら余分な熱は逃がすため、ウェア内はオーバーヒートせず、常に快適。つまり運動量や気温の変化に幅広く対応できるのだ。

前モデル同様、オクタロフトなる化繊保温材が使用されるが、編み方をグリッド状の起毛に改良し、その起毛を裏地側へ設定することで、肌当たりがよく、暖かみが増し、耐摩耗性も向上した。またフィッティングが見直され、より体にフィットする設計へ進化。さらに無線機などを収納しやすいよう、胸ポケットの容量アップが図られている。

表地には伸縮性に富み、高耐久なフォーティアス™エア20を、フロントファスナーにはノースリップジップを採用する。

岩稜や稜線歩き、クライミングや雪山、バックカントリースキーでも、汗冷えなく、またウェアを脱ぎ着せず行動し続けられるアクティブインサレーション。ダウンやフリース、ソフトシェルに代わるマルチな一枚として、ぜひ！