ペツル「ティカコア」|もっと明るく使いやすくなった、ペツルの新定番

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雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」では、毎号、旬な登山装備をピックアップ。
2023年5月号では、この春フルモデルチェンジし、機能も使いやすさも進化したペツルのヘッドランプ「ティカコア」を紹介。

写真=中村英史、文=川原真由美

 

この春、ペツルのヘッドランプの多くがフルモデルチェンジ。機能も使いやすさも進化していて、興味をそそられる。

豊富なラインナップから登山向きのものを選ぶなら「ティカコア」だろうか。ロングセラーのティカにリチャージャブルバッテリーの「コア」を組み合わせたモデル。乾電池は残量がわからないし、切れたときは暗いなかで交換するのに手間取ることも。その点、コアなら入山前にフル充電しておけば、まず安心。さらに、単4乾電池でも駆動するので、もしものときのバックアップになる。

フルモデルチェンジの内容は、まず明るさが300ルーメンから450ルーメンに(コア使用時。乾電池では350ルーメン)。山小屋やキャンプサイトに到着してからの作業にはもちろん、予定外の夜間行動になったとしても充分な光量だ。

操作性の面ではスイッチボタンが大きくなり、ロック機能も追加された。また、ライトを上に向けられるようになったので、テント内を照らしたり、首にかけて使ったりするときに便利。バッテリー残量を表示するインジケーター、消灯時も暗中でほのかに光る蓄光リフレクターも搭載されている。

コンパクトなボディにこれだけの機能。新定番の誕生だ。

リチャージャブルバッテリー「コア」は
3時間で充電。ポーチに入れて点灯すると
ランタンにも

 

ペツル
「ティカコア」

価格
9,240円(税込)
明るさ
450ルーメン
ビームパターン
ワイド
重量
84g
カラー
イエローほか3色

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プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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