日本人の足にジャストフィットする軽量堅牢ブーツ/シリオ「P.F.431/P.F.441」

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『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI JOURNAL EQUIPMENT & GEAR」では、毎号、旬な登山装備を紹介している。
2019年7月号で紹介したのは、シリオから発売の「P.F.431/P.F.441」。日本人の足に合いやすい足幅を採用した軽量堅牢ブーツの魅力を紹介しよう。

文=佐藤慶典
写真=山田 薫

 

日本で企画・開発を行ない、靴づくりの技術に秀でたイタリアで設計を行なうジャパンブランド、シリオ。同ブランドのブーツには日本人専用の足型が使用されており、足幅の広い人にもフィットしやすいのが特長だ。

そんなシリオの注目の新製品が、軽量で堅牢なブーツP.F.431とP.F.441。前者は一般的な日本人の足に合いやすい足幅3E+を、後者は、さらに足幅の広い人向きの4E+を採用している。

アッパーには、撥水加工の施されたイタリア製高級レザーと高強度ナイロン、これにゴアテックスを組み合わせ、アッパー下部には保護性の高いラバーバンドを装備。甲部分にはループタイプのシューレースホールを採用し、シンプルなデザインにして縫い目を極力減らすなど、耐久性も重視した仕上がりとなっている。

また、ミッドソールには上位モデルに搭載される2層EVA仕様、アウトソールにはグリップ力に優れ、泥落ちのいいシリオ独自のパターンを配したビブラムソールを採用。シャンク(芯材)には、同ブランドで2番目に硬いものを使用することで、爪先で立ち込むこともでき、岩稜帯や縦走登山にも対応する。

優れた履き心地と歩行時の安定感、長く愛用できるタフさなど、シリオユーザーの要望にとことん応える一足だ。

左がP.F.441(4E+)、右がP.F.431(3E+)。幅の違いは明らか。P.F.441は足の長さと幅の比率が「10:4」よりも大きい人に向く。

 

シリオ P.F.431/P.F.441

価格
30,300円(税別)
サイズ
22.5~29㎝(カラーによりサイズ展開は異なる)
重量
590g(26㎝、片足)
カラー
[P.F.431]アスファルト/ブルー(写真)ほか1色
[P.F.441]アスファルト/シルバー

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プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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