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> 赤石岳
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赤石岳
あかいしだけ
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百名山
写真:中西俊明 千枚岳からの赤石岳
静岡県と山梨・長野両県の県境尾根には、名前のついている3000m級の山がちょうど10座ある。この10座すべてが静岡市との市境にもなっている。なかでも赤石山脈の盟主、赤石岳は一等三角点をもち、3121mの高さを誇る。まさに南アルプスの王者的な風格があり、山頂からの展望は360度を欲しいままにできる。名だたる南アルプスの山々はもちろんのこと、富士山、奥秩父連峰、八ヶ岳、遠くは北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰、中央アルプス、御岳山と、南アルプスきっての眺望といえる。
山頂には昔の信仰登山のなごりをとどめる石や鉄製の剣が残っており、この山の歴史を物語っている。明治12年と14年に測量登山が行われ、その後一等三角点が設けられた。そして明治時代には地質学者エドモンド・ナウマンやウエストン、河野齢蔵、小島烏水などの学者、登山家がそれぞれ登山している。
また、大正15年夏、この辺りの山林の持ち主であった大倉喜八郎(大倉財閥の創立者)が大勢のお伴を従えて特製の駕籠(かご)で登頂したというエピソードもある。彼の製材会社は東海パルプとして残り、椹島から赤石岳に突き上げている東尾根は別名、大倉尾根とも呼ばれている。
赤石岳を登るにはいくつものコースが考えられるが、代表的な椹島から東尾根を登って登頂、さらに足を延ばして荒川三山を回って椹島へ戻ってくる一周コースを説明する。途中には5つの山小屋があるので、日程も好きなように組める。椹島へは静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダムから林道を歩くのが一般的。東尾根は取付から急坂が続く。地図上の2027m地点手前で林道を横切る。樹林帯の中の道は踏み込まれていて歩きよく、4時間ほどで赤石小屋に着く。古い小屋のすぐ上には新装なった立派な小屋がある。小屋を過ぎて富士見平に達すると展望が開け、周囲の山が一望できる。しばらく進むと尾根から外れ、左手の赤石沢の支流、北沢の源頭を渡る。この辺りは高山植物が豊富に咲いている。
小屋から3時間ほどで待望の赤石岳山頂に立てる。充分展望を楽しんだならば、小赤石岳、大聖寺平を経て荒川小屋まで下る。次いで頭上にそびえる前岳を目指して登りだすと、ここも所狭しと高嶺の花々が咲いている。前岳に出て中岳の小屋を過ぎ、さらにひと汗かいて悪沢岳へ登り返す。千枚岳を経て1時間も下ると、樹林に囲まれた大きな千枚小屋が建っている。小屋から蕨段を経て椹島までは、長いが穏やかな下りばかりで、3時間もあれば出発地へ戻ることができる。
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DATA
山域:
南アルプス南部
都道府県:
長野県 静岡県
標高:
3,121m
2万5千図:
夜叉神峠・七面山・信濃大河原・塩見岳・赤石岳
※ 赤石岳の紹介文についての注意点
赤石岳へ行く登山計画を立てる
大きい地図で確認する(「ヤマタイム」へ)
現在の周辺の雨雲を確認する
赤石岳に行くモデルコース
南アルプス南部を代表する人気の山
体力度:
★★★
危険度:
★★
11時間10分
1泊2日
椹島・・・尾根・・・上の林道跡・・・尾根を巻く地点・・・赤石小屋・・・富士見平・・・北沢源流・・・赤...
荒川三山・赤石岳 2泊3日
体力度:
★★★★
危険度:
★★★
16時間
2泊3日
【1日目】椹島ロッヂ(08:00)・・・滝見橋(08:15)・・・吊橋(08:25)・・・小石下(0...
赤石岳・聖岳 3泊4日
体力度:
★★★★
危険度:
★★★
20時間40分
3泊4日
【1日目】椹島ロッヂ(08:00)・・・カンバ段(09:25)・・・赤石小屋(12:00)【2日目】...
荒川前岳の広大なお花畑と盟主の赤石岳へ
体力度:
★★★★
危険度:
★★
26時間50分
3泊4日
林道ゲート・・・豊口山登山口・・・豊口山間のコル・・・三伏峠・・・烏帽子岳・・・小河内岳・・・板屋岳...
赤石岳周辺の最新情報
椹島ロッヂ
~南アルプス南部
2021年の営業については決定していないため、例年3月1日から開始している宿泊の予約の受け付けは、詳細が決まるまで見合わせます
21年02月22日(月)
登山口情報
・
聖岳登山口
・
椹島
・
二軒小屋
・
湯折
【聖岳登山口】
聖岳の東麓に位置する登山口。一般車両通行止め区間内に位置するため、マイカーやタクシー利用者も畑薙からは、椹島ロッジから歩くか、井川観光協会登山バスを利用する。
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【椹島】
聖岳、赤石岳、千枚岳、笊ヶ岳などの登山口が集まる、南アルプス南部最大の登山基地。椹島ロッヂと登山小屋のほか、テント場、水場、トイレなどがある。
各山への登山口は、現地で確認するのが良いだろう。
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【二軒小屋】
千枚岳、蝙蝠岳、伝付峠へのルートが集まる登山口。二軒小屋ロッヂ、二軒小屋登山小屋のほか、テント場、水場、トイレあり。
千枚岳方面への登山口は、二軒小屋の北側にあるテントサイトを横切り林道から小さい橋を渡り、堰堤の上部で大井川を右岸に渡ったところにある。
蝙蝠岳方面へは、二軒小屋から東俣林道を30分ほど北上する。
伝付峠の登山口は、二軒小屋ロッヂの南にある井川山神社の鳥居付近から。
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【湯折】
大聖寺平への登山口となる湯折へはバスがないためマイカーもしくはタクシー利用となる。徒渉さえ無難にこなせば荒川小屋まで短時間でたどり着くことができるが、雨季や大雨のあとは利用できない。
登山口へは湯折のゲートから奥に進む。トンネルを抜け、小渋ノ湯跡をすぎると、鉄筋コンクリートの七釜橋があらわれる。橋手前の広場から河原に下り、橋の下をくぐると徒渉がはじまる。
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周辺にある山小屋
・
静岡県営赤石岳避難小屋
・
静岡県営赤石小屋
・
静岡県営荒川小屋
・
静岡市営百間洞山の家
・
広河原小屋
・
静岡県営荒川中岳避難小屋
・
長野県営兎岳避難小屋
・
静岡市営高山裏避難小屋
・
静岡県営千枚小屋
・
椹島(さわらじま)登山小屋
・
椹島(さわらじま)ロッヂ
・
静岡県営聖平小屋
【静岡県営赤石岳避難小屋】
営業小屋
場所:
赤石岳山頂南側
電話:
0547-46-4717
営業期間:
7/中~9/30
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【静岡県営赤石小屋】
営業小屋
場所:
赤石岳東尾根、富士見平下
電話:
0547-46-4717
営業期間:
7/中~10/上
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【静岡県営荒川小屋】
営業小屋
場所:
奥西河内沢源流、大聖寺平北方
電話:
0547-46-4717
営業期間:
7/中~10/上
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【静岡市営百間洞山の家】
営業小屋
場所:
赤石沢上流、百間洞源流右岸、大沢岳取付下
電話:
0547-46-4717
営業期間:
7/中~9/下
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【広河原小屋】
無人小屋
場所:
小渋川上流、福川出合付近
電話:
0265-39-2001
FAX:
0265-39-2269
営業期間:
通年(無人)
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【静岡県営荒川中岳避難小屋】
営業小屋
場所:
荒川中岳山頂東側
電話:
0547-46-4717
営業期間:
7/中~9/30
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【長野県営兎岳避難小屋】
無人小屋
場所:
兎岳山頂から聖岳方面へ50m下る
電話:
0260-34-5111
FAX:
0260-34-2138
営業期間:
通年(無人)
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【静岡市営高山裏避難小屋】
営業小屋
場所:
荒川中岳北西、高山裏
電話:
0547-46-4717
営業期間:
7/中~8/31
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【静岡県営千枚小屋】
営業小屋
場所:
千枚岳南側
電話:
0547-46-4717
営業期間:
7/中~10/中
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【椹島(さわらじま)登山小屋】
営業小屋
場所:
大井川上流、椹島
電話:
0547-46-4717
営業期間:
詳しい情報を見る
【椹島(さわらじま)ロッヂ】
旅館
場所:
大井川上流、椹島
電話:
0547-46-4717
営業期間:
4/末~11/上
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【静岡県営聖平小屋】
営業小屋
場所:
聖岳南方、聖平
電話:
080-1560-6309(9~16時、火曜休)
FAX:
054-260-2377
営業期間:
7/中~9/下
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赤石岳に関連する登山記録
無雪期登山
MAP
勅使河原彗碧院
さん
0
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9月赤石岳2泊3日
赤石岳(南アルプス)
2019年09月14日 ~ 2019年09月16日
無雪期登山
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Yamakaeru
さん
3
4
椹島から反時計回りで聖巡業(3泊4日山小屋泊の旅)(2日目)
千枚岳、丸山、悪沢岳...(南アルプス)
2019年09月13日 ~ 2019年09月16日
無雪期登山
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Hiro
さん
0
0
赤石岳・聖岳縦走登山
赤石岳・聖岳(南アルプス)
2019年09月13日 ~ 2019年09月16日
無雪期登山
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maru
さん
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悪沢~茶臼縦走
悪沢、赤石、聖、茶臼(南アルプス)
2019年08月21日 ~ 2019年08月24日
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MAP
strongrenren
さん
10
5
2019夏_南アルプステント泊縦走
光岳、聖岳、赤石岳(南アルプス)
2019年08月11日 ~ 2019年08月14日
赤石岳の近くの山
大沢岳
2,820m
前岳
3,068m
中盛丸山
2,807m
中岳
3,084m
聖岳
3,013m
兎岳
2,818m
東岳
3,141m
千枚岳
2,880m
板屋岳
2,646m
大日影山
2,573m
小日影山
2,506m
上河内岳
2,803m
南アルプス方面に行く登山ツアー
21年04月10日(土)
近畿発 ・2日間
ケイランド
日本百名山 木曽駒ケ岳
赤石岳の関連書籍
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ゲスト
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曇のち晴
明後日
晴時々曇
山の天気予報
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21年03月13日(土) 日帰り
[出発地] 関東
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赤石岳を登るにはいくつものコースが考えられるが、代表的な椹島から東尾根を登って登頂、さらに足を延ばして荒川三山を回って椹島へ戻ってくる一周コースを説明する。途中には5つの山小屋があるので、日程も好きなように組める。椹島へは静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダムから林道を歩くのが一般的。東尾根は取付から急坂が続く。地図上の2027m地点手前で林道を横切る。樹林帯の中の道は踏み込まれていて歩きよく、4時間ほどで赤石小屋に着く。古い小屋のすぐ上には新装なった立派な小屋がある。小屋を過ぎて富士見平に達すると展望が開け、周囲の山が一望できる。しばらく進むと尾根から外れ、左手の赤石沢の支流、北沢の源頭を渡る。この辺りは高山植物が豊富に咲いている。
小屋から3時間ほどで待望の赤石岳山頂に立てる。充分展望を楽しんだならば、小赤石岳、大聖寺平を経て荒川小屋まで下る。次いで頭上にそびえる前岳を目指して登りだすと、ここも所狭しと高嶺の花々が咲いている。前岳に出て中岳の小屋を過ぎ、さらにひと汗かいて悪沢岳へ登り返す。千枚岳を経て1時間も下ると、樹林に囲まれた大きな千枚小屋が建っている。小屋から蕨段を経て椹島までは、長いが穏やかな下りばかりで、3時間もあれば出発地へ戻ることができる。