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20170723 ユーシンブルーが見たい♪

ユーシン渓谷( 関東)

パーティ: 1人 (ぼっけもん さん )

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行程・コース

天候

曇りのち小雨

登山口へのアクセス

バス
その他: 小田急線新松田駅北口のバス停1番乗場から7時20分発の富士急湘南バス(松62)に乗車し、終点の玄倉バス停で下車。バス停前を流れる玄倉川沿いを上流に向かって歩き、玄倉林道に進む。
[往路]富士急湘南バス(松62)
 7:20発 新松田駅 - 8:04着 玄倉
 http://www.syonan-bus.co.jp/pdf/rosen/timetable/01_s.pdf
[復路]富士急湘南バス(松62)
 14:26発 玄倉 - 14:54発 山北駅

この登山記録の行程

玄倉駐車場08:20 - 09:04小川谷出合(白井平) - 09:14玄倉林道ゲート09:16 - 10:09新青崩隧道10:10 - 10:19玄倉ダム10:31 - 11:02同角沢11:04 - 11:21雨山橋11:22 - 12:05同角沢 - 12:24玄倉ダム - 12:30新青崩隧道12:31 - 13:21小川谷出合(白井平) - 13:40大野山沢合流点 - 13:57玄倉駐車場

コース

総距離
約18.1km
累積標高差
上り約2,233m
下り約2,231m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■コース状況
 今回のルートは、玄倉川沿いを上流に向かって玄倉林道をひたすら歩き、雨山峠分岐で折り返す渓流沿いのピストンです。整備された林道をひたすら歩くだけなので危険個所はありません。夏休みということもあり、普通の格好をした中高生パーティもチラホラ見受けられました。強いてあげれば327mの新青崩隧道。照明がなく途中でカーブしていることもあり明かりが届かず真っ暗です。ライトを忘れた方はそれなりの勇気が必要です。
 ◎参考情報
 ★山北町 ユーシンブルーについて
  http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=3345
 ★さくらの湯
  http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=1845

■感想
 言葉のロマンチックな響きから、一度は見てみたいと思っていたユーシンブルー。ただし山北町のHPによれば、玄倉ダム工事により開放中であり水がほとんど溜まっていないので、ユーシンブルーを見ることができるチャンスが少なくなっているとのこと。直近の皆様のレコを拝見すると、玄倉第一発電所の堰堤付近でなんとか見ることができるようであり、それを期待して出かけることにしました。なお、当初計画では玄倉林道から雨山峠を経由して寄に出る予定でしたが、雨が降り出したため、雨山峠~寄は沢底を通ることもあり断念、ピストンに切り替えました。
 玄倉林道は玄倉川沿いに付けられた林道であり、玄倉川のせせらぎを聞きながらの森林ハイクになります。林道を進むにつれ、エゾハルセミでしょうか、せせらぎに蝉の鳴き声が加わりなんとも賑やかな雰囲気にかわります。ちょっと驚いたのは、普段より大きく感じる蝉の声。渓谷沿いのため反響しているせいかしらん、あるいは、どでかい蝉が鳴いているのかしらんと、あれこれと思いを巡らせながらのハイク。玄倉付近では蒸し暑く感じた天候も、高度をあげるにつれ蒸し暑さがとれ、時折、通り抜ける風にはひんやりとした心地よさも感じました。
 さて、今回のメインアトラクションのユーシンブルー。結果から言えば、ばっちり見ることができました!往路ではレコにあった玄倉第一発電所の堰堤付近とともに玄倉ダム。玄倉ダムは満水ではないもののダム底に溜まった水がまさにユーシンブルー♪その幻想的な光景に今日は無理だろうなと思っていただけに、感激も一入でした。ご参考までに、復路で再び見た玄倉ダムは、放水されたのでしょうか(?)、午前中にあったダム底の水がなくなっていました。無論、ユーシンブルーは見る影もなく・・。一方、下流の玄倉第一発電所の堰堤付近では午前中よりも水量が増え、さらに広がりをもったユーシンブルーを見ることができました。
 見ることができなければ改めて来ようと思っていただけに、玄倉ダム満水のユーシンブルーとまではいかなかったのですが、十分に楽しめました。今日はタイミングがよかったんですね~。本日の幸運に感謝することしきりでした。

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フォトギャラリー:57枚

おはようございます。今日のスタートは新松田駅。西丹沢行きでいつもお世話になっていますm(__)m。人気のコースなので、皆さんの出足が早いと思い、頑張って7時20分出発予定の始発バスの30分ほど前につきましたが、すでにバス停に並んでいる強者が・・(^^;。臨時バスがでるかと思いましたが、一台で全員が乗りきり、定刻に出発しました。

玄倉バス停に到着

玄倉バス停の後ろには、玄倉集落のよろずや「玄倉商店」があります。ここがユーシン渓谷への起点になります。やはり人気のコース。この日もバイクや車で大勢の方が訪れていました

玄倉林道から見た丹沢湖。何度か西丹沢に行く際にみたことがありましたが、干上がって湖底が現れているのは初めてみました。今年は空梅雨だったことを改めて実感しました。ちなみに、奥に見えるのは、今年の春に行こうと思っていけずじまいになった、ミツマタの群生地と知られる世附権現山です。

さぁ、玄倉川の上流にむけスタート。玄倉林道の横を流れる玄倉川は比較的流れがあるようです。こぼれ落ちる水が作る淵が少し青みがかって見えます。ユーシンブルーは、ちょっとは期待できそうかな。

ここは玄倉第一発電所の堰堤付近。あっ、早速にユーシンブルー!曇空なのですが、木々の間からエメラルドグリーンの幻想的な光景が広がっています。

ちょっと試しに、河川敷に降りてみました。ここから見るとユーシンブルーはさほど栄えず、やはり林道から見下ろしたほうがよく見えそう。

~♪

玄倉林道を進みます。

これは・・?

車輌通行止めゲートに到着。ゲートの左側の柵を通り抜けていきます。

この先に、真っ暗なトンネルとして有名な新青崩隧道があるはずですが、その途中に、落石防止用の2つの洞門と境隧道があります。まず、一つ目の洞門。

二つ目の洞門。

二つ目の洞門を過ぎると鬱蒼とした雰囲気に変わってきます。

百合もあちこちに。

あれ・・境隧道の写真を撮り忘れていたようです。こちらは、真っ暗なトンネルとして有名な新青崩隧道。長さ327m、途中がゆるやかにカーブしているために出口の明かりが届かず真っ暗。一人で明かりなしで歩くにはちょっと勇気がいりそう・・、前を行く中学生の皆さん大丈夫かな?

出口付近には再び洞門が設置されています。

新青崩隧道の洞門から見たユーシン渓谷

ここでも百合が満開♪

三つ目の石崩隧道

ユーシンブルーが作り出すまさに渓谷美♪

玄倉ダムに到着!わぁーきれい。あざやかなエメラルドグリーンの色にしばし見入ってしまいました。

それにしても透明度が高いですね~、川底の石もくっきり見えます。

ユーシンブルーの先には玄倉第二発電所があります。発電所を過ぎて振り返っての一枚。

素掘りのような第4隧道。

中には苔が生えていました。「モフモフ」、いい感じです。

林道沿いにはこうした小滝もあります。

ここまでくると、渓谷の様子が一変。どこから流れてきたのか大きな石がゴロゴロ。そういえば、理科で上流に行くほど河原の石は大きいと習いましたね。

いい感じの沢沿い歩きです(振り返っての一枚)。

あれ・・第5隧道の写真を撮り忘れていたようです。これは第6隧道。この素掘り感あふれる荒々しさがいいですね~。

隧道を過ぎると、自然が一杯♪
またたび

殻の線がとてもきれいなでんでん虫

苔もありました。「モフモフ」。うん、合格!

第7隧道

第8隧道

雨山峠への分岐に到着。「これより雨山峠までは沢沿いの登山道ですので、荒天時には通行しないでください」との注意書きがありました。第6隧道を過ぎたあたりから小雨がぱらぱら。安全を考え、雨山峠に出ることを断念し玄倉に引き返すことにしました。

その前に綺麗な杉林があったので、ここでランチ休憩。林道歩きとはいえ、ここまで9kmちかく、さすがに足が棒のようになってきました。

帰りは下りとなるので、早いですね~。あっという間に玄倉ダムまで戻ってきました。「あれ・・水がなくなってるー!」。放水されたようで、ちょっと時間が遅ければユーシンブルーは見ることができなかったのですね。ラッキーしました。

こちらは、玄倉第1発電所付近。先ほどより水量が増え、ユーシンブルーが先ほどより鮮やかに見えます。

再び、玄倉商店前に戻ってきました。

14時26分発の新松田駅行きのバスに乗って、今週も山北駅で下車です。

山北といえば、すっかりおなじみとなりました、そう、「さくらの湯」です。2週連続でお邪魔します(笑)。汗を流してすっきりしました。

一風呂あびたあとのビールは、たまりませんね。めずらしく御殿場線の電車が満席で、我慢しきれず立ち飲みをしてしまいました。行儀が悪くごめんなさい(汗)。今日も無事でお疲れ様でした。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • ぼっけもんさん、こんばんは!

    日曜日は丹沢湖周辺山行、お疲れ様でした!
    なるほど~、以前大野山に登った時、丹沢湖がよく見えましたが、その先に
    このような場所があるのですね。それにしてもエメラルドグリーンというのでしょうか、
    それともコバルトブルーとでもいうのでしょうか、とてもきれいな色ですね~♪
    とてもロマンチックな場所だと思いました。秋の紅葉もよさそうですね。

    それにしても、ぼっけもんさんの日ごろの行いが良いのでなかなか見ることのできない
    ユーシンブルーが見られたのでしょうね。(笑)真っ暗なトンネルは怖そうですが、
    私もぜひ行ってみたいです。

    ところで玄倉の駐車場はどのくらいの広さがありますかしら?結構人気のコースなんですよね。

  • すーさん、こんばんは♪

     いつも、コメントをありがとうございます。

     そうなんですよ~、大野山から見える丹沢湖に注ぐ玄倉川には、コバルトブルーの絶景が広がっているんですよ。ユーシン渓谷はもともと紅葉の名所であり、最近、玄倉ダムのコバルトブルーにか輝く水がネットで話題となり、訪れる人が急増しているそうです。そのうちの一人が私です(笑)。

     車での来訪者用の駐車場が整備されており、玄倉バス停横(50台以上?)を含め、付近に3か所あるようです。やはり、ハイシーズンはすぐに満車になるようです。駐車場の詳しい情報は山北町HPにありますよ↓。

     http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=3073

     現在、玄倉ダムは工事のため放水中で、工事が終了する3月以降ならユーシンブルーを見ることができる可能性が高いかもしれません。ここは、やはり持っているすーさん♪、きっと大丈夫でしょう。紅葉の中でのユーシンブルーはとても人気があるようです、すーさん、いかがでしょうか(悪魔のささやき(笑))。

       ぼっけもん拝

    PS 真っ暗なトンネルは曲がっているので明かりがないと壁にぶつかってしまいますね。本当に真っ暗で、ちょっとした肝試し気分が味わえますよ(笑)。

  • ぼっけもんさん、こんにちは!

    玄倉林道往復でのユーシン渓谷と二週連続のさくらの湯、お疲れ様でした~!

    丹沢湖の水位の低さには驚きました。
    行きと帰りで、水位の違う風景が見られるというのも中々珍しいですよね。

    有名なユーシンブルー。思わず飛び込んでしまいたくなるような透明感ですね!
    様々な条件が重なっているのでしょうが、何故、この渓谷の水がこのような色に見えるのか不思議ですね。
    ・・・そもそも、ユーシンというカタカナの名前が気になってしまいウィキってみたら・・・諸説あるようですね。

    ところで、今週は御殿場線で立ち飲みだったという事で・・・。
    車窓をバックに美味しそうな一枚は臨場感たっぷりで、、、ビールが飲みたくなってきました~(笑)。

  • ぼっけもんさん、ひとつ忘れてました!

    計画されていた雨山峠経由、寄までの行程を、天候判断で変更されたのですね。

    長~い林道歩きのピストン、私なら適切に判断出来たかどうか???、と思うと、改めてぼっけもんさんの登山スタイルと冷静な判断力に敬服です!
    特に今年は、経験したことの無い様なゲリラ豪雨が多発していますので、普段より慎重な判断が求められますよね。いい教訓になりました!
    お互い、ご安全に。

  • ガバオさん、こんばんは♪

     いつも、コメントをありがとうございます。

     はい、ユーシン渓谷に行ってきました。出だしに目に飛び込んできたのが丹沢湖の水位。これからが本番の夏というときに、「こんなに水がなくて本当に大丈夫なのかな」と、心配をしながらのスタートになりました。

     おっしゃる通り、ユーシンブルーの原因はまだよくわかっていないようなんです。透明度が高いコバルトブルーの色をした水は、周囲の景色もあいまってとても神秘的な感じがします。いっそこのまま謎のままにしておくのも神秘的でよいかもしれませんね(笑)。ちなみに、「ユーシンブルー」は、山北町が商標登録を出願中とのことです。

     ■青の絶景ブランドに 「ユーシンブルー」商標登録 山北町
      http://www.kanaloco.jp/article/239585

     玄倉林道ピストン、師匠にお褒めの言葉をいただき恐縮です(汗)。実は、玄倉林道から雨山峠への急登を見たときに、「げっ・・、これを登るのか・・」といったネガティブな思いが頭をよぎったのも事実で、雨を口実にピストンに切り替えたという側面があったのも否定できません。そういった意味では、適切な判断をしたという次元の高いレベルの話でなく・・、まだまだ師匠のご指導が必要なようです(汗)

     そろそろ、山北のさくらの湯としみず食堂の湯上りセットが、カバオさんを首を長くしてまっているかもしれませんね(笑)。

     暑い日が続きますが、ご安全に。

      ぼっけもん拝

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