行程・コース
天候
1日目:雨のち曇り、2日目:快晴、朝方は強風、3日目:快晴微風
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
淀川登山口駐車場を利用(無料、トイレ有)
下山後、10:01荒川三叉路バス停発~10:27紀元杉バス停(屋久島交通バス、410円)で車を回収
この登山記録の行程
【1日目】
淀川登山口(17:55)・・・淀川小屋(18:27)
【2日目】
淀川小屋(04:05)・・・花之江河(05:27)・・・黒味分れ(05:41)・・・投石平(06:13)[休憩 10分]・・・宮之浦岳(07:55)[休憩 47分]・・・焼野三差路(08:55)[休憩 10分]・・・永田岳(09:55)[休憩 50分]・・・焼野三差路(11:29)[休憩 6分]・・・平石展望台(12:02)[休憩 8分]・・・第2展望台(12:42)[休憩 24分]・・・新高塚小屋(13:35)[休憩 10分]・・・高塚小屋(14:35)
【3日目】
高塚小屋(05:30)・・・縄文杉(05:38)・・・ウィルソン株(06:30)[休憩 25分]・・・大株歩道入口(07:15)[休憩 7分]・・・楠川分れ(08:10)・・・小杉谷橋(08:30)・・・荒川登山口(09:02)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
南海に浮かぶ九州最高峰と太古の森へ。
初日、15時過ぎに高速船で宮之浦港着、ガス缶や食料を調達後、レンタカーで淀川登山口へ。途中、ヤクシカが道路脇から飛び出して急ブレーキ、早速屋久島の洗礼を受ける。登山口に駐車して入山、30分ほどで暗くなる前に淀川小屋着。今夜はツアーグループ含めて13名ほど。夕食をとって早々に就寝。
2日目、満天の星空の下、ヘッデンを頼りに4時発。よく踏まれた登山道で、指導標の反射材も安心材料。花之江河の湿原は暗い中で通過。黒味岳にも寄りたかったが、小さなアップダウンの連続でペースが思うように上がらないためパス。6時前から東の空が焼け始め、投石平からモルゲンロート、ただし強風。この辺りから登山道に凍結が見られるように。岩の登山道上を水が流れている場所は凍ってとても滑りやすく、登山道脇の笹をロープ代わりに慎重に進む。巨岩が点在する笹原の縦走路をまずは栗生岳、続いてわずかな急登で九州最高峰・宮之浦岳へ。山と海の絶景、春霞の彼方には前日に登頂した開聞岳が浮かんでいる。
三叉路にザックをデポして永田岳に向かう。コルまでの登山道は深く抉れている箇所あり。急斜面を登り返すこと25分で登頂。眼下には永田集落と噴煙を上げる口永良部島、振り返ると大きな宮之浦岳。風も収まり、山頂の巨岩の上で寝そべってお昼寝。素晴らしく去り難い山頂。
三叉路から笹原を抜けて徐々に灌木、途中の岩場の展望台で奥岳に別れを告げ、巨木の森へ入っていく。新高塚小屋は広いウッドデッキのテン場が快適そう。水場で補給してから高塚小屋へ。先着は4名、最終的には小屋は満員でテントも10張以上に。日暮れ前に静かな縄文杉をじっくり眺め、この日も早めに就寝。
3日目も快晴、5:30出発。よく整備された木の階段などを経てウィルソン株へ。定番の写真を撮ってから更に下って大株歩道入口でトロッコ道に合流。立派なトイレがある。朝日のトロッコ道では徐々に登山者とすれ違うようになり、楠川別れ辺りはツアーグループで混雑。登山者が一段落したら、前方からエンジン音がしてトロッコが!テンションが上がって写真を撮るもピンぼけ。トンネルを抜けたら荒川登山口で、そこから林道を荒川三叉路に戻って屋久島交通の紀元杉行きのバスで車まで戻った。(その後、太忠岳へ)
奥岳エリアは岩がちな登山道なので、ソール固めの靴が歩きやすい。スカルパのミトスとトリオレで迷って後者にしたが正解だった。
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