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鼻曲山 紅葉はじめのブナとカエデ 秘湯 霧積温泉 金湯館 2020

鼻曲山 霧積温泉( 上信越)

パーティ: 2人 (はにわ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

霧積館跡地の駐車場(7:20)*****十六曲峠分岐(8:15)*****霧積のぞき(8:40)10分休憩*****鼻曲峠(10:10)5分休憩*****鼻曲山山頂大天狗(10:35)5分休憩*****小天狗(10:45)40分休憩*****霧積のぞき(12:40)10分休憩*****霧積温泉(13:30)

コース

総距離
約8.4km
累積標高差
上り約953m
下り約846m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね。
冒頭のこのフレーズからから始まる西條八十の<帽子>の詩。
郷土熊谷の作家、森村誠一さんの<人間の証明>にも出てくる一節だが今回はその舞台にもなった霧積温泉と合わせて秋の鼻曲山を友人Y君と歩いてみました。


<まとめ>

碓井の坂本宿から旧国道18号を脇道に入り霧積川を遡って霧積ダムまでは2車線の広い道路。
ここからは道幅が狭くなりすれ違いが出来ないような山道になります。
10k程で元霧積館の跡地の駐車場に着きますがここまで街灯が一切ないので夜間の走行は十分気を付けてください。
駐車場は20台ほど停められそうですがトイレは無いので坂本宿の峠の湯の外トイレか手前のコンビニで。県外ナンバーばかりの泊まり客のようで紅葉前の今の時期は登山者も5,6人しかすれ違わなく静かな山行でした。

紅葉は駐車場からホイホイ坂、十六曲峠分岐先までのブナやカエデはほとんど緑色で紅葉はじめでした。この辺が赤くなるのはあと1週間から10日ほど先になりそうです。
見頃は霧積のぞき周辺1300m付近。
剣ノ峰方面や霧積川の谷合は赤や黄、緑など色々な色が混ざって綺麗でした。
鼻曲峠から尾根、鼻曲山山頂は落葉です。
鼻曲山山頂は木立に覆われ見晴らしは今一つでしたが小天狗からは軽井沢、八ヶ岳方面に見晴らしあり。カラマツ林が黄葉していました。
浅間山も木立越しに少しだけ見えました。

行きは朝の清々しい紅葉はじめのブナやカエデを見て、おしゃべりをしながらだったのでだいぶ時間が掛かりました。途中で話をした方が山頂まで2時間30分と言っていたので普通ならそのくらいかな。

霧積温泉 金湯館
詳しくはホームページで。
https://www.kirizumikintokan.com/index.html

日帰り入浴は700円。
入浴時間は書いてありませんでしたが泊まり客が来る前の時間までだと思います。
入浴後、林道に出たところで金湯館の社長さんに声をかけていただき、丁度駅まで泊まり客を迎えに行くと言うことで駐車場まで乗せていただきました。
車内では金湯館の歴史や周辺の自然の話を聞き、今はご夫婦で旅館を切り盛りされているそうです。
今後は外国で働く息子さんが継いでくれればと話されていたのでそうなってくれれば嬉しいでしょうね。
そうそう車用の林道を回ると登山道より3倍の距離を歩かないと駐車場まで着かないそうなので間違っても歩かないようにと(笑い)
カモシカは春に宿周辺に良く現れるそうです。
とにかくポカポカの体に汗をかかなかったので助かりました。有難うございました。


それでは出発します。

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フォトギャラリー:67枚

駐車場入口の西條八十の詩の看板

駐車場は20台ほど停められそうです。

霧積館跡地にも駐車できそう。

駐車場にあった故障中の公衆電話。ゲゲゲの鬼太郎が呼べそうです(笑)

ここからスタート

霧積川の橋を渡って

ホイホイ坂はモミジの中を進んでいきます。

一旦舗装の林道に出て

反対側の登山道を進むとブナとカエデの林に入ります。

この尾根はまだ色づきはじめのようで緑が多いですがかなりカエデの木々が密集しているので赤くなればすごく綺麗でしょうね。

赤もチラホラ出てきます。

十六曲峠への分岐

緩やかな尾根を登って行きます。

登山道は木立に覆われ見晴らしはよくありませんが隙間から剣の峰が見えました。

霧積のぞき

この辺が一番綺麗でした。

下まで続く切通は冬枯れになれば金湯館の屋根も見えるそうです。

ここから下の巻道が土砂崩れのため小ピークを登ります。

また暫くは緩やかな巻道を行きます。

霧積川の谷は色々な色が混ざり綺麗です。

アップで

さらに進むと笹道になり

鼻曲峠手前は急登です。

鼻曲峠

群馬方面が幾らか見え

剣の峰や角落山も見えました。

さらに滑りやすい笹薮が多くなりひと踏ん張りすれば

鼻曲山山頂大天狗到着

あまり見晴らしがよくありませんが群馬側

浅間隠山

嬬恋方面

剣の峰、角落山、榛名山

2分ほど西に行った小天狗は軽井沢の街、八ヶ岳が良く見えました

西上州、秩父山地

鼻曲峠西側はカラマツの黄葉が見頃

浅間山は頭が少しだけ

浅間隠山

ここでゆっくり景色を眺めながら昼食をとり下山。

山頂から鼻曲峠の間の滑る笹薮や倒木

鼻曲峠下の急登など頑張りどころもありますが

黄葉を見ながら緩やかに下って行きます。

それから霧積のぞきの手前の崩落場所を見に行きましたが。

崩落跡。さすがにここの巻道は使えませんね。

たまに浅間隠山

霧積のぞきで休憩

日が当たると紅葉が綺麗です。木立の間に浅間隠山を望む。

霧積のぞきもいい感じです。

さて帰りもカエデの尾根を下って

霧積温泉への林道に出ました。

少し行くと緑に覆われた金湯館の赤い屋根が見えてきました。

少しモミジが色づいてきたかな。

橋を渡って入館。

森村誠一さんの色紙もありました。

受付で入湯料を払って

歴史を感じる渡り廊下を進みます。

金湯館の歴史

手前が女湯、奥が男湯。

庭の紅葉と水車。

内風呂だけですが誰もいないので失礼して浴槽。7,8人は入れそうですが無色で硫黄の匂いがプンプンします。40度ほどの温湯がかけ流しでついつい長湯。露天はありませんが、いや~気持ちいいな~。

こちらは洗い場。シャンプーなどあります。

湯質が良ければ全然気にしません(^-^)

洗面所も温泉。

風呂上がりにロビーで休んでいると著名人も色紙がたくさん。勝海舟や与謝野晶子なども訪れたんですね。

昔は軽井沢のような避暑地で別荘や旅館が40,50件あったそうです。

おまけ。
季節外れの近所の向日葵と鱗雲。

向日葵とカエル。おしまい。

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装備・携行品

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登った山

鼻曲山

鼻曲山

1,654m

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