行程・コース
天候
曇り、平穏
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
新東名の「新富士IC」下りて西富士道路に入り「富士宮」方向へ進みます。国道139号線(西富士道路~富士宮道路)をひたすら直線的に北上します。途中で左折レーンから「小田急西富士ゴルフ倶楽部」の中を抜けて、突き当りを右折して県道414号線を再び北上します。「田貫湖」の案内板で左折して道なりに進みます。「田貫湖」に出たらすぐ右の細い道を180度向きを変えて登ると、路肩に10台ほどの「長者ヶ岳登山口駐車場」があります。「新富士IC」から約23km・40分です。トイレは田貫湖北サイト駐車場にあります。
この登山記録の行程
「長者ヶ岳」登山口駐車場(05:35)・・・「田貫湖・休暇村富士」分岐(06:25)・・・「長者ヶ岳」山頂(07:25)・・・「天狗岳」山頂(08:35)・・・送電線鉄塔(08:45)・・・湧水峠(08:55)・・・「熊森山」山頂(09:50)・・・猪之頭峠(10:15)・・・「雪見岳」山頂(10:50)[昼食 15分]・・・「金山」山頂(11:35)・・・地蔵峠(11:50)・・・比丘尼(ビクニ)の滝(13:00)・・・「毛無山/麓」登山口(13:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「富士山」の西側に縦に連なる「天子山塊」の主峰は、最高峰1945mの「毛無山」ですが
人気があるのはキャンプ場や温泉施設のある「田貫湖」から家族で2時間ほどで登れる
標高1330mの「長者ヶ岳」です。今回の「長者ヶ岳」から北の「毛無山」へ向かうルートは
破線ルートですが、未踏破のルートだっので「天子山塊」の主稜線を計5座縦走しました。
「田貫湖」北側にある「東海自然歩道」が「長者ヶ岳」の登山口になり山頂まで続きます。
人気の山なので、整備された丸太階段で直線的に登って行きます。「田貫湖」から直接
登って来る道を合わせて、さらに登ると、素晴らしい針葉樹林帯の空間を抜けて行く道に
なります。登山口から2時間もかからずに山梨百名山である「長者ヶ岳」山頂に着きます。
ここからは「天子山塊」の主稜線ですが何故か破線ルートを北上します。大きく3回ほど
アップダウンを繰り返すと「天狗岳」の山頂です。登山道は狭いですが明瞭でとても歩き
やすく整備済みです。実は「熊森山」までの主稜線はトレランのコースになっていました。
「天狗岳」から主稜線をさらに北上します。3回ほどアップダウンを繰り返しながら高度を
上げて行きます。段々と登山道に岩場が出てきて乗り越えるように登って行くと、最後に
「熊森山」の高低差約150mの急登が待っています。トレランの影響と思われ、登山道が
ズルズルに削られてしまった斜面をロープにつかまりながら登ると「熊森山」の山頂です。
「熊森山」からさらに主稜線を北上するため、一度ガクンと大きく210m下って行きますが
トレランコースではなくなるので、滑る心配の無い、いつもの下草が見られる登山道です。
下った先が「猪之頭峠」で、ここから鬼の240mの登り返しになります。ガスで覆われて
景色の無い中を黙々と登り続けると、本日の最高峰で、寂しい感じの「雪見岳」山頂です。
「雪見岳」から再び大きく下って登り返したら不明瞭な「金山」です。さらに「地蔵峠」まで
主稜線を下ったら主稜線を外れて南側の「毛無山登山口/麓」に向かい下山開始です。
実はこの「地蔵峠」からの高低差640m・1時間30分の下りのほとんどが稀に見る悪路
です。落石で埋まったガレガレの登山道が続き、涸れた沢に下りて再び登り返し、岩場を
ロープと鎖で数ヶ所上下し、崩壊した登山道をトラバースし、数回沢の徒渉を繰り返します。
箇所箇所で道も不明瞭になり迷います。唯一の休憩場所が「比丘尼(ビクニ)の滝」です。
「毛無山」との道を合わせると、やっと安全な道になり、「毛無山登山口/麓」に着きます。
今回は主稜線を縦走するに連れて徐々に高度が上がる、健脚者向けの破線ルートです。
残念ながら「富士山」の横で「富士山」が見えないずーっと曇りの天気でしたが、山行中
ほぼ無風でガスが覆う景色の中の山旅は、しっとり情緒が感じられる楽しい時間でした。
フォトギャラリー:58枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
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