行程・コース
この登山記録の行程
八合目小屋(06:30)・・・阿弥陀池避難小屋(07:20)[休憩 5分]・・・男女岳(07:40)・・・阿弥陀池避難小屋(07:50)・・・大焼砂分岐(08:55)・・・横岳(09:15)[休憩 5分]・・・焼森(09:30)・・・湯森山(10:20)[休憩 5分]・・・八合目小屋(11:05)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気と調子が良ければ乳頭山まで縦走するつもりだったが、一瞬の霧で行く気をそがれ、湯森山までとしたが、戻り路で思わぬ花に出会えた。
始発のバスで8合目に登り、早速歩きはじめる。朝5:30にマイカー規制されるので、その前に登ったと思われるマイカーもあるが、土曜にしては空いたバスだった。歩きはじめてすぐにハクサンチドリが出迎えてくれ、ワクワクする。オノエラン、エゾツツジが咲き、今にも雨が降りそうな中、ミヤマダイコンソウの大群落。片倉岳まで登ると田沢湖を見下ろすことが出来る。反対側が秋田駒ヶ岳最高峰の男女岳、阿弥陀池まで早足で進む。阿弥陀池の周辺はミヤマダイコンソウ、オノエラン、ヨツバシオガマ、イワイチョウなど。小屋の下に雪渓が残り、チングルマの小群落とムシトリスミレが少々。
風が少し強い中、一気に男女岳へ。山頂からは岩手山から乳頭山まではっきり見える。昨日登った和賀岳も見えると思うのだか、どれだか分からない。
一度下って、男岳はスキップし、いよいよムーミン谷へ。思ったよりも急な崖を一気に下る。登ってくる人は大変そうだ。谷も深くなり、木道になると両脇にチングルマの穂。これが満開だったらさぞ凄いのかと思う。とすぐに駒池、この辺りはそのチングルマが盛りで、息をのむ。歩いては振り返り、多くの人が風景を楽しんでいる。ギリギリ季節に間に合った。
湿原帯を抜けると一気に風景は砂礫地になり、コマクサが至る所に咲いている。歩きにくい急坂を、ムーミン谷を左に見下ろしながら、一気に横岳まで登る。
横岳には阿弥陀池方面から来る人も多い。ここで一気に霧が一面を覆った。風があるのですぐ消えるだろうとも思ったが、次にいつ来るかも分からない不安があり、乳頭山までの縦走は諦めた。霧の焼森を、砂礫の滑る中を下る。登りには使いたくない。下り切るころには雲が晴れ、陽が照り始めた。緩やかに大きな湯森山まで、オノエラン、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリの咲く中を登り返す。振り返ると秋田駒が別の山のように見える。
湯森山で折り返し、笹森山の麓を通って8合目へ。思いがけずニッコウキスゲの小群落。晴れた空に秋田駒を正面に、気持ちの良い歩き。赤倉沢に下って登り返し際に、チングルマ、そして思いもかけずにヒナザクラ。ようやく会えた。すっかり青空になった中、8合目のバス停に到着。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | サポートタイツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
予備電池 | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
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