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秋を感じて塩見岳烏帽子小河内岳は断念/LEVEL63+α/百名山97/百高山65

塩見岳( 南アルプス)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り、風強し、涼しい、2日目:雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 大鹿村の民宿に前泊して、翌朝鳥倉登山口駐車場P2に停めた。

この登山記録の行程

【1日目】
鳥倉林道ゲート(04:55)・・・鳥倉(豊口山)登山口(05:32)[休憩 3分]・・・豊口山間のコル(06:20)・・・塩川ルート合流点(07:10)・・・三伏峠(07:29)[休憩 11分]・・・本谷山(08:30)・・・塩見小屋(09:37)[休憩 20分]・・・塩見岳(11:00)[休憩 22分]・・・塩見小屋(11:56)[休憩 6分]・・・本谷山(13:09)・・・三伏峠(14:00)

【2日目】
三伏峠(05:59)・・・塩川ルート合流点(06:14)・・・豊口山間のコル(07:01)・・・鳥倉(豊口山)登山口(07:36)・・・鳥倉林道ゲート(08:11)

コース

総距離
約24.4km
累積標高差
上り約3,169m
下り約3,169m
コースタイム
標準16時間
自己10時間15
倍率0.64

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

大変そうでもないけどアクセスが悪いのと自転車を使うのかとか百高山もいけるよねとか迷いが多くて塩見岳が残るでも年内にはいかなくちゃ
1545に用事が済んで鴻巣駅東口に向かうと着いたけどマックに寄ってると彼女からLINEが入るロータリーに停めて見回すと2Fのデッキでうろうろしている数分経ってからキャリーを引いて乗り込んでくるデッキから降りられなかったのよ東松山鴻巣線鴻巣川島線で長々と一般道を走って川島ICから圏央道に入るまだ夕方のラッシュ前で酷い渋滞はないもう食べる?とてりやきと月見バーガーを食べてご馳走様というとまだあるのよとビッグマックが出てくる(笑)なんとかハンバーガー3個食べてお腹いっぱいで八王子JCTから中央道で宿に20時ころの到着になると電話して岡谷JCT今夜は中秋の名月で左側に満月が大きく登る松川ICで降りたところのコンビニで明日の朝食と行動食飲料を仕込んで1918片桐松川小渋川沿いに小渋線を走ると途中道路に出てきたバンビを轢きそうになって大鹿村から152号線を左折すると真っ暗でこんなところにあるの?と言ってる間に宿に着く1943川沿いの道から急傾斜で登った山すそなのでどこに停めたらいい?と電話すると女将がいま出ていきます適当に路肩に停めると婆さんの女将がやって来て荷物を抱えて宿に案内される雑然といろんな物が置いてある作業場を通り傾斜地にある建物に入ると板張り掘りごたつの居間風の部屋トイレも流しも無くて奥の和室に布団が敷いてある山登りかね?やはり塩見岳用につかわれるらしい朝早いので清算お願いしますというと素泊まりだけど二人で4000円と史上最高に安い5000円札を出すとお釣りを取ってくるといなくなるので部屋をチェックするとポットがなくて蚊が飛んでいる戻った女将にお釣りをもらって説明が無いのでお風呂は使えますか?家族用だけどいいかねと外にでて母屋の隣の風呂場とトイレに案内される部屋に戻って何時ころにでるの?駐車場が混むので3時半にはでようかと皆さん4時半ころ出られるわねお風呂行ってきますあとポットと蚊取り線香が欲しいと告げると持ってくるよと言われてタオルとバスタオルを持って風呂に向かうと孫娘だろうかが作業場に座ってスマホをいじっているお世辞にもキレイとは言えない風呂に入って部屋に戻るとポットと蚊取り線香が置いてある居間には梯子があって和室の上にも部屋があるらしい和室にはいろんな学校の修学旅行だろうかお世話になりましたとか木っ端に書きつけたメッセージが壁に掛けられている掛け布団を剥ぐと寝具にはゴミやら虫やらが付いている山小屋の方がまだ清潔か(笑)この付近の旅館や民宿を全部予約しようとしたけど地域の行事でもあったのか全滅でここしか取れなかった彼女は安いから仕方ないわよバナナとかヨーグルトを食べてそろそろ寝ようかと21時あたりに寝る夜は一度起きてヘッドライトを点けてトイレに行く母屋は灯りが点けっぱなし静かだし気温が低いので思いのほかよく寝れる
朝はアラームで3時に起きる僕はコンビニのビーフン彼女は持ってきたおにぎりだったかを食べて山服を来て準備をして宿を出る0400大鹿村に戻って152号線から赤石岳公園線で林道に入ると軽に追いついて鳥倉登山口第二駐車場を過ぎると半分以上埋まっている1キロくらい先の第一駐車場まで行くともう満杯先の軽は端っこに停められるけど普通車は長くて無理だな何台かがまた上がってくるけど諦めて第二駐車場に戻って車を停めてヘッドライトを点けて歩きだそうとすると彼女のは電池切れ前回同様僕のだけで歩き出す0441第一駐車場と林道ゲート0454しばらくダート道を歩いてソロ男性を追い抜くと広場のような鳥倉登山口0532に着いて曇り空が明るくなる乗り捨ててある自転車が4台ほどあって左手の小屋で靴ひもを結び直しているうちにさっきのソロ男性に抜かれて小屋右手の登山口から登りだす0535カラマツ林の石交じりの登山道は歩きやすくまたソロ男性を抜き返すところどころに三伏峠小屋までの道程が10分割で表示される豊口山間のコル0620を過ぎたあたりで男性2人女性1人のグループを追い越すと右側の法面の崩落箇所が増え細い間伐材の梯子で崩落個所を通過する所々壊れかけているのは来年の雪解けまでもたないよなほとけの清水0650ではちょろちょろとしか水はでていない小屋が近づくとスチールの梯子階段も増えて塩川ルート合流点0710三伏峠小屋あと200歩の看板があって三伏峠小屋0729ときおり小雨がパラついていたので小屋前はちょっと薄暗いザックを下ろして彼女はトイレに行くと男性3人組が遅れて小屋に到着する僕は小屋に入ってスタッフバックをデポしてもらうこれから塩見ですか?8時間くらいですかね6時間ちょっとで降りて来れると思います今日は混んでますか?16名ですねほとんどがグループです飲料を補充してトイレを済ませた彼女とコンビニパンを食べて11分休憩して歩き出す三伏峠0744このあたりから晴れ上がり始めて木々の間から日が差し出す道の脇にはまばらに芝が生えて苔も多くてキレイ山頂が広々とした三伏山0753から一旦下ってまた登り返してのぞき岩0815草原にぽつぽつと木の生えるキレイな一帯を抜けて本谷山0830の先でカップルを追い越すと後から熊鈴をじゃらんじゃらん鳴らしたソロ男性が追ってきて調子が悪くて脚が前に出ない彼女が早々に道を譲って僕も追い越させるその先で今度は別のソロ男性に追いついて追い抜くと彼女は男性の後に付いてしまい先に行けと手で合図を送ってくる遅いペースなので彼女を置いて先に進むと先にはまた熊鈴のソロ男性全くこいつらじゃらんじゃらんと頭が痛くならないのかな騒音公害だよなあたりはしらびそに変わり「小屋ほじきかやぁいんねあと40分だに」の看板を抜けて0912塩見新道分岐0925を過ぎてハイマツ帯に入って眺望が出てくると白いガスに縁どられた緑の山腹に赤い色が混じっているのが見え始める初紅葉だ正面にはぎらつく太陽と塩見岳の山頂塩見小屋の屋根が見え始める塩見小屋0937先に到着して小屋前のベンチにザックを下ろして小屋でCCレモンを2本買ってコンビニパンを食べて彼女を待つと大分遅れて彼女が上がってくる小屋前の数人に彼女と同時に何人も上がってきていきなり賑やかになる小屋の向かいには携帯トイレ用のブースがあって数人が出入りする彼女も行動食を食べてウインドブレーカーを着込んで20分休憩して塩見岳に向かってハイマツの間の道を歩き出すと早くも降りてくる登山客とすれ違う塩見岳に向かう尾根の右から冷たい風が吹き付けて左には暖かい風が滞留して渦を巻きながら真っ白なガスが湧きあがり雄大な景色が出現する先に進むと巨大な岩塊の風情の山頂が見えてきてちょっとした岩場を登っていく山頂手前で大人数のグループが降りてきて塩見岳西峰1101目の前100mも離れていないところに東峰が見えているのですぐ移動して塩見岳東峰1105振り返って西峰を見ると山頂に二人の男性がいるのが見える彼女がもう降りようと言い出すのでまだ時間も早いし休んでいこうよと風のないところに移動して腰を下ろすと目の前に左手から回り込んだなだらかな稜線が見えて少し尖がった山頂に続いている蝙蝠岳かその先の雲の上には富士山の山頂が顔をだしているバテ気味の彼女にちゃんと食べなよというとおにぎりを持ってきたけど喉を通らないえっ?握ってから24時間なるでしょ(笑)僕のコンビニバームクーヘンと交換して僕はおにぎりを食べて22分間休憩してさあ降りようか1122少し下るとさっき西峰の上にいた爺さんのペアがゆっくり降りているので追い抜いてしまう彼女も続いて追い抜いて小走りに降りていくと爺さん二人が何を思ったかスピードを上げて追ってくる僕は中程度の早さで降りていくと後の3人と距離が開いて塩見小屋に着く1156小屋前にはさっき塩見岳を降りていたガイド付きグループがまだ休んでいる数分遅れで爺さん二人が到着して抜かされたかなと彼女を待つけど一向に降りてこない滑落した?尾根に戻っても居ないし小屋の手前にスルーするルートがあるのに気付くシェルを脱いでいる爺さんペアにソロの女性は?と聞くと先に降りて行ったんじゃないかな仕方なくフルスピードで追いかける1202途中すれ違う兄ちゃんのペアや女性ソロにも聞くけど見ていない次の男性ソロが今さっきすれ違いましたよと言われて15分後くらいになんとか追いつく小屋で待ってたのにあの爺さん二人に追いかけられたのよ木漏れ日の差す気持ちのいい林間道を歩いて本谷山1309振り返ると今朝は見えなかった塩見岳が見えるのぞき岩1319三伏山1349三伏峠1356三伏峠小屋1400小屋に入ったすぐ左手の受付にいるおばちゃんに到着を告げて宿帳を記入する夕食は5時部屋は安いから取った個室のライチョウ個室は別棟なんですけど今日は本館ですもう昼食終わりですか?1時までですカップ麺はありますよね僕が靴を脱いでいる間に彼女はデポした荷物を持って部屋に行く右手の下駄箱に靴を入れて後を追いかけて階段を上がると暖気が溜まっていてかなり暑い大部屋には誰もいなくてザックはないのに小物が置いてある連泊か?個室に入ると5組くらいの布団があって大人数用の部屋を2人使いなんだねやはり暑くて窓を開けるけど空気が通らないウエットタオルで体を拭いて着替えをしてビール飲もうよと1Fに降りて売店に行くとビールとワインが数本づつ明日で小屋仕舞いなのであるだけです体調が良くない彼女は飲まずに僕だけビールを買ってカップ麺を二つ頼む食堂使えますか?もう夕食の準備なので外でお願いします小屋前のベンチでカップ麺を食べておつまみでビールを飲むともう1本飲む?と追加で買ってきてくれるテント場の方から来た赤ワインのボトルを抱えたソロ姉ちゃんが向かいに陣取ってワインを飲みだす日帰りなのだろうぼちぼち上から山頂で一緒だった連中や彼女の行方を訊ねたおばさんも到着し始めて何分か休んでは下山していく飲み終わると結構体が冷えてきて彼女が部屋で寝ようと言い出して部屋に戻る1506布団を敷くとやたら幅が狭い70センチくらい毛布を1枚敷いて2枚を掛ける相変わらず暑いので風が通るように大部屋の反対側の窓を開けに行くとソロの爺さんが着替えをしている耳栓をして寝るけどそのうち大勢が騒がしくしたり隣の個室でザックを壁に立てかけてごつごつ響くのでよく寝れない16時半ころ彼女に起こされて食事にいこうと部屋を出ると大部屋の手前半分に10名くらいの爺さん婆さんの団体がぎっしりクラブツーリズムとからしい和気あいあいなのはいいけど耳が遠いのかあり得ないほど大声で会話している貸し切りだとでも思ってるのか食堂前に一番乗りすると早着歓迎で食堂に通される1650席に着くと蕎麦とトン汁と山盛りエビフライカレーご飯はもうないけどルーはお代わり自由とか食べ始めると他の客も入ってくるグループが9名カップルが2組ソロが3名で16名か僕はルーをお代わりするけど彼女が珍しく食べきれない最後にペーパータオルで食器を拭けと言われてこんなの初めてだね(笑)手を汚さないように苦労して食器を拭いてご馳走さまと食堂を出る受付に行って明日の朝食は何時ですか?5時ですけど早出したいなら0445でも大丈夫ですじゃあそれでお願いしますペットボトルに水をもらって受付に充電器があるのでスマホをセットして部屋に戻って1830ころには寝たのかな消灯は1930だとか夜はかなり冷え込んで気持ち良く寝れる一度トイレに起きてヘッドライトを点けて部屋を出るとあちこちに常夜灯がある電源を落しているらしく下駄箱の先のトイレは真っ暗トイレットペーパーは別回収だけど一応水洗何時ころだったろうか物凄い雨音で目が覚めた
朝は0415だかに電灯が付いて目が覚める布団を畳んで準備をして0445に食堂に降りると扉がしまっていて45分にお願いしたんですけどと声を掛けて通される昨日と同じ席に座ると他の客も続々と席に着くハムに高野豆腐千切りキャベツにきゅうりの漬け物と大根おろしに茄子の炒め物と海苔味噌汁生卵お代わりはせず生卵は二人とも残してしまう最後に食器を拭いてご馳走さまと部屋に戻る雨足が強くまだ降っていて烏帽子岳小河内岳に行ってから下山の予定だったけど今度は日帰りで来ればいいよねとすぐ下山することに変更するペットボトルに水をもらって準備を終えてさあ下ろう受付の兄ちゃんに小河内岳には行かずにもう下りますと声を掛けてシェルを着込んで出発する0559塩川ルート合流点雨で崩落個所の木製梯子が滑りやすいのに気を付けて歩く雨は小ぶりになってやっぱり小河内岳に向かえばよかったかと後悔するけど上は強風本降りだよと自分に言い聞かせるこの天気でも下からは何組かが上がってきて口々に上の天気はどうですか?昨日は最高でしたけど今日は暴風らしいですよでも他人の希望を砕いちゃだめだよね(笑)豊口山間のコル0701鳥倉登山口0736ガスがかった林道を歩いて鳥倉林道ゲート0811第一駐車場には7割程度に車が停まっていて第二駐車場に着いて0824車で片付けをしていると何分もしないうちにテン泊の3人組の兄ちゃんたちが到着するゆっくり歩いたつもりもないけど追いつかれていたのか早々に出発して0839山道を下り152号線に突き当たってすぐの道の駅大鹿0900でトイレを使う何か買えると思ったらオープンは10時レンタルバイクがあってここで借りる手もあったか一昨日来た道を戻って果物を買って帰ろうとJAもなりんに入る0941欲しかった柿は無くていまごろ梨がある他のお客は大量に箱買いしていて凄まじいお客のおばちゃんに南水を勧められて南水とシナノスイートイチジクにラフランスを買うもっと見ていこうとあい菜果に移動して1004彼女はアケビ僕は北海大王とかいう梨を買うこの時間じゃ蕎麦屋も開いてないしもう帰ろうと松川ICから中央道に入る岡谷JCTお決まりの韮崎付近の渋滞は大したことなく抜けて八王子JCT首都高西新宿JCT中央環状線で板橋本町ICで降りる彼女が話題の店に行こうと言い出して17号から北戸田駅先の高架下のうどん屋に向かうこれだったら外環で良かったじゃんとか行って店に着くと1344多分100名くらいが入店待ちしている休みの日なんて無理だよと言って隣のイエローハットのトイレを借りてサイゼリアでピザ食べようと蕨のサイゼに入る1403カロリー補給でピザやらパスタを食べてお茶しようといつものコーヒーショップに入って1528栗のクリームミルフィーユパイとコーヒーでゆっくりして彼女を送って帰る
南アルプスは山頂はまだしもアプローチは退屈なお山が多いけど塩見岳は鳥倉登山口からまばらな林間登りで始終キレイな景色の中を登ってこれた塩見岳自体もなかなかにハンサムなお山で絶景だね~を繰り返しながら登れた山頂から見る蝙蝠岳への稜線はすこぶる優美でいつかあの稜線を歩いて見たいなという気持ちが湧きあがる塩見小屋は携帯トイレだし三伏峠小屋は食器を拭かせるしで変わった山小屋しかないけどまた来たいよね今回は日曜日の天候が悪くて烏帽子岳と小河内岳を見送ったけどその二山だけなら楽々日帰りできるから早ければ年内にでもこれるよねとにかくいい山登りができたありがとね塩見岳またくるね

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装備・携行品

登った山

塩見岳

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3,052m

本谷山

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2,658m

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