石鎚山

小屋泊

石鎚山（中国・四国）

2023.10.25（水）～2023.10.26（木）

パーティ： 1人 (マサヒタさん )

マサヒタさん

行程・コース

天候

初日、快晴、2日目　快晴

利用した登山口

山頂成就駅　

登山口へのアクセス

バス
その他：横浜から石鎚山一泊で往復。航空/特急/バスの組み合わせ。

往路　初日　７時　航空　羽田空港→松山空港/9時15分　特急　松山駅→伊予西条駅/10時30分　バス　伊予西条駅→石鎚ロープウェー前/11時40分　ロープウェー　下谷駅→成就駅

復路　2日目　8時20分　ロープウェー　成就駅→下谷駅/バス　9時20分　石鎚ロープウェー前→伊予西条駅/10時15分　特急　伊予西条駅→松山駅/航空　松山空港→羽田空港

この登山記録の行程

【1日目】
山頂成就駅(11:55)・・・石鎚神社成就社(12:17)[休憩 5分]・・・八丁鞍部(12:38)・・・休憩所(13:16)[休憩 3分]・・・夜明峠(13:32)[休憩 3分]・・・二ノ鎖(14:01)[休憩 7分]・・・石鎚神社(14:30)[休憩 15分]・・・天狗岳(14:50)[休憩 10分]・・・石鎚神社(15:10)

【2日目】
石鎚神社(05:55)・・・二ノ鎖(06:10)[休憩 3分]・・・夜明峠(06:31)・・・休憩所(06:41)・・・八丁鞍部(07:07)・・・石鎚神社成就社(07:24)・・・山頂成就駅(07:40)

コース

総距離: 約9.2km

累積標高差: 上り約1,190m; 下り約1,190m

コースタイム: 標準5時間59分; 自己4時間14分; 倍率0.71

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

10月の登山は、人生初四国。
一泊二日で石鎚山1,982m。西日本最高峰の百名山。
万葉の歌人が「伊豫の高嶺」と詠んでます。
総距離9.2km、累積高低差1,190m。
ロープウェーの山頂駅からの往復だと、丹沢だと大山ぐらい？

今回は行き方を悩みましたが早割の航空と特急、バスの組み合わせで
横浜発、登頂、横浜戻を36時間でこなしました。
乗り換えの時間がなく、機内荷物持ち込みにしたので
25Lのザックに防寒具、雨具、着替とエマージェンシーキットとし
水は現地調達、食料はゼリー2回分とし軽量化を図りました。
一抹の不安は今週月曜日が山頂霧氷に覆われていたこと。
その場合は雨具で覆うことで寒さは凌げるけれど、
足元が凍った場合、チェーンアイゼン持ち込めないんだよなあと。

そんな不安はなく初日から快晴。
ロープウェーの山頂駅に12時ぐらい。そこから道もはっきりしているし
何より石鎚神社成就社からは山頂が見えます。
基本鎖はすべて巻道で。
二の鎖あたりの休憩所で14時なので、日帰りで下ってくる方には泊まりですか？と聞かれます。
金属の階段を登りきると今日泊まる石鎚神社頂上山荘の脇を抜けてまずは石鎚山（弥山）に到着。

その先に周囲は目もくらむような断崖絶壁で、
岩がほぼ垂直に立つ西日本最高峰天狗岳が天にそびえてます。
今回この天狗岳へ行く部分だけYoutubeで何回もシミュレーションしました。
途中箇所だけ3点支持で、下を見なければなんとかなるかなと。
行った時間帯は風もなく、何とかなりました。
瀬戸内海側から登ったのに、天狗岳の山頂からは太平洋も望めます。
空海に何等か関係していたのではなかったかと思うのですが
この景色を観てると古の方はロープウェーも車も使わずここまで来るのだから
何等か思うところあったかなと思います。
石鎚山神社側に戻り、夕日に赤く染まる天狗岳を眺めました。

石鎚神社頂上山荘は、水とお湯が提供されるので、
コーヒーを入れて落ち着き、17時に夕食。
カレーを食べながら、静岡から来たという先輩に、南アルプス南部の攻略方法を聞きました。
丹沢、奥秩父、八ヶ岳、南アルプス北部の主要の峰は行ったんですが、
北アルプスは見栄を張りました。大昔に乗鞍ぐらいです。
この山荘とても良いのですが、唯一はトイレが外で、とても寒い。
ガスって星は見えず、瀬戸内海側と、西伊予の町の灯が見えました。

2日目、日の出が6時10分なんですが6時には山頂出発。
ぎりぎりまで太平洋からの陽が天狗岳の向こうに現れるの待ちました。
二の鎖あたりで日の出を見る。
下りはあっという間、朝日に照らされる紅葉の中を降りました。

徳島の剣山も行きたかったけれど、今回は天気の良い日に石鎚山登れたことで満足です。
四国を行けたのも良かったし、航空との組み合わせで随分遠いところも行けると分かったのが収穫です。
いずれ九州や東北の先も行くかもしれません。がもっとノンビリ行きたいかな。

フォトギャラリー：75枚

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴
バックパック	スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池	タオル
帽子	着替え	地図	コンパス	登山計画書（控え）	健康保険証
医療品	行動食

この山行で使った山道具

参考になった（3）

SPECIAL

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

チャーリー
2023.10.29 18:01

マサヒタさん、石鎚山の投稿読ませていただき今回も大変参考になりました。友人（彼女は超経験者なのでどこでも登るのですが）石鎚山は怖いよと話していたのであきらめていましたが、う回路があるのですね。これなら私も行けるかもと希望が湧いてきました。（もう冬になるので行くとしたら来夏ですが）三点支持の場所あるとのことですが、何メートルぐらいでしょうか？
息子が四国・高知の山間の町に移住してしまったのでこの１１月に遊びに行きますが、四国の山はどんなか飛行機から眺めたいと思っています。
マサヒタ
2023.10.30 13:31

チャーリーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。行く数日前が霧氷に覆われてたのでどうなるかと思いましたが、晴れた日に行けました。夜は結構寒かったです。石鎚神社頂上山荘がある弥山までは、鎖でなく迂回路と木道、梯子で行けるので、丹沢だったら大山くらいの感覚です。怖いところはありません。唯一、弥山から天狗岳（表紙写真）の尾根部分が岩と絶壁で、特に写真で木がない部分の10mほどが慎重に行くところです。ペンキの◎をたよりにゆっくり行けば何とかなりますが、ここだけYoutubeで良く確認しておきましたし、いった日は風もなく晴れていたので助かっただけかもしれません。年配の方でも行かれる方多いですし、弥山まででの方もおりました。今回、登山道に立つまでに6時間かかっているので、山頂一泊にして弾丸のような山旅になりましたが、もう一日あれば2日目下ってから道後温泉あたりに入って帰りたいところでした。
チャーリー
2023.10.30 20:26

マサヒタさん、弥山〜天狗岳までをネットや
YouTubeで見てみました。気が抜けない箇所ですね。ここまで巻道で登って来て最後でこの緊張感、怖そうです。実現させるにはしっかりとイメージトレーニングしておかなければなりませんね。貴重なアドバイスありがとうございました。