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奥久慈りんごがたわわ 生瀬富士から月居山周遊

生瀬富士、立神山、屏風岩、月居山( 関東)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 袋田の滝の無料駐車場を利用。24時間開放されていて綺麗なトイレもある。大きい駐車場だが、観光地なのでシーズンは直ぐに一杯になる。第一、第二と2つの無料駐車場がある。今回は第二駐車場を利用。

この登山記録の行程

袋田の滝無料駐車場(08:27)・・・登山口(08:32)・・・生瀬富士(09:07)・・・茨城のジャンダルム(09:13)・・・生瀬富士・・・立神山(09:33)・・・かずま分岐・・・屏風岩・滝のぞき(10:33)・・・渡渉ポイント(10:15)・・・<車道を使って渡渉ポイントの反対側へ>・・・貸別荘(10:48・・・月居山(11:27)・・・観音堂・・・月居山・城跡(11:39)・・・袋田の滝(12:16)・・・袋田の滝無料駐車場(12:40)

コース

総距離
約9.6km
累積標高差
上り約961m
下り約961m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ここ1ヶ月近くと、ずいぶん、山から遠ざかっていた。
負傷した訳でもないのに、こんなに山に行けなかったのは珍しく、ストレスでしかなかった。
ようやくできたスケジュールの隙間。長距離は無理だったので、県内の山を登ることにした。
この時期、恒例となっている生瀬富士と月居山がいいと、一路、「袋田の滝」を目指す。
ちょうど一年前、正確には1日違いの2022年11月19日にも同じコースを歩いている。
第一駐車場がいっぱいだったので、第二駐車場に車を停めた。
紅葉には少し遅れた感があったが、それでも山全体が黄色く色づいていた。去年はもっと鮮やかだった記憶があるので、酷暑の影響で今年は紅葉がくすんでいるのかも知れない。
落ち葉を踏みしめながら登山道へ入っていく。
最初は水平移動で森の中をどんどん抜けていく。朝の木漏れ日が作る陰影がとても美しかった。
足ならしが終わると、登山道は向きを変えて徐々に勾配を増していく。
生瀬富士の頂は遠くから見ても鋭く尖っていて、奥久慈男体山の健脚コースほどではないにせよ、結構な急登が楽しめる。
ゴリゴリとした表面の大きな岩をよじ登ると、頂上に到着。一気に展望が開け、男体山を始めとした栃木の山々が見渡せた。
頂で呼吸を整えてから、茨城のジャンダルムと呼ばれる岩場へと足を延ばす。昔はひっそりしていたイメージがあったが、最近ではすっかりメジャーになってしまい、人で溢れれていた。ここを目的に訪れる登山者も増えている通り、低山ながら高度感と絶景が味わえる個人的にも超お勧めの場所だ。
茨城のジャンダルムには、「茨城の」とエクスキューズされた天使のプレートが設置されていた。これは本物のジャンダルムにある天使のプレートを模したものを模したもので、笑えるほどそっくりなことから、毎回、訪れる度に写真を撮っていいた。しかし、今日に限ってはどこをさがしてもない。壊れるようなものではなく、ましてや錘も付いていたので風に飛ばされることもないだろうに。心無い人に盗まれたのでなければよいと思った。
立神山から屏風岩へと足を進める。
この区間には、モミジが多く自生していて紅葉のポイントとなっている。太陽の光を受けて赤く浮かび上がるモミジに目を奪われ、うっとりとしてしまった。山全体が萌えるような紅葉も良いが、アクセント的に森を照らすような真っ赤なモミジもまた美しい。
滝のぞきから眼下の袋田の滝を見下ろす。これだけでもここへ来た甲斐があるというもの。昨晩の雨が降った影響か、いつもより水量が多く、白い布を大きく広げたように滝が流れ落ちていた。しかし、水量が多いと心配になるのが、次の目的地、月居山への渡渉ポイント。実際に行ってみると、案の定、足場が無くなっていた。それでも渡れなくはなかったが、安全を優先してここは迂回することにした。
車道を使ってグルっと迂回。渡渉ポイントの反対側にあった貸別荘までやって来た。見ると数名の登山者が、頑張って渡渉を試みていた。
少し早かったが、お腹が空いたので、川辺の近くに腰を下ろし、カップ麺を作って食べた。
余ったお湯でコーヒーも頂く。日頃、スピード重視の登山なので、ゆっくり晩秋を楽しみながら山を歩くのも乙なものだ。
貸別荘の横にある登山口から、月居山へと登って行く。袋田の滝を挟んだ向こう側に、先程、滝のぞきをしていた屏風岩が見える。荒々しい岩肌で、中国の山水画に出てきそうな景観を醸し出していた。
月居山は双耳峰。一つめの頂から降って、もう一つの頂へ足を延ばす。ここの頂には、「月居城跡」があり、おそらく昔の人も同じ風景を眺めたのだろうか、ここもモミジの絶景ポイントになっている。登ってみると、色鮮やかなモミジに囲まれながら、大勢の登山者が食事をとっていた。ここまで来ると、つい奥久慈男体山へと足を延ばしたくなるが、今日は早めに帰る必要があったので、大人しくここで引き返す。代わりに奥久慈リンゴを買いに行く。これもこの時期、生瀬富士登山の恒例で、楽しみの一つになっている。
袋田の滝周辺には幾つものリンゴ農家があるが、自分が通っているのは、袋田の滝第一駐車場の脇にあるリンゴ農家さん。小さなお店を道端沿いに出している。ここでいつも「訳ありリンゴ」を購入している。たくさん入っているのに500円と超お得だ。訳ありと言っても、しっかり美味しいので、ぜひ、ご賞味あれ!

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登った山

月居山

月居山

404m

生瀬富士

生瀬富士

406m

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