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四阿屋山 そして秩父地方の祭りの締めくくり小鹿野鉄砲祭りへ 2023

四阿屋山 秩父小鹿野鉄砲まつり( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

道の駅両神温泉薬師の湯(09:05)・・・分岐・・・車道・・・駐車場・・・山居(10:18)・・・両神神社奥社・・・四阿屋山(10:40)[休憩 20分]・・・両神神社奥社・・・柏沢分岐・・・ベンチのピーク・・・観景亭・・・両神神社・・・道の駅両神温泉薬師の湯(12:15)

コース

総距離
約5.5km
累積標高差
上り約653m
下り約653m
コースタイム
標準3時間18
自己2時間50
倍率0.86

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ホ~リャイ、ホ~リャイ。

江戸時代から続く秩父地方の一年最後の祭りとして行われる小鹿野町飯田八幡神社の例大祭<鉄砲まつり>が4年ぶりに開催されました。
笠鉾や屋台の引回し、歌舞伎上演、そしてメインのお立ち神事は火縄銃の空砲が参道の両側から発砲され、2頭のご神馬が社殿の石垣を一気に駆け上がる。
そんな勇壮なお祭りを思い浮かべながら本日は午前中に近くの四阿屋山に登り、午後から祭り見物に行って来ました。

夕方のお立ち神事に合わせ、道の駅両神温泉の第2駐車場から9時に出発。
薬師堂コースに合流して車道の行き止まり駐車場から山居の福寿草園地を巡り、男坂を登って両神山の奥社へ。
ここからは2年前に死亡事故も発生した細い道から鎖場を越えて山頂到着。
山頂は狭いが、西側の両神山方面の眺めが良かったです。
山頂で小休憩をし、落ち葉が積もった鎖場を慎重に降りて鳥居山コースから薬師堂へ。
下山後の駐車場はバイクで賑わっていました。
山頂付近は鎖場もありますが、登山道にはたくさんの標識もあり、良く整備された歩きやすいハイキングコースでした。
他につつじ新道と言う鎖場の上級者コースもありますが、こちらから登って来るパーティーも見かけたので挑戦するのも面白そうです。

そして午後は飯田八幡神社に移動し、鉄砲まつりを見物。
普段静かな神社の参道にはたくさんの露店が軒を連らね、あふれんばかりの人だかり。
この日は師走とは思えないほどの暖かい日になり、上着を脱いで1時間前から場所取りをしてメインのお立ち神事を見終わると早々に見物客に混じり帰宅の途に就く。
ふと空を見上げると夕闇迫る空に二筋の飛行機雲がまるでご神馬が天に駆け上るようでした。
祭りはこのあとも町内を神輿や笠鉾、屋台が賑やかに曳きまわり、川瀬神事が終われば花火奉納。
秩父地方の一年を締めくくるに相応しい勇壮なお祭りでした。

詳しくは小鹿野町観光協会のホームページで。
花の開花時季やハイキングコースなど盛り沢山。
四阿屋山近くの堂上のセツブンソウ園は日本一の規模です。
https://kanko-ogano.jp/

昔のヤマケイから、春の小鹿野春祭りも良いですよ~。

観音山 花桃街道 花と歌舞伎と名水のまち小鹿野春まつり 2019 

https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=157732

それでは出発します。

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フォトギャラリー:59枚

秩父の祭りの作者、池原昭治さんの八幡さまの鉄砲まつりの挿絵
自分じゃ中々描けないので拝借させていただきました。
この挿絵を見て1度は実際に見てみたいと思っていました。

四阿屋山は道の駅両神の第2駐車場から出発です。

まずは木段を登り薬師堂コースに合流。

車道と合流する手前の紅葉が残っていました。

カエデが綺麗です。

上の駐車場。
ここまで車で来れます。

ヤマケイのコースでは車道を通り福寿草園地になっていますが実際は車道の上の登山道を歩きました。

コースの案内図を見て広場から男坂を登ってみる事に

鉄塔下は景色が広がります。
武甲山や熊倉山方面

武甲山や二子山

福寿草園地からも好展望。

そして階段の男坂を登ります。

途中の注意書き。

両神神社の奥社。

奥社を過ぎると細い道から鎖場が始まります。

距離は長くありませんが

注意書きがあったりと

事故もあるので慎重に

つつじ新道との合流点

岩場をひと登りすれば

山頂到着。

山頂は狭く、たぶん5人ぐらいでいっぱいになりそう。
西側の両神山が良く見えていましたが他は木に囲まれ展望はいまいちでした。
その後はもう一人男性がいたので雑談しながら小休憩。

反対の尾根は急坂なので立ち入り禁止でした。

休憩し終わると下山。
木立の隙間に秩父御岳山方面が見えました。

岩場の下りは

新しい落ち葉がたくさん堆積し岩よりも滑りますので慎重に。

無事通過して奥社から帰路は鳥居山コースを下山。
登山道は見晴らしがあまりありませんが鉄塔下が景色が開けていました。
城峰山方面

ごつごつした毘沙門山や二子山方面

登山道は広く整備され杉林が多いですが

時折モミジもあり

広葉樹林はクルクル落ち葉が舞い

その下をザクザク音を立てて歩きます。

やがて菖蒲園で車道に出て、薬師堂。

無事に駐車場到着。
普段なら一風呂浴びて帰るのですが、この後のことも考え、汗を拭いて着替えだけ。

そして近くのななたきさんでボリュームたっぷりの唐揚げ定食を平らげ、

いざ飯田八幡神社へ。
参道の脇の田んぼには花火がセットされていました。

まずは本殿に参拝。

境内の馬小屋ではご神馬がスタンドバイしていました。

神事までまだ1時間以上あるので子供歌舞伎を見て

子供たちに拍手喝采。
歌舞伎の舞台はこのあと分解され、屋台の山車になります。

そこへご神馬が降りてきました。

祭りのムードを盛り上げる露店も軒を連ね賑わっています。

ぶらぶらしていると笛の音が聞こえたので境内に戻り、神楽見物。
その後は場所取りに移動。

そしてやっと始まり始まり~。
まずは鉄砲隊が参道に入ってきました。

そして社殿で祭りの安全の祈ってお祓いを受け

両側の位置に着きます。

さあ最初は地元の各地区の提灯隊。

階段を登り同じようにお祓いを受けます

続いて大名行列。

そしていよいよご神馬が登場。
鉄砲隊も一礼して

轟音と共に走り出します。

階段を駆け上がり奉納

2頭目

こちらは轟音に驚き止まってしまいますが

また走り出し無事、お立ち神事が終了。
勇壮なお祭りに歓喜の声が上がっていました。

ふと夕闇迫る空を見上げると二筋の飛行機雲が

このあとは可愛い子供達の花笠鉾や屋台が町内を練り歩き、花火奉納が終われば祭りも終了。
興味のある方は是非一度ご覧あれ。
御終い。

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登った山

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