登山記録詳細

ハイキング
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観音山 花桃街道 花と歌舞伎と名水のまち小鹿野春まつり 2019  観音山 小鹿野 長留のしだれ桜 岩殿沢ハナモモ街道 カイドウ街道 毘沙門水(関東)
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はにわ さん

この登山記録の行程

7:30観音院駐車場***8:30観音山山頂***9:15落葉松峠***10:55毘沙門水***11:40牛首峠***12:00駐車場


総距離 約10.3km 累積標高差 上り:約710m
下り:約709m
なごり雪。
伊勢正三の歌のように今月10日に関東平野でも季節はずれの雪が舞った。
お昼近くのほんの一時間程度だったがこの時期に降るのは久しぶりと暫く窓の外を眺めていた。
寒冷前線が抜けた今週はやっと春らしい陽気に。
道端では金緑色の光沢のあるアオオサムシがヒョコヒョコと歩いていた。
それを見て小学生の頃、この時期に夢中になったある遊びを思い出す。
実家の裏で小さな畑をじいちゃんが作っており春にニラを植えていた。
その周りには無数の小さな丸い穴があった。
天気の良い日にその穴から顔を出すやつがいる。
当時そいつらをニラ虫と呼んでいた。
クワガタのように小さな顎をもった細長い何かの幼虫。
その穴にニラを突っ込んで待っていると少しずつ上がって来て引っ張るとニラ虫が釣れる。
そうニラ虫釣り。
ひととき、面白くて胡坐をかいてまで穴の前でやっていた。
あとになってこの虫はニワハンミョウの幼虫だと判明したが最近は近所の畑には居ないみたいだ。

暖かくなって色々な虫が動き出す。


花と歌舞伎と名水のまち 小鹿野。
道の駅でいただいたパンプレットのキャッチフレーズを見て前からこの時期に訪れてみたいと思っていた。
花粉も和らいできたので歩いたことのない観音山も入れて山旅にしよう。
それでは本日は色々てんこ盛りで行きますよ~♪
自宅を夜明けと共に出発。
快晴の空に平成最後の満月、白い月が秩父の山々に消えていく。
西秩父は好きなエリアだが小鹿野までは意外に遠く2時間ぐらい掛かる。
小鹿野に入ってまずは長留のしだれ桜から。
先週は桜まつりもあったみたいだけれど川沿いに続く桜並木はまだまだ見頃だ。
桜以外にも色々な花が朝日に輝いていた。
しだれ桜を後にして小鹿神社の春まつりの準備がおこなわれていた小鹿野の街中を通り抜け、岩殿沢の花桃街道へ。
たらちね観音の赤い橋から水子地蔵尊までの数kmにわたって花桃が地元の人に手によって植えられている。
青空にピンクや白の花が映えて綺麗だなあ。
沢のモミジも赤い花をたくさん咲かせていた。
種になると蜻蛉の羽のように開いてクルクル落ちるんだよね。
観音茶屋周辺は花桃と水仙のコラボでまさに里山って感じ。
そして水子地蔵尊は独特の雰囲気。
山の斜面に数千体はありそうなお地蔵様が祀られている。
良く見ると全国各地から供養されているようで何だか悲しげに赤い風車が風に回っていた。
その後トンネルを抜け、札所31番観音院の駐車場に到着。
駐車場は20台ぐらい駐められそうだ。
さて今まではドライブ、ここからやっと山歩きが始まります。
身支度をして7時半に出発。
まずは石の仁王様で日本一の大きさと言う仁王門を潜る。
石段を上っていくと足元には小さなスミレがたくさん咲いていて頭上のハナモモも綺麗。
本堂に着くと目についたのが聖浄の滝。
水量は無いが岩壁から水が滴となって落ちていた。
境内を囲む岩壁には他にも無数の磨崖仏、新生代の化石地層、岩陰に石仏ある東奥の院など興味深いものも多かった。
一通り見学を終えると彩の国まごころ国体の山岳縦走コースにもなった山道を辿り観音山を目指す。
木段の急登だが道標もあり登山道も良く整備されている。
薄暗い杉と檜の林には蛇の頭のような花がたくさん咲いていた。
そうそう花の名前ってなかなか覚えられないよね。
調べて分かったけど初めはマムシグサかなって思ったけどミミガタテンナンショウかも知れない。
スミレもそうだしツツジも未だに見分けがつかない。
観音山の頂上に咲いていたツツジも他の登山者の方に教わってミツバツツジだと分かったし。
さて話が前後したけど1時間ほどで頂上に到着。
岩場の頂上からは両神山、二子山、城峰山、西秩父の山々が見渡せた。
小休憩をして落葉松峠に向けて尾根を下る。
こちらはダム湖も見える気持ちの良い尾根コースだが観音院からのコースと違って道標無。
だけど踏み跡はしっかりあるし峠に出る手前だけ分かりづらかったがテープがあるので迷うことは無いかな。
落葉松峠からは舗装路を下り合角ダムの西秩父桃湖へ。
すると湖上の大橋の入口に気になる標語が。
「親孝行 それは自分が生きること」
う~ん、エメラルドグリーンのダム湖は綺麗だけどな~。。。。。
そして大橋を渡りトンネルの前に来た。
当初トンネルを歩くのは危ないかなと思い、地図で破線の脇道があったので手前の舗装路を曲がり、そちらを探すが見当たらず結局戻ってトンネルを歩くことに。
少し行くと倉尾ふるさと館があったのでここでトイレ休憩。
休憩していると隣のグランドでは中学生が野球の練習をしていた。
威勢の良い掛け声に野球小僧だった昔を照らし合わせ暫し練習風景を眺めていた。
その後は吉田川の清流沿いを歩く。
清流を覗きこむと川魚が群れを成して泳いでいるのが見え、沢に吹く風が心地よい。
とは言っても今日は初夏のような気温の為、アスファルトの道は暑い暑い。
暫くして毘沙門水に着くと協力金100円を箱に入れて蛇口から水をペットボトルに移してゴクゴクと喉を潤す。
さすが日本百名水、生き返る~。
持ちかえりも忘れずに水筒に。
給水を終えると道端に腰を降ろして休憩。
すると頭上を飛び回っている黄色い鳥(キセキレイかな?)が目に入る。
蛇口の屋根の下に巣があり口に餌(巣の素材?)を咥え、しきりに巣に運んでいる。
外敵に襲われないように人の気配がある場所に巣を作るのかな。
さて車で大きなペットボトルに何本も水を入れる人が増えてきたので牛首峠に向けて出発。
そうそうこの辺には馬上のカタクリと言って有名な群生地があるけど観光協会の方の話では鹿の食害にあい近年全滅したようでパンフレットにも掲載しないそうです。
残念。
牛首峠までは峡谷のような谷間の急登を進む。
青葉が綺麗で足元には山菜も多かった。
牛首峠は岩を真っ二つにした狭い峠道。
ここまで来れば観音院の駐車場まではもう一息。
沢沿いの道を緩やかに下って行く。
12時ちょうど駐車場到着。
だいぶ車も増えていた。
さあここから午後は駆け足で行きますよ~。
まずは近くの赤谷温泉小鹿荘で汗を流す。
露天風呂もあり、のんびり湯に浸かりたいところだけど早々に小鹿野の春まつりを見学するため車で街まで移動。
最初に街の入口の小鹿神社に寄ってみる。
ちょうど黄色い衣装を着た行列が神輿を担ぎ、街の中心に向かって出発していった。
行列が過ぎた後は境内で剣道演武が始まったがちょこっと覗いて街中へ。
街中ではすでに屋台と笠鉾が曳き出されていた。
笠鉾は桜色の紙花がしだれ桜のように飾られ、先頭には華やかな衣装に包まれた女の子達が金棒を持って露払いをしながら進む。
夢鹿蔵の裏手では歌舞伎も上演されていて大勢の人で賑わっていた。
何処かでお昼を食べようと人混みに押されウロウロするが何処も一杯。
露店では味気ないなと思っていたところ合角ダムの名物ダムカレーが頭に浮かぶ。
春まつりももう少し見ていたかったが食欲には勝てず吉田元気村に移動。
15時にレストランは終了との事だったが何とか無事にダムカレーを完食。
お味は食べに行ってみてください(笑い)
帰り道、道路脇にカイドウの郷の旗がなびいていたので土坂峠方面に寄り道。
カイドウ街道と言われているそうで小川川沿いに1000本のカイドウの花が見ごろを迎えていた。
写真を撮っていると地元の人が明日はお祭りがあるから来てねと言われたがさすがに連日来られませんよ。
最後に塚越の米山薬師堂に寄る。
ここは5月4日に塚越の花まつりが開かれる場所。
実を言うと小鹿野の春まつりを調べている時に高校時代に街の薄暗い図書館で借りた一冊の本を思い出した。
埼玉県在住の池原昭治さんの秩父の祭りと言う本。
お祭りと言うと露店が出て神輿を担いで最後に花火がドーンとなって、これしか知らなかったがこの本に出てくる秩父のお祭りの多様性に驚いた。
池原さんはTVの日本昔ばなしの作画を担当していた人だがイラストもほのぼのしていて好きだった。
この本の中で紹介されていた塚越の花まつりは子供たちが集落の花々を摘み、籠に入れ、花を空に撒きながら米山薬師堂に向かう。
そんな風景を一度みたいなと思っていたが忘れていた。
沿道に車を停め米山薬師堂まで歩いたが予想通り周囲は色々な花が一杯咲いている。
薬師堂からは春霞に武甲山も見え、来てよかったなと麓の集落を見下ろした。


今日は朝から好きなことをしているとはいえ良く動いたなあ。
たくさんのツーリングのオートバイと擦れ違ったけどロードスターとかのオープンカーでドライブするにも今日みたいな日は気持ち良いだろうね。

小鹿野町の情報は観光協会が良いですよ
http://www.kanko-ogano.jp/


追記

後日、新しくなった図書館で秩父の祭りの本を借りた。
裏表紙は図書カード入れが当時のまま残されていて懐かしかった。
読み返して小鹿野の春まつりの面白い記述を発見。
小鹿神社はもと諏訪神社で位置を交代して祀られるようになった。
お祭りはこの二社間を屋台や笠鉾が曳行される。
町内によっては成人男性が色彩鮮やかな衣装を身に着け少女と同じ役割を演じる。
これは男が女になって祭りに参加する習俗が秩父にもあった名残でこれは諏訪信仰にはじまる。
もしかしたら映画「君の名は」みたいな物語は昔から全国にあったのかもしれないね。

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