行程・コース
天候
おおむね晴れ(一丁平で雪が舞う)
登山口へのアクセス
電車
その他:
月曜日2/5に降った雪の影響はさほどないと思ったが、念のためチェーンスパイク持参との連絡を受け持って行った。登山口からすでに雪が残っている、結果16㎞の山行中ほとんどが雪山状態でチェーンスパイクなしでは歩ける状態ではなかった。距離の長さと言い、チェーンスパイク装着の歩行と言い良いトレーニングになった。
この登山記録の行程
高尾山口駅(07:55)・・・四辻(08:22)・・・紅葉台分岐・・・草戸峠・・・草戸山(09:48)[休憩 10分]・・・三沢峠・・・西山峠・・・中沢山(12:33)[休憩 15分]・・・中沢峠・・・大洞山(13:18)・・・大垂水峠(13:50)・・・一丁平(14:39)・・・大垂水峠分岐・・・高尾山(15:38)[休憩 15分]・・・高尾山駅・・・高尾山駅・・・金比羅台・・・高尾山口駅(17:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
人気の高い高尾山南麓の山々を巡る山行に参加。2/5に降った雪の影響を大いに被る歩きとなったが、16㎞という長い距離に加えて、チェーンスパイク装着でとても良い訓練になった。そして一人では到底めげるであろうコースを参加されたお仲間と楽しく歩けた。
高尾山口から歩いてすぐ住宅の立ち並ぶところに登山口がある。もうこの時点でチェーンスパイクを装着することになった。そして登って行く所々に降雪による倒木が見られ、歩くのに多少支障が出る。20分ほどで四辻という場所にたどり着く。緩やかなほぼ平坦な道あり、アップがあり登っていると今度はダウンと、飽きない道である。
最初の山、草戸山(364m)までは二時間弱で全コースの6分のⅠしか歩いてないことになる。この草戸山を城山湖方面に外れていくと春にはカタクリの群生が観られる「カタクリの里}があるとのこと。黄色のカタクリもあるらしい。その城山湖を眼下に見ることができる。
約30分で二番目の榎窪山(420m)に着く。ここから歩くこと20分ぐらいあの有名なフクロウのトーテムポールがある。植わったままの木を彫刻したのだからすごいと言わざるを得ないし、このフクロウさんに会えたことで、ほっとして更なるエネルギーをもらった気分になるのだから不思議だ。三番目の泰光寺山(474.5m)、四番目の展望の良い天空のレストランと呼ばれている入沢山(490m)に行く途中に今度は木彫りの龍がいる。巨大な龍が長々といる姿は圧巻だ。辰年の私にはうれしい出会いだ。入沢山では雪がふかふかと積もった木のテーブルの周りでそれぞれにランチをする。名前は特定できないが遠くの山々が良く見渡せる絶景スポットだ。この入沢山の山頂は登山道から少し外れたところに登るところがあるので、注意が必要。元来た道を下り登山道に合流し、更に行くと見晴らし台があり、丹沢山系そして津久井湖が見える。更に行くと、これも少し外れたところを上がって行くと到達する五番目の中沢山(494m)がある。ここでは優しいお顔の観音菩薩像が出迎えてくれる。横から見上げる流線形の姿が美しい。
木で作った長いリュックかけのある六番目のコンピラ山(514m)、そしてセブンサミットで一番高い七番目の大洞山(536m)からは一気に大垂水峠までを下ることになる。こんなに下ってまた一丁平まで登るのは気が滅入ると思った。しかし案外緩やかな傾斜のつづれ道が続いたり広くてゆったりした道があったりで、大変な登りと聞いていたが楽しめた。
一丁平に来てやっとこの行程の最初のトイレだ。そしてなんと雪がぱらついてきてかなりの降りになってきた。しかし幻想的な風景だ。レインウェアを取り出し、最後の高尾山まで歩き始める。ここから結構長い。一時間余りで高尾山頂(599m)に到着。いつものような人だまりはなく、富士山も残念ながら見えず。
南高尾セブンサミットの縦走は夏山への冬場訓練のつもりだったが、それぞれに山の特徴が垣間見えて非常に興味深く楽しい山行だった。違う季節にも面白い経験ができる山だろう。
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