行程・コース
この登山記録の行程
孫太尾根登山口(08:05)・・・丸山(09:08)[休憩 9分]・・・多志田山(10:47)[休憩 5分]・・・藤原岳(11:35)[休憩 5分]・・・避難小屋(12:03)[休憩 27分]・・・八合目(13:11)[休憩 5分]・・・大貝戸登山口(14:29)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
当初9日に予定していた孫太尾根からの藤原岳は、天気がかなり荒れ模様だったので今日15日に変更した。
孫太郎尾根登山口に着くと、平日なのにたくさんの車が駐車しており、何とか車を止める場所を見つけて止める。我々と同じ孫太尾根に咲く花を目当てに登って行く人達だろうか?
出発してすぐに道が二股に分かれ先行者が右を歩いているが、地図と案内表示では左になっているので我々は左の道に進むことにする。次第に傾斜が急になって行くが、このコースはかなり長い尾根道の登りになるのでじっくりと進むことにする。道脇の椿の木には真っ赤な花が咲いている。
1時間余りで丸山に着く。すると、先に登った人たちが(女性が多い)やたら地面に向けてスマホをかざしている。周りにセツブンソウが咲いているとのことで、この花を見たくて孫や尾根を選んだこともあり、セツブンソウを踏まないように注意しながら僕らも写真に取り込むことにする。前もって調べてもいたが、可憐な花である。
十分セツブンソウを堪能して先に進んでいくと、一眼レフを構えた男の方が何かを写しているが、よく見るとセツブンソウとは違う白い小さな花がいくつか咲いていて聞いてみるとセリバオウレンという花だそうで、他にミスミソウという花も....。早速写真に写し忘れないように花の名前をメモに取る。藤原岳ではこのルートでしか見ることが出来ない花だそうで、他に小さな木に咲く黄色の花はオニシバリというそうだ。、いい時期にこのルートを選んで良かった。それに、このカメラを持った方と出会わなければ、セリバオウレン以外の花には気付かなかったと思う。お礼を言って別れる。
さあ、多志田山に向かって頑張ろう。木々の間から見える藤原岳の山頂付近には、けっこう雪が残っている。多志田山に近づくにつれところどころに雪も現れ、登山道が雪解けでぬがいかるんでいるところが出てくる。やっと多志田山に着くとかなり雪が残っている。ここから山頂までの登りがかなり大変だったのを思い出す。
しばらく登ると急斜面の登りになるが、トレースがはっきりしない。先にの登っていた年配のお姉さまたちが、福寿草が見当たらないな~と探しながら登っている。その中の小ぶりなお姉さまは、かなり馬力があるようであっちを登りこっちに移りと花を探しながら登っているが、石を落とすこともあり下から登っている人達を考えて登ってほしいもんだ。
急斜面の中ほどまで登ると、福寿草の花が現れてくる。藤原岳は入道ヶ岳に比べ咲くのが遅いようだ。セツブンソウの集団もある。
ここの斜面は歩きにくいところが多く左の岩の急斜面に移るが、左側が落ち込んでいるようでかなり高度感もあり怖い思いをしながらはいつくばって登る。心臓が持つだろうか?途中で一息入れ振り返ると、今まで登ってきた孫太尾根や鈴鹿山脈の連なりが目に飛び込んでくる。それにしても最後の登りは老体に堪える。
やっと怖い急な岩場を乗り越えると、山頂まではなだらかな道になるが、山頂付近に多く残っている雪を踏みながら山頂へ。天気も良く視界も良い。山頂の眺めを楽しみ山小屋に向かうが、地面が現れている道はドロドロで雪のある所を選んで小屋へ向かう。
小屋で昼食をとり大貝戸への下山にかかる。雪解けによる泥道や濡れた石に滑らないよう注意しながら足を置いて下る。登山道脇の雪が融けたところに福寿草が咲いている。こちら側の福寿草はまだ少ないようだ。八合目で一息入れ大貝口を目指して下って行くが、この下りも飽きが来るほど長く感じる。やっと二合目まで下ってきたが、ここには地蔵さんが立っている。前からあったのだろうがあまり覚えていない。ここまで来るとあと少し。
やっと大貝戸登山口に到着、足が棒のようになっている、いやはや堪えた登山だった。
フォトギャラリー:34枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
みんなのコメント