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黒伏山・白森・福禄山2016

黒伏山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

黒伏高原登山口(7:34)・・【休15分】・・福録山(9:59)・・銭山(10:37)・・白森山(11:11)【昼食35分】・・黒伏山(12:30)・・南壁の頭【休20分】・・遅沢分岐(13:20)・・【休10分】・・黒伏高原登山口(14:27)

コース

総距離
約11.1km
累積標高差
上り約1,175m
下り約1,175m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 今年の紅葉は遅いと聞くが、それでも1400mまで下りてきているらしい。紅葉の見頃はわずか1週間で、それを過ぎるとたちまち茶色に変色してしまう。標高や山域によって見頃が異なるため、山選びは難しさを増す。
 天気予報では10月16日は、東北全域が好天というので、標高が千数百メートルの山で自宅からあまり遠くない山を探した。選んだのが黒伏山である。南の岸壁は東北最大で、その偉容を久しぶりに見たい。爽快な尾根道歩きも楽しみである。
 黒伏高原スキー場に着いたのは7時前だったが、ここから車で林道を走って柳沢小屋まで行ってみた。小屋の周辺には十台ほどの車が止まっていた。ここから船形山に登る人たちだろう。小屋の周辺を周り、車に戻って黒伏高原スキー場に引き返す。朝日を浴びた黒伏山が凛々しい。
 黒伏高原登山口を出発したのは7時34分。先行した登山者二組の姿が目に入った。
 仮設の橋を渡り、渡渉して柴倉山コースの急登に取り付く。紅葉には早いが、朝日を浴びた木々が美しい。急な登りを40分程しのぐと、展望の良い場所に飛び出る。スキー場が見える。ここを過ぎて再びブナの林に入り、また急な登りに汗を絞られる。途中でフリースを脱ぎ、水分を補給した。
 1110mのピークから鞍部に下り、ブナの美林を楽しみながらアップダウンを繰り返し、山腹を巻きながら福録山への登りに入る。この手前に柴倉山への分岐点があったらしいが、見落としてしまった。
 福録山へは9時59分に着く。8年前に登ったときよりも20分ほど遅い。好天に恵まれ、写真を多く撮ったのが影響しているようだ。先行したペアはここで休んでいたが、休まずに銭山を目指す。尾根道は低い灌木が両脇を覆っている。すでに紅葉が始まり、色彩が見事だ。
 銭山には10時37分に着く。山頂手前で来た道を振り返る。柴倉山の偉容や船を裏返しにした山容の船形山を目にし、思わず「おお」と声を漏らした。銭山も休まず通過し、白森山に向かう。相変わらず素晴らしい天気で、最高の尾根道歩きである。紅葉と展望を楽しみ、白森山には11時11分に着く。ここで昼食を摂った。
 白森山山頂は展望が素晴らしい。船形山から柴倉山はもちろん、遠くに栗駒山から焼石岳、神室連峰を見る。神室山や小又山、火打岳がくっきりと見える。鳥海山や月山、朝日連峰が雲海の上に浮かんでいる。南には面白山や蔵王連峰を間近に見る。近くには沢渡黒伏が急峻な山容を見せている。放心したように、その眺めを楽しんだ。
 十分に休んで、黒伏山に向かったのが11時46分である。急な下りから鞍部を行き、ブナの林を歩いて、12時30分に黒伏山山頂に着く。山頂は眺望がないので、そのまま南壁の頭に向かう。ここは切り立った断崖で、黒伏高原スキー場を眼下に見る。高度感があり、怖さを感じる道だが、先端まで行って引き返した。
 戻って急な下りに入る。転げ落ちるような感覚だが、慎重に下れば、それほどの危険は感じない。たちまちのうちに高度を下げ、遅沢林道の分岐点には13時20分に着いた。ここを左に進んで、カラマツの林に入り、時々見える黒伏山南峰に目をやりながら、山麓の巻き道を進む。この巻き道が長い。カラマツ林から岩の多い場所に出て、ここで休憩を取った。ここからはブナの林やカラマツの林を通り抜け、多少のアップダウンを越えると、朝に出発した沢に当る。吊り橋を渡って黒伏高原登山口に戻ったのは14時27分だった。

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登った山

黒伏山

黒伏山

1,227m

白森

白森

1,263m

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歩行時間
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難易度
★★
コース定数
28
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